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【知ってた?】世界各国の国旗の由来・成り立ちが面白い

普段なんとなく見ている国旗ですが、それぞれに深い歴史や意味合いがあります。世界各国の国旗の由来・成り立ちをまとめてみました。

更新日: 2013年03月26日

lifezeroさん

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北アメリカ

「星条旗(Stars and Stripes)」の名で広く知られる。
縞模様は独立当時の13の入植地を表し、星は現在の州を表している。

独立戦争時に、フィラデルフィアでベツィー・ロスという女性が裁縫したものが始まりだとされる。

カエデを中央に配した赤と白の二色旗。「カエデ旗・メープルリーフ旗 (The Maple Leaf Flag)」とも呼ばれる。ちなみに、カエデの種類はサトウカエデ(シュガーメープル)。

左右の赤は大西洋と太平洋を表し、中央の白い部分は国土と国の発展を意味している。

ヨーロッパ

通称「トリコロール(Tricolore、三色の意)」と呼ばれ、世界で最も有名な国旗の一つ。青・白・赤の三色は、フランス革命時にスローガンとして掲げられた「自由・平等・博愛」を象徴する。

赤と青は1789年7月15日、国民軍司令官ラファイエットのフランス革命軍が帽子に付けた帽章の色に由来するが、その色を選んだ理由は「パリ市の色だから」など諸説ある。白についてはブルボン朝の象徴である白百合に由来するという説が有力だが、「ジャンヌダルクの旗に由来する」とも「オランダの三色旗の影響」とも言われる。

国旗の色はそれぞれ青=矢車草(矢車菊)、白=マーガレット、赤=ヒナゲシの花で表現される。

「血と金の旗」と呼ばれ、赤、黄、赤に並んだ横三色の中央・旗竿寄りに国章をあしらう。民間では通常、国章のないものを使用する。

黄は帝国・豊かな国土、赤は国を守るために流れた血の象徴とされる。また、カスティーリャ・アラゴン・ナバラの各王国の紋章で主に使われていた色だからともいわれる。

国章は、古いイベリア半島の5つの王国の紋章とヘラクレスの柱の組み合わせたものである。柱に巻き付いた帯にはラテン語で「PLUS ULTRA(PLVS VLTRA;「より彼方へ」)」と記されている。新大陸発見以前は「Non Plus Ultra(ここは世界の果てである)」と記されていた。

この旗の配色は16世紀後半、スペイン支配からの独立戦争の先頭に立ったオランイェ(オレンジ)公ウィレム(ウィリアム)I世の紋章の色に由来するといわれる。世界最初の三色旗(トリコロール)といわれ、様々な国旗に影響を与えた。

オランダ国歌において、「赤は多くの戦いにのぞんだ国民の勇気を、白は神の永遠の祝福を待つ信仰心を、青は祖国への忠誠心をあらわす」と謳われている。

英国の国旗「ユニオン・フラッグ」は一般に「ユニオン・ジャック」として知られているが、鑑艇の船首旗竿(jack-staff)として掲げられたことから、このように呼ばれるようになった。ジャックとは海事用語で「船の国籍を示す旗」を意味する。

ユニオン・フラッグは1人の君主の統治下における3か国(スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)の紋章を象徴している。

近年、ウェールズのシンボルである「赤い竜」の意匠も取り入れるべきとの主張が一部でなされているが、他国への影響、デザイン上の整合性などの理由により実現していない。

青が空を、赤は炉の火を表すとされ、冠は国民・国家・誠実が一体であることを表していると説明されている。

色の起源は、1719年に当時の皇太子の部下が青・赤の制服を考案したことに由来との説もある。

青・白地の水平二色の中央に国章をあしらう。

サンマリノの国章は、世界最古の共和国としての自由と独立を表している。紋章を囲むオークの枝は「安定」、月桂樹の枝は「自由」、王冠は「主権」をそれぞれ象徴する。

モットーには"LIBERTAS"(ラテン語で「自由」の意)と書かれ、サン・マリノの初期の歴史において自由を奪われた政争の犠牲者と、大国に囲まれながら独立を維持した歴史にちなむものであると考えられる。

