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「最強の蟻」にして「最強の昆虫」パラポネラってどんな虫?? [テラフォーマーズ]

テラフォーマーズを読んでいて気になった、パラポネラ(Paraponera)について調べてみました。パラポネラ以前にテラフォーマーズがわからないひとは、いま話題の漫画ですので是非検索してみてください。

更新日: 2013年04月02日

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この記事は私がまとめました

yakan003さん

■テラフォーマーズのドナテロ・K・デイヴスさんの手術ベースは・・・

テラフォーマーズ内の登場人物であるドナテロ・K・デイヴスさんの手術ベースとなっている昆虫は、

な なんと!!

「最強の蟻」にして「最強の昆虫」と謳われる

パラポネラ!!

・・・・てなに??
そんなこといきなり言われても・・・

てなわけで、パナポネラってなんなん?
ということをチマチマ調べてみました。

■パラポネラとは・・・

左写真のように、一見すると普通の蟻です。
ふつうの蟻っぽいですが、刺します・・・。

その名もサシハリアリ(日本語)というそうです。
ナンベイオオアリとも呼ばれるそうです。

サシハリアリ (Paraponera clavata) はアリの一種である。ニカラグアからパラグアイまでの、湿潤な低地多雨林に生息する。刺された時に24時間痛みが続くことから、現地では“Hormiga Veinticuatro”(24時間のアリ)という名を持つ。また、英語では“lesser giant hunting ant”と呼ばれる。

■大きさは?

左側の茶色のアリがオーストラリア最大のブルドックアリ。
右側の黒いアリがパラポネラ。
どちらも体長約2.5cm程度とのことですが、日本に分布する最大のアリであるクロオオアリ(普通のアリ)は約1cm程度とのことですから、相当でかくてヤバそうです・・・。

ちなみにパラポネラの方は女王アリと働きアリの大きさにあまり差がないようです。クロオオアリはどうなんでしょうね??

働きアリは18–30 mm、赤黒く頑強である。肉食性であり、他の原始的なアリと同じくカーストによる多型を示さない。女王アリは働きアリと比べそれほど大きくない。

□参考までに・・・ほかのアリさんの大きさ

日本でおなじみのクロオオアリ。
体長は約1cm。
これの約2倍っすか・・・パラポネラ。

世界最大のアリ
ディノポネラ(Dinoponera)
パラポネラよりも大きい。

ディノポネラ。
世界最大のアリさんだそうです。

■針ってどこにあるの?

アリの針はお尻にあるようです。
余談ですが、日本にも毒針をもつアリがいるそうです。
例)オオハリアリ・・・などなど

■刺されるとどうなるの?

かなり痛いらしい・・・。
かなり痛いので、刺される前に逃げましょう。
注)画像はイメージです。

体長は25-30 mmでハリアリの中では世界最大。原始的なアリで集団生活はするが、体が大きいので狩りは単独で行う。狩りをする際は口で相手を押さえつけ、尻尾の毒針を刺して殺す。この神経毒は人間を殺害する能力はないが、スズメバチ並の毒を持ち、焼けるような激痛が全身に走る。

"Schmidt Sting Pain Index"と呼ばれる、刺されたときの痛みの指標では、どんなハチに刺されてもこれ以上の痛みはないとされるほど恐ろしい激痛らしく、焼けるような痛み、震えるような痛み、全ての痛みが同時にやってくるようで、しかもそれが24時間続くのです。そしてその攻撃の前には金切り声をあげるのです。

■以下、実際に刺された方の感想です。

パラポネラは今まで刺されてきたアリとは、まったく違う痛みでした。
毒のあるアリに刺された場合、多くは鋭く、チクっと短時間の痛みなのに対して、パラポネラの痛みは重く、ズギっと長時間続く痛みで、ムカデやスズメバチに似た痛みでした。
強い痛みは3時間ほど続きましたが、マレーシアでスズメバチに刺されたときは一晩中眠れなかったので、ムカデよりも強く、スズメバチよりも弱い、といった感じでしょうか。

私のほうが手ひどく刺されたので、症状は彼ほど甘くはなかった。ベッコウバチと同等、小型のスズメバチ程度。でも毒は強力で、リンパ腺が痛んだのは初めて。ガイドに聞くところによると、パラポネラに刺された場合の共通の症状らしい。

俺はジャングルで、このアリにへその脇を思いっきり刺された。地面に置いたカメラバッグを持ち上げたとき、密かに這い上っていたこのアリに気付かず、バッグと自分の腹の間で知らぬうちに挟んでしまったらしく、服の生地越しにやられた。
確かに痛かったが、ネット上でわめく程の痛みではなく、最初「あっ、やられたか??」という程度の痛みから、数十秒でしだいにジンジンと痛みが増していく感じ。このあと腫れ上がって、痛みのあまり数日寝込むのを覚悟したが、あろう事か5分程度で痛みは引き、腫れも残らなかった。なお、同行していた仲間二人も同様に刺されたが、予後は似たようなものだった。

注)文中の「2人」とはありんこ日記、断虫亭日乗の方のことのようです。

子供が大人に成長する証というのはいろいろありますが、その土着の先住民は青年が大人になる証として、このアリを利用しています。彼らは特別な葉で編みこんだグローブを作り、何百匹もアリを入れて両手にはめます。するとアリたちは一斉に刺し始めます。そしてそのまま10分も装着しておかなければいけません。ようやくグローブを外しても激痛は続きます。手は焼け付くようで、腕は完全に硬直してしまいます。全身に耐えられないほどの痛みが何日も続くのです。そして大人として合格するためにはそれを20回もこなさなければいけないのです。

■[結論]で、ほんとに最強なの??

アリの中では大きいほうで、刺されるとすっごく痛い毒をもつパラポネラ。
「パラポネラが恐ろしくてグンタイアリが避ける」なんて噂もよく聞くし。すごい昆虫だ。
でも、本当はパラポネラはグンタイアリに襲われちゃうような虫だったりするみたいだし(左写真)、世界最大っつってもハリアリ業界の中限定の話しだし、刺されても確かに痛い!けどまあ・・・人によるしっていう感じみたいだしで、パラポネラのことを知れば知るほど、大したことないような気がしてきた。

「最強」かと言われれば、そうかもしれないし・・・。

[結論]
刺すけど、普通の虫です。
ジャングルで見つけたら触らないようにしましょう。

「パラポネラが恐ろしくてグンタイアリが避ける」なんて、まさに見てきたような嘘っぱちだ。普通に必要とあればグンタイアリはパラポネラを攻撃する。恐れてなんかいない。しかし、野外で見る限り互いに積極的にけんかを売るようにも見えない。そして、グンタイアリに群れで取り巻かれ攻撃されたパラポネラは、その場で縮こまって半死半生の状態になるが、暫くするとグンタイアリはなぜか攻撃をやめて離れていく。そして、パラポネラは再び息を吹き返して歩き去る、という場面を2,3度見た。あれは何だったのだろう。

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