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daiba49さん

大人二人で持ち運べ、川や水路に沈めるだけで利用できる携帯型の水力発電機「Cappa(カッパ)」を茨城県日立市の中小企業が茨城大工学部と共同開発した。旅館やホテルなどで災害時に最低限必要な非常用電力がまかなえる。農業や観光にも幅広く活用できるという。昨年十二月から販売を始めた。東京電力福島第一原発事故後、再生可能エネルギーに関心が高まる中、地域の非常用発電として注目を集めそうだ。 (林容史)

 ダムを利用した大規模な水力

タンクの上部に市販の発電モーターにつないだ水車を取り付けた構造。タンクの水をポンプでくみ上げ水車を回す。出力は約2キロワットと、住宅用太陽光発電機と同程度で、ポンプを動かす電力は稼働開始時以外は自前でまかない、日夜問わず常時使えるという。

 タンクは250リットルの水が入る程度の大きさで、雨水をためて利用できる。販売価格は、同程度の出力の水力発電機と比べて4分の1程度に抑えたいといい、50万円以内を目指している。

 東日本大震災での停電をきっかけに、発電に興味を持った大江さん。40年間、バイク販売・整備業を営んでいた経験を生かし、バイクの発電機の構造を基に開発を進めた。当初は水路の流れで水車を回す発電装置を考えていたが、1年前、水路がない家庭でも使える発電機はないか-と、水を循環させる仕組みの着想を得た。水車の羽根の形状や取り付ける角度など試行錯誤を重ね、試作機を完成させた。

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