通称「イタリア三色旗(Tricolore italiano)」。ナポレオン率いるフランス軍がイタリアに侵攻した際、イタリア諸国の統一旗としてフランス国旗に対抗して使用されたのが始まりとされる。

当時のイタリア市民軍の制服には緑のマントに赤い紐の飾りがつき、チョッキとズボンは白で、帽子に白緑赤の羽飾りがついていた。緑・白・赤はこれに由来するとされる。赤と白はミラノの旗に由来するという説もある。

現在では、緑は国土、白はアルプスの雪・正義・平和、赤は愛国者の赤い血を象徴するとされる。またフランス国旗由来であるため、緑は自由(フランス国旗では青)、白は平等、赤は友愛(博愛)を表すとも説明される。

スイス建国のもととなった原三州のひとつシュヴィーツ州の旗をもとに作られた。1889年に制定。

赤の地色は神聖ローマ帝国の主権と力、もしくは戦う戦場の「血の色」を象徴し、白十字はキリスト教精神を示すとされる。「赤地の盾に聖なる白い十字を表し・・・・」という1339年の記録が残っている。

アルバニアの国旗は、赤地に黒の双頭の鷲を中央に描いた旗。
この国旗のデザインは、15世紀にオスマン帝国の支配に抵抗し、一時的に独立を勝ち取った中世アルバニアの英雄、スカンデルベクが考案したもの。

現在では、双頭はアジアと西洋の分岐点に位置することを表していると説明される。

上から順に黒・赤・金の三色で構成される。この色は1813年の対ナポレオン戦争時のルートヴィヒ・アドルフ・ヴィルヘルム・リュッツオウが率いる義勇軍の軍服である黒地に赤い肩章、金のボタンをシンボルカラーにしたのが由来といわれている。また、神聖ローマ帝国の紋章(金地に赤のくちばしとつめをもった黒い鷲)に由来するともいわれる。

黒は勤勉、赤は情熱、金は名誉をあらわしている。

黄と白の縦二色旗であり、旗尾側の白地中央に、国章に近い紋章をあしらう。長方形ではなく正方形。紋章には金と銀の鍵、および王冠がデザインされている。

黄と白は、法王庁の衛兵の帽子の色に由来する。鍵は聖書の一節に由来し、「ペテロの鍵」と呼ばれる。法王の冠の3つの輪は現世、天国、地獄を表している。

白、青、赤の横三色旗。この三色は汎スラブ色として、多くのスラブ系諸国で用いられている。

この三色がロシアの象徴として用いられるようになった由来には諸説ある。
・モスクワ大公国の紋章に描かれている聖ゲオルギウスの青いケープ、白馬、赤い地面で竜を退治している姿から来ているという説。
・白は神、青は皇帝、赤は人を象徴するという説。
・白は高貴と率直の白ロシア(ベラルーシ)人を、青は名誉と純潔性の小ロシア(ウクライナ)人を、赤は愛と勇気の大ロシア(ロシア)人を表わすという説。

赤と緑の2色をベースに、左側に装飾文様をあしらう。

赤はベラルーシの歴史を示している。すなわち、グルンヴァリトの戦いを戦ったベラルーシ軍が使用した赤や、第二次世界大戦中にナチス・ドイツ軍と戦ったベラルーシ赤軍の赤である。緑はベラルーシの明るい未来と国土の深い森林を表す。

旗竿側の装飾文様は1917年にデザインされたもので、同国の伝統的な織物に使用される文様である。

北欧

白地に青のスカンディナヴィアクロスを描いたもので、1918年に制定された。白は雪、青は湖と空を象徴するとされる。

「スカンジナビア(ノルディック)クロス」とはホイスト側寄り(旗竿側・左寄り)の十字模様で、北欧諸国の国旗に多く用いられる。1397年、デンマーク・ノルウェー・スウェーデンによって北欧同盟としてのカルマー連合(The Kalmar Union)が締結され、その時初めてスカンジナビアクロスが掲揚された。

