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フィギュアスケートの重要ポイント『振付』に注目。有名振付師46人一挙ご紹介!

スポーツでありながら『音楽表現』を必要とされるフィギュアスケート。この希有な競技においては、振付師の存在も大きな鍵になってきます。日本や各国の有力の選手がどの振付師に依頼するかは大きな注目どころとなっています。

更新日: 2017年12月16日

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Takumax0324さん

【更新履歴】
2016.01.26:ルディ・ガリンドさん追加。
2016.01.09:マリーフランス・デュブレイユさん、チャーリー・ホワイトさん、鈴木明子さん追加。
2015.09.16:ピーター・チェルニシェフさん、アッラ・カプラノワさんを追加。
2014.10.29:本郷裕子さんを追加。
2014.08.22:ロビン・カズンズ、トーラー・クランストンを追加。再生不可の動画を、再生可能のものに差し替えました。

フィギュアスケートにおいては、選手の実力と共にプログラムの【振付師】の存在も、実はとっても大きく結果に影響しています。

五輪などでフィギュアスケートを見て、このスポーツでは「振付師」という職業がずいぶん大きな役割を果たしている…。そんなことに気づかれた方も多いのではないだろうか。

チアリーダー!選手の活躍を応援し、支える存在であるということでしょうか。

選手がどの振付師に依頼するかも大注目ポイントです。

■世界各国の振付師の特徴を代表作と共に一挙ご紹介!

今やフィギュアスケートのコリオグラファー界では最大勢力のカナダ。新旧有名振付師を多数輩出しています。新採点システム(現在の採点法)になって以後、より点数のとれるプログラムを求め世界トップクラスの選手がカナダの振付師を訪ねています。

出典ameblo.jp

フィギュア界で最も影響力のある振付師の一人といえるでしょう。演技の繋ぎ(トランジション)を巧みに組み込んだプログラムが特徴で、彼女のプログラムは点数が出やすいといってもいい程、新採点システムに即した振付が武器に活躍中。

しかしながら6.0満点採点システムの頃からも名作を数多く生み出しています。数え切れない程の世界のトップ選手が彼女のプログラムで滑っています。

これだけの数のスケーターと仕事をしていても、作り上げるプログラムがすべて違う味わいを放っているのがローリーの凄さだ。(略)どれをとっても選手の良さを最大限に引き出し、そして他の作品とは重ならない名作ぞろいなのだ。

ミシェル・クワンを初の世界女王に輝かせた名作「サロメ」。と同時にローリー・ニコル自身を一躍世界の名だたる振付師と押し上げたのがこのプログラム。それまで技術はありながらも『あどけなさ』から芸術点が伸び悩んでいた15歳のクワンでしたが、この官能的なプログラムを若さ溢れるスピード感をもって滑りきり、ディフェンディングチャンピオンの陳露とのノーミス対決を制して見事世界女王になりました。クワン×ローリーではこの後も数多くの名作を生み出しました。

カナダのローリー・ニコルがミシェル・クワンの「サロメ」を振り付けて、少女みたいだったクワンがガラッと印象の違う演技をして世にインパクトを与えたんです。それが「振付師」という専門の職業が広まった先駆けになりました

浅田真央×ローリー2年目のコラボとなったのがこの『ノクターン』。前年では『くるみ割り人形』でキュートな演技を見せましたが、1年経て浅田真央の可愛らしさを無理に壊さずに、更に上質な美しさを兼ねそなえた名プログラムを作ってくれました。「たくさん練習した」というステップでは飛躍的な成長があったと思います。これ以降も浅田選手は、ローリーニコル振付の名プログラムを数多く披露しました。

ローリーニコルの名作の一つ『オペラ座の怪人』ですが、このプログラムは2シーズン滑っています。前年のオリンピックシーズンはチャンのジャンプが不安定なこともあり満足な演技が少なかったですが、翌2010-2011はチャン自身も4回転をマスターし、カナダ選手権、世界選手権ではフィギュア史に残るような演技を披露しました。チャンのスケーティングスキルとローリーのプログラムの組み合わせは鉄板と言えるほど成功の方程式といった感じでしたが、方向性の違い等もあり2011-2012シーズンをもって一時決別してしまいました。

浅田真央にとって集大成の2013-2014のシーズン、再びこの『ノクターン』の曲を選択しました。天才少女として鳴り物入りのシニアデビューシーズンにみせた天真爛漫な『ノクターン』から7年を経て、彼女自身の類まれなる努力によって沢山の苦難を乗り越え、言葉ではいい表せない程の美しいこのプログラムが完成しました。ジャンプ、スピン、ステップ、スケーティング全てが超極上。本大会では女子SP世界記録更新の金字塔も打ち立てました。この先ずっと記録にも記憶にも残り続けるであろう素晴らしいプログラムです。

ローリー・ニコルと双璧をなすカナダの人気振付師のウィルソン。選手のウイークポイントを隠して長所を引き出すことに非常に長けた素晴らしい振付師だと思います。印象的なムーブメントを音楽の盛り上がりにうまくいれてくるのが特徴。日本勢も数多くの選手も彼の名作を滑っています。あくまでも印象ですがクラシック音楽より映画音楽やモダン音楽での振付の方が得意としているような感じがします。

スケーターのキャラクターをよく理解し、たとえば金妍兒なら金妍兒、ジェフリー・バトルならジェフリー・バトルの、ほんとうにいいところを引き出し、観客にもジャッジにもため息をつかせるようなプログラムを見せてくれる。

バトルが悲願の世界王者になった2008年もSP、FS共にウィルソンの振付でした。2006年トリノオリンピック銅メダルのプログラムもウィルソンによるもの。バトルの競技人生はほぼウィルソンと共に歩んだものといってもいいと思います。ジャンプはあまり強くなく、6.0満点方式の採点法では上位に上がれなかったバトルですが、ウィルソンと長いタッグの中で独創的な素晴らしいプログラムを創り上げたからこそ、世界王者、五輪メダリストという素晴らしい実績を収めるに至ったと思います。

デュブレイユ&ローゾンにとって世界トップへ飛躍の足がかりとなったプログラムがこの『ある日どこかで』です。ウィルソンによって彼らの個性を最大限に活かし、アイスダンスでなければ表現できないような美しいプログラムが出来上がりました。また映画音楽を振付させたら一級品のウィルソンの真骨頂とも言えるような作品でした。彼らはこれまで世界選手権7位が最高でしたが、このプログラムを得たトリノ五輪シーズンは、GPシリーズ2連勝、世界選手権でも初の銀メダルの大躍進を遂げました。

勝負のソチ五輪シーズン、様々な想いをもって再び『ロミオ&ジュリエット』の曲をフリースケーティングに選びました。ウィルソン振付は2シーズン目となり、よりプログラムがフィットしてきたように思われます。2種類の4回転、後半2本の3アクセル等、超高難度のジャンプ構成を組んでいますが、随所にウィルソンならではの印象的な美しい振付がアクセントとなりジャンプ偏重に感じられない良いプログラムとなっています。このプログラムで五輪、世界選手権、GPF、全日本の4大会を制する快挙を成し遂げました。

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