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導入検討中の残業代ゼロ制度「ホワイトカラー・エグゼンプション」とは

与党が導入を検討しているホワイトカラー・エグゼンプションについてまとめました。「残業代ゼロ制度」は2006年、第一次安倍内閣が初めて提案した時にマスコミが揶揄した名称です。

更新日: 2013年04月03日

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この記事は私がまとめました

zeromineさん

ホワイトカラー・エグゼンプションとはどんな制度?

安倍政権の肝入りで発足した「規制改革会議」は2月15日、解雇規制の緩和やホワイトカラー・エグゼンプション(残業代ゼロ制度)につながる検討項目を打ち出しました

現在は有識者会議で細目を整理している段階です。

ホワイトカラーに勤務時間の裁量権を持たせるかわりに労働時間制限(週40時間まで)を撤廃し、何時間働いてもその社員の裁量とする

TPPにより復活が懸念される「ホワイトカラーエグゼンプション制度」

TPP参加条件の可能性が指摘されています。(TPPの項目には「労働・雇用」も含まれています。)

日本で検討されているのは裁量労働制と呼ばれるもの

欧米とは趣旨が少し異なります。

ホワイトカラー・エグゼンプションのメリット

クリエイターやマーケッター、デザイナー、インベストメントバンカーなどの専門職の仕事を労働時間で測ることは難しい

現在のホワイトカラーについて「裁量性が高く、労働時間の長さと成果が比例しない」

「残業した労働者の方が賃金が高くなる」といった不公平が解消される

スキル向上のために残業代なしで土日も出社したいという若い人が沢山居るが、ホワイトカラーエグゼンプション制度がないために出社許可が出せない

ホワイトカラー・エグゼンプションのデメリット

管理職同様、何時間働いても会社は残業代を支払わなくていいようにするもの

過労死に対して企業が責任を負わずに済むようになる

ホワイトカラー・エグゼンプション適用者については労働側の自己責任となります。

有給休暇の未消化、過労死者数の増加、労働時間の延長によって少子化に拍車かかるなど、社会問題悪化の要因として、困惑や懸念の声

似たような制度があるアメリカは

米国では原則として社員を契約で決めた以上の時間は働かせないし、社員も残業代をあてにしていない。

エリートビジネスマンには土日も休まずに働くケースは少なくないが、それは成果主義が徹底されていて働くだけ収入が増える見込みがある

コンピュータ関連の技術職や外勤の営業など、特定の職種で一定の要件を満たしている労働者は規制から除外される

多くの中小企業は既に事実上のホワイトカラー・エグゼンプションですけど、それを法律で公に認めてしまってはいかんでしょう…。それは企業が社員に無限のノルマを課しても良いって事を国が認める、って事ですよね…。日本企業の場合、それでも給料は上げないでしょうし…。

ホワイトカラー・エグゼンプションは、労使契約がキチンとしていて、破ったらお互いにすぐに訴えられるとか、成果に対してはキチンと報酬(大金)を出すと言った米国的な土壌があって成り立つ話で、年功序列で労使契約も曖昧な日本でやったら、ただ企業が社員を良い様にこき使うだけになりますね…

ホワイトカラー・エグゼンプションを導入するために先に行なっておかねばならないこと

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