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【授業から”講義”をなくす】東大も試行する「反転授業」で教師の役割が変わる

欧米の大学だと”リーディングアサインメント”という「これ全部予習として読んでこいよ」という課題が毎回の講義の前に出されます。授業では読んできたことを前提にして議論する、ということなんでしょう。その取り組みが最近、オンラインで、しかも初等・中等教育を巻き込んで「反転授業」として始まりつつあるようです。

更新日: 2013年04月20日

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shunkakuさん

オンライン講座と対面授業を組み合わせる「反転授業 (Flipped Classroom)」についても試行的実践と評価を行います

平成25年2月22日付 プレスリリースより

東大が「反転授業」に取り組み始めた。

「反転授業(Flipped Classroom)」とは?

説明型の講義をオンライン教材化して宿題にし、従来宿題であった応用課題を教室で対話的に学ぶ授業

米国では初等・中等教育での実践で効果が認められたことから急速に広がっている。

「反転授業」は、従来型の「学校で先生に基礎を学び、宿題として家で応用問題を解く」という方法に対して、学校と自宅(家庭)の役割を反転させているところからそう呼ばれている。

スタンフォード大では、「Flipped Classroom」として2011年から試行実験が始まっており、東大でも取り組んでいく予定。

「反転授業」で教師の役割はどう変わる?

具体的なイメージはこう。

授業中に教師の話を必死で聴く。



家で応用問題を解く。

これを「反転」させることによって、こうなる。

家で事前に授業をビデオ学習。



授業は対話型で効果的におこなえるように。

反転授業のメリット

MITの学生が大規模公開オンライン方式の授業を倍速で視聴した場合、授業の理解度は落ちなかったとMITの研究で明らかになっている。

そのため、リアルタイムに教室で授業を聞くよりも、知識習得・定着の効率があがるといえる。

知識の習得自体は、それぞれが自分のペースにしたがって学習して、学校の集まる場では、どうしてもわからないところを先生に聞いたり、お互いに教え合ったり(できる)

教室が、一人では学びにくいことを相互作用の中から学び取っていく場になる。

オンラインの講義映像視聴を宿題にして、実験や議論など対面が生きる授業をアクティブラーニングスタジオで行うという形式は、知識習得の面でも思考力育成の面でも合理的な組み合わせ

だからこそ、一斉授業から反転授業への流れが急速に広がっているといえる。

反転授業の課題

従来型の講義とノウハウが異なるため、対応できない教員もいると思われる。

特に、中学校や高等学校は教員養成段階からこのような方法を学べるようにしておかないと対応できないだろう。

教師によって授業の質がバラバラになる危険性がある

「ゆとり教育」のときにも同じように、教師の技量によって質がバラバラになる恐れが指摘されていました。

制度的な問題や、教える側のスキルの問題で、実際には実現までにかなり時間はかかる

小中高までについては、日本だと、各家庭にパソコンとネット接続環境を「平等に」整備しろ、っていう親が出てきそう。

すでに取り入れている社会人教育機関も

講義を事前にPCやタブレットで視聴し、教室では視聴した講義をもとに対話形式で学ぶという「反転授業」のスタイルを取り入れている

みんなの声

この反転授業というのが理想というか、本来だよね

「反転授業」は初めて知った。確かにその通りだし、必要な教育改革だと思う。 すべての大学の授業が変わる!?  東大が大規模国際オンライン講座「ムーク」に参入-渡辺敦司- - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/life/news/1303…

※ムーク(MOOC)=Massive Open Online Course=大規模公開オンライン講座、ですね。

富谷の佐藤先生による反転授業の取り組みです! 朝日新聞デジタル:(教育あしたへ 先生の挑戦:3)どの子もわかる追求 家で動画学習、学校で復習 t.asahi.com/a5s9

小学校の先生の取り組み。

知らなかった。東大が反転授業やった瞬間に全国でそれこそ一瞬で、反転授業が王道みたいになるんだろうな。# 東京大学とコーセラが大規模公開オンライン講座配信に関する協定を締結 9月から2講座を配信へ - wirelesswire.jp/News_in_Japan/…

参考に

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