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イントロからハイになれる!高速ジャズサンバ傑作集

ジャズの即興と、サンバのリズムが見事に融合したブラジルの60年代半ばの音楽ムーブメント、ジャズサンバ。50年代の終わりにボサノヴァが誕生してから、フュージョンやロックに時代が流されるまでの僅かな間に生まれた、疾走感あふれる数々の名曲・名演を集めました。

更新日: 2014年09月21日

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ジャズサンバとは

今からおよそ半世紀前のブラジル音楽シーンにおいて突如として流行した、ちょっと風変わりなモダン・ジャズ・ムーヴメント

古い歴史の音楽ですが、そのオシャレすぎるサウンドから未だに根強い人気があるジャンルです。

アメリカのハードバップの影響を大きく受けたブラジル人アーティストによる独特のアレンジで、圧倒されるようなサンバのグルーブとジャズのインプロビゼーションをうまく融合させた音楽

サンバのリズムでジャズを演ったらこうなった。魅惑の高速チューンがいっぱい!

ドラムのハイハットやライドシンバル、そしてリムショットから生み出されるグルーブ感と、緻密かつ豪快なアレンジが特徴

ブラジルという独特の音楽的感性を持つ土地に、アメリカ生まれのジャズは見事に飲み込まれました。

60年代とともに生まれ、そして終わった

50年代の終わり、ボサノヴァの台頭とともに出現し、60年代のフュージョンやロックの出現によりムーブメントとしては過ぎ去りました。この短い間に、数々の名盤が生まれています。

自信を持ってオススメする超名曲・名演。

オススメ度:★★★★★
アルゼンチンへの演奏旅行の際、当時の同国の軍事政権に反体制分子の疑いをかけられ処刑されてしまったとされる、謎多き伝説的ピアニスト、テノーリオ・ジュニオールの作品。

オススメ度:★★★★☆
クラブシーンでも絶大な人気を誇る名曲。テノーリオ・ジュニオールはこの後紹介するいくつかのグループにも参加している、ジャズサンバ・ムーブメントのキーマンです。

オススメ度:★★★★☆
ブラジルの名ピアニスト、セザール・カマルゴ・マリアーノが率いたジャズサンバ・トリオ、サンバランソ・トリオの名曲。ドラムはチック・コリアのバンドでの活動も有名なアイルト・モレイラ。

オススメ度:★★★★★
冒頭のベースのアルコ(弓弾き)から、なだれ込むようにグルーヴするイントロへ。盲目のピアニストのマンフレッド・フェスト率いるバンド。

オススメ度:★★★★☆
ボッサ・トレスの活動で有名なドラマー、エヂソン・マシャードのリーダー作。ビッグバンドサウンドがかっこいい。ピアノはテノーリオ・ジュニオール。

オススメ度:★★★★★
エヂソン・マシャード(dr)、ドン・サルヴァドール(p)、セルヒオ・バホーゾ(b)、まさにジャズ・ボサ黄金期を支えた鉄壁の3人からなるハード・ジャズ・ボサ・トリオ。

オススメ度:★★★★☆
黒人ピアニスト、ドン・サルヴァドールによる名盤「Don Salvador Trio」より。既存の曲をどうアレンジするかに重点を置いていた同ムーブメントの中において、レパートリーの大半が自作曲という拘りぶりだった。

オススメ度:★★★☆☆
ブラジルを代表するピアニストの一人、ルイス・カルロス・ヴィーニャス率いるジャズサンバを象徴するグループ。ベースにセバスチアン・ネト、ドラムスにエヂソン・マシャードという鉄壁の布陣。

オススメ度:★★★☆☆
ジャズサンバのドラム奏法を発明したといわれる男、ミルトン・バナナ。彼はボサノヴァをアメリカや世界に知らしめた超重要アルバム「ゲッツ/ジルベルト」にも参加している。

オススメ度:★★★☆☆
トリオ・カマラはブラジルの軍事政権から亡命したミュージシャン達により、フランスで結成されたバンド。

オススメ度:★★★★★
パリ・パーカッション・アンサンブルというグループを率いていたパーカッショニスト、ヴィンセント・ジェミニアーニによるフランス発ジャズサンバ。男女のスキャット、ピアノやフルートの自由奔放な演奏が最高の一曲。

オススメ度:★★★★★
フランスで活躍したアレックス・ボナヴィタ率いるトリオ・ボナヴィタ。これはエドゥ・ロボの名曲の演奏。

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