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日本国内で四番目の氷河の可能性「剱岳の池ノ谷右俣雪渓」

剱岳周辺の小窓雪渓と三ノ窓雪渓、雄山東側斜面の御前沢雪渓に次ぐ日本国内4番目となる可能性がある池ノ谷右俣雪渓

更新日: 2013年03月30日

osagasiさん

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● 氷河の定義 ●

「氷河」の定義にはさまざまな解釈があるが、
 多くの雪氷学者が「降雪からできた雪と氷の大きな塊で、
 陸上にあって流動するもの」としている。

大量の雪が積もり、その重みで圧縮され、下の方から次第に氷となっていく。
(この氷が巨大化したものを「氷体」と呼ぶ。)
そして、氷体が自然の重力で動き出すと「氷河」となる。

● 氷体の移動を調査する方法 ●

調査は、氷体の上にある雪が最も少なくなる時期に合わせて行い、
氷体が動いているのを確認して氷河であることを証明する。

8月末に氷体に達するように雪渓中央部に差し込んでおいた
長さ約3メートルのポール15本が、約1カ月間でどれだけ動いた
かを9月下旬に高精度のGPS(衛星利用測位システム)で調べる。

● 今回、氷河の可能性が高いとされた雪渓(せっけい) ●

出典webun.jp

遭難者捜索のため、谷の端にある岩壁と
雪のすき間「シュルンド」に入ったこともある
登山歴50年以上で元山岳ガイドの山岳カメラマン
「佐伯郁夫さん(77)」は「30メートルほどの
深さだった」と語った。

氷体は剣岳西側の斜面にある「池ノ谷右俣雪渓」で見つかり、
 全長約200m、幅は最大で約50m、厚さは最大で約40m。

立山カルデラ砂防博物館の飯田肇学芸課長と福井幸太郎学芸員らが
 昨年9~10月、全地球測位システム(GPS)などを
 使って調査したところ、月11~15センチのペースで
 動いていたことが分かった。

● 2012年4月に氷河と認定された国内3ヶ所の雪渓(せっけい) ●

衛星利用測位システム(GPS)等で三つの雪渓を
 調査したところ、最も規模の大きい三ノ窓雪渓の
 氷体(長さ1200m、厚さ30m以上)が約30日間で
 31センチ移動。

立山カルデラ砂防博物館(立山町芦峅寺)が2011年9月~10月にGPSなどを使用し
三つの雪渓を調査したところ氷体が移動していることが分かった。

データは雪氷学会が検証し、2012年4月1日に氷河と確定した。

立山カルデラ砂防博物館(立山町芦峅寺)が調査し結果をまとめた論文を日本雪氷学会に提出し、
専門家2人が観測データを検証。その結果、論文の信ぴょう性が認められ、
正式な学術論文として学会誌「雪氷」5月号への掲載が決まった。

剱岳(つるぎだけ:標高2999m)の
北東にある三ノ窓雪渓

剱岳(つるぎだけ:標高2999m)の
北東にある小窓雪渓

出典webun.jp

小窓雪渓の氷体 
(長さ900m、厚さ20~30m)は
約30日間で32センチ動いていた。

2009年9月 立山の雄山(3003m)の東面、
御前沢(ごぜんざわ)雪渓で、「長さ700m、
幅200m、厚さ30m」に達する日本最大級の
氷体がアイスレーダ探査により発見されました。

●アイスレーダとは、
 電波で氷の内部をスキャンする機材

● なぜ、富士山や北海道で氷河が発見されないのか? ●

立山連峰は冬の降雪量が圧倒的に多く
夏の気温も低いため、氷河形成の条件が整っている

日本で最も気温が低い場所は富士山頂ですが、富士山頂は降雪量が足りない。
そして、北海道は2500mを超えるような高い山がなく、降雪量も多くないので
氷河形成の条件を満たしていない。

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