赤地に白のスカンジナビアクロスを描いたもので、「ダンネブロ (Dannebrog)」 と呼ばれる。ダンネブロとはデーン人の布・赤い布の意味。

ある伝説によると、1219年6月15日にヴァルデマー2世率いるデンマーク軍がエストニア軍とリュンダニとの宗教戦争に陥った際、ダンネブロが空から降ってきて、それまで苦戦していた戦いを形勢逆転して勝利したとか。

この旗は北欧諸国でよく使われる、「スカンジナビアクロス」の基ともなった。オーストリアの国旗やスコットランドの国旗と並んで、現在も使用されている独立国の国旗の中で最古のものといわれる。

中東

1891年にデザインされ、1897年の第1回シオニスト会議でシオニスト運動の旗として採択。第二次世界大戦中のユダヤ義勇軍の軍旗として使用され、1948年10月28日に国旗として正式に制定された。

中央の六芒星はユダヤ教、あるいはユダヤ民族を象徴する「ダビデの星」。上下の帯はユダヤ教の男性が礼拝の際に用いるタリットと呼ばれる肩掛けの帯を表している。

「六芒星旗」とも呼ばれる。

赤地に白の新月(三日月)と五芒星を配した旗。「新月旗」及び「月星章旗」と呼ばれる。

この三日月と星のシンボルは、その後オスマン帝国の旧領土、イスラム教またはトルコに関連する国の国旗などで多く見られ、アラブ・イスラム諸国に大きな影響を与えた。現在、この三日月と星の組み合わせはイスラム教のシンボルとされるが、小アジアではイスラム教の普及以前から使用されていた。

この国旗のデザインについては様々な伝説があるが、その一つとして、「1448年のコソボの戦いで流されたおびただしい血の海に、三日月と水星が映って見え、それを皇帝が国旗とした」というものがある。

上から緑、白、赤の3色の横帯から成り、中央にイランの国章が描かれている。1980年7月29日に制定された。

緑色はイスラム教を、白色は平和を、赤色は勇敢さを象徴している。

白帯の上下には、「アッラーフ、アクバル」のフレーズが上に11、下に11、計22個書かれている。22の数字は、イラン暦の11月22日にイラン・イスラム革命が帝政を打倒したことから選ばれた。

赤は戦争の悲惨さを、白は寛容な心を、黒はイスラム教の指導者カリフを表している。

中心のアラビア語の意味は、「神は偉大なり」。

赤は勇気と犠牲を、白は純潔と平和を表している。
中央には、高潔さと不滅を表徴するレバノン杉があしらわれている。

緑地に、白抜きで聖句と剣を描いたデザイン。

緑の地はイスラム教を表す。聖句は「アッラーフ(アラー、神)の他に神はなし。ムハンマドはアッラーフの使徒である(アラビア語:لا إله إلا الله محمد رسول الله)」というシャハーダ(信仰告白)である。聖句の下の剣は、メッカおよびイブン=サウードの勝利を表している。

NIS諸国

青地はこの地域のテュルク系諸民族を示し、その諸民族の間では青地は宗教上特別な意味である神の存在を意味するが、現在ではカザフスタンの広い空と自由を象徴しているとされる。

左側に縦に入った紋様は、同国伝統のアラベスク文様である。

右側には太陽と、その下に翼を広げて飛ぶワシの意匠をあしらう。この鷲は、青地に鷲の旗の下この地方を支配したチンギス・ハーンの帝国を示し、カザフスタンの人々の誇りを表している。

現在の国旗は、1991年のソ連解体に伴って独立したときに制定された。

空色の帯は、青天と純水の象徴であり、トルコ系民族の伝統色。白色は、平和と純粋さの象徴。下の緑色は、実り豊かな農業の象徴である。各色の間には赤色の細い帯が走り、生命力、独立と主権を守る決意を象徴している。

空色には、晴天を象徴する三日月と12個の星が描かれている。三日月は独立した共和国のシンボルで、イスラムとウズベク人の伝統に基づいている。12個の星が選ばれたのは、12という数字が完全性の象徴であることと、太陽暦や十二宮などかつての高度な天文文化にちなんでいるともいわれる。また、国を構成する12州を表している。

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lifezeroさん

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