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[ネタバレ]『ハウルの動く城』がもっと面白くなる!隠された設定

内容がよく理解できない!と話題の「ハウルの動く城」ですが、宮崎駿監督がそれでも触れなかった原作の設定やストーリーをご紹介。これを理解すれば、「ハウルの動く城」は絶対もっと面白くなるはず!

更新日: 2019年02月14日

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katukoroさん

宮崎駿監督が、あえて触れなかった設定やストーリー。これを理解すれば、「ハウルの動く城」はもっと面白くなるばずです!

小説版の設定ですが、映画版でもソフィーは魔法を使って生命を吹き込んでいます。
・倒れていたカカシのカブを助ける
・契約を破ったカルシファーとハウルを助ける

実は、荒れ地の魔女にかけられた呪いは、早い段階でハウルが解いています。しかし、元々自分にコンプレックスがあるソフィーは、老婆の姿でいることを受け入れてしまいます。

ソフィーは、自信を喪失すると、途端に老婆の姿になります。逆に、寝ているときや自分の気持ちに素直なときには、少女の姿に戻ります。「あたしなんか、美しかったことなんか一度もないわ!」とハウルに言ったように、ソフィーは常に自分にまったく自信がなかったんです。

小説版の設定と多少は違いますが、ソフィーの実母は幼少の頃に亡くなり、映画に出てくる母は父の再婚相手で、ベティ―の実母です。母とベティ―がそっくりなのは、その為ですね。父もその後他界し、だからこそソフィーは、父の残したお店をとても大切にしているのです。

実は、マルクルの言葉の綾。「ハウルは女性の心を奪う」と言いたかったのを、「心臓を奪う」と言ってしまい、それが噂になってしまったようです。
ハウルは、取引で失った心臓への喪失感を、女性のハートを得ることで満たしているので、「浮気性」となってしまいましたが、心臓が戻ると浮気性はなくなり、ソフィーだけを愛せるようになるのです。

契約によって心臓がないハウルだからこそ、生命を吹き込む力を持ったソフィーに惹かれたのです。

単純にソフィーを喜ばそうとしたわけではありません。
実はソフィーの呪い(自己暗示)を解くため。それまで、ずっと老婆だったソフィーが、引越しを堺に少女の姿に戻るのが分かります。

自分たちがここ(ソフィーの実家)にいるから、ハウルは闘わなければならないと誤解したためです。でも本当は、ハウルは、ソフィーの自己暗示を解く「ソフィーの実家」をなんとしても守りたかったのです。
それに気づいたソフィーは、引っ越し後すぐにハウルの元へ戻ろうとします。

カルシファーは元は星の子です。星の子は、流れ星となって地上に降りてくると、そのまま死んでしまいます。(ハウル幼少期の花畑のシーンで見られます。)カルシファーは、ハウルと契約することで生を得ますが、同時に契約者に憑く悪魔となってしまいます。

ハウルは、地上に降りてきてすぐに死んでしまう星の子を気の毒に思い、生を与える契約をしました。小説版でカルシファーは「あのときは二人とも、そんな契約をしたらどうなっちまうか、わかってなかった。おいらは助けてもらったお礼がしたかったし、ハウルの方はおいらが気の毒だと思ってくれただけだもん」と説明しています。

契約して心臓をあずけたハウルですが、あずける時間が長いと最後には星の子に完全に心を支配されてしまいます。ただの操り人形の化け物となってしまうのです。それがあの姿です。
一方、星の子も、契約した相手が死ぬと自分の命もつきるため、次々と乗り移る相手を探すことになります。まさに悪魔です。

自己暗示を解くために、ずっと待っていてくれたハウルに対するソフィーの感謝の言葉です。

荒れ地の魔女やハウルから魔力を奪うときは、星の子の仲間を使います。契約した星の子の自殺衝動を駆りたて、契約者の中から追い出そうとするのです。星の子がハウルを囲んで歌うシーンでは、「ほっといて、ほっといて、ぼくにさわらないで、死にたいのに、死にたいのに。」と歌って自殺を促しています。

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