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【国内小説】新刊ブックリスト(2013年3月)――Twitter文学賞用まとめ

2013年3月に出版された国内の小説リストです。手探りで作ったので抜け落ちとか、いろいろあるかもしれません。これが抜けてるだろ畜生め!ってのがあったら、僕に聞こえないとこでつぶやいてないで、教えてください。@LongSea

更新日: 2013年08月28日

長瀬海さん

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いとうせいこう『想像ラジオ』(河出書房新社)

耳を澄ませば、彼らの声が聞こえるはず----。
「文藝」掲載時より口コミで話題を呼び、かつてない大反響に。
著者16年の沈黙を破る、生者と死者の新たな関係を描き出した心に深く響く物語。

小山田 浩子『工場』(新潮社)

何を作っているのかわからない、巨大な工場。敷地には謎の動物たちが棲んでいる――。不可思議な工場での日々を三人の従業員の視点から語る新潮新人賞受賞作のほか、熱帯魚飼育に没頭する大金持ちの息子とその若い妻を描く「ディスカス忌」、心身の失調の末に様々な虫を幻視する女性会社員の物語「いこぼれのむし」を収録。働くこと、生きることの不安と不条理を、とてつもなく奇妙で自由な想像力で乗り越える三つの物語。

佐々木 中『夜を吸って夜より昏い』(河出書房新社)

うねる文体、はじける口語が、衝撃の結末になだれこむ。書かれていることの鮮烈さと、書かれていない謎の深みが、読者を戦慄させる。小説の「次(ネクスト)」を告げる、新鋭の最新刊。

村山 由佳『天翔る』(講談社)

天に向かって走る。ただ一途に、光を求め―― その牧場には、かけがえのない何かを喪った人たちが集まっていた。 傷つき居場所を失った一人の少女が、馬と出会い、その才能を開花させてゆく。 ひたむきに生きる人々の間に紡がれるたしかな絆と、命の輝きを描き出す感動の長編小説。

長野まゆみ『45°』(講談社)

ビルから転落し、一時記憶喪失となった経験を持つ男。自らの事故の理由を知るため、その目撃者を捜し出したが……。謎が響きあう九つの物語。日常の風景に潜む不条理を描き、著者の新境地を示すスタイリッシュでミステリアスな最新連作短篇集。

江國 香織『はだかんぼうたち』(角川書店)

9歳年下の鯖崎と付き合う桃。母の和枝を急に亡くした桃の親友の響子。桃がいながらも響子に接近していく鯖崎……。"誰かを求める"思いに、あまりに素直な男女たち="はだかんぼうたち"のたどり着く地とは――。

山下 澄人『ギッちょん』(文藝春秋)

四十過ぎてホームレスになった男。目の前を往き来するのは幼馴染み“ギッちょん”とひとりぼっちの父(「ギッちょん」)。毎朝同じ電車になる男が鬱陶しくて時間をはやめてみたら、やはり男と一緒になった。適当に話を合わせているうちに「わたし」は窮地に陥る(「水の音しかしない」)。第一部・街でゆきかう老若男女の様々な思惑、殺意。第二部・海辺のサバイバル(「トゥンブクトゥ」)。

神永 学『怪盗探偵山猫 〈鼠たちの宴〉』()

悪党から金を盗み、その悪事を暴く窃盗犯がいる――山猫呼ばれる神出鬼没の謎の男をめぐる、様々な悩みを抱える者たちの人間模様。爽快ピカレスク・アクションミステリー、珠玉の短編集。

川上 未映子『 愛の夢とか』

『ヘヴン』『すべて真夜中の恋人たち』と一作ごとに新境地を拓く川上未映子の多彩な魅力が一冊になった初めての短編小説集!何気ない日常がドラマに変わる瞬間をとらえて心揺さぶる7ストーリーズ。

神永 学『怪盗探偵山猫 〈虚像のウロボロス〉』(角川書店)

"悪人"に天誅を下す「ウロボロス」と名乗る謎の集団の取材を進めていた雑誌記者・勝村が、絶体絶命の窮地に!? そんな中、あの男が動き出す――爽快ピカレスク・アクションミステリー最新作、ついに登場!

新城 カズマ『tokyo404』( 文藝春秋)

一族そろって東京・佃島に400年住み着いている多和田家の娘・笑子は、大学入学をきっかけに一人暮らしを計画。大学近くの洋館「メゾン・ポテ」でルームシェアをすることに。ところがこのお屋敷、改築と増築で中は迷宮状態な上、住んでいる住人たちもなにやら奇妙奇天烈で……。一方、小説家の新城カズマ氏は家出少女たちの相互扶助組織「家出少女連盟」なる組織の噂を聞き込み、その正体を探るべく取材を進めるのだった――。SF・ライトノベルのカリスマが贈る、都市をさすらう非定住者たちのサーガ。

よしもとばなな『さきちゃんたちの夜』(新潮社)

その夜〈さきちゃん〉は、小さな奇跡に守られていた――。失踪した友人を捜す早紀(さき)。祖父母秘伝の豆スープを配る咲(さき)。双子の兄を事故で亡くした崎(さき)の部屋に転がり込んだ、10歳の姪さき……。いま〈さきちゃん〉たちに訪れた小さな奇跡が、かけがえのないきらめきを放つ。きつい世の中を、前を向いて生きる女性たちに贈る、よしもとばななの5つの物語。

法月 綸太郎『ノックス・マシン 』(角川書店)

上海大学のユアンは国家科学局からの呼び出しを受ける。彼の論文の内容を確認したいというのだ。そのテーマとはロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール「ノックスの十戒」でだった…。異形の奇想ミステリ集!

丸山健二『風を見たかい?』(求龍堂)

気随気侭な「風人間」としてさすらう泥棒の青年が、憂き世を吹き抜けるさまざまな風と共に一瞬を輝き、現代人が喪失した純なる自由を復活させる十編。丸山健二の言霊が弾ける、書き下ろし短編連作集。

阿川佐和子『正義のセ 2』(角川書店)

検事になり4年目の凛々子は強姦事件を担当。その頃、同期の順子が不倫騒動から退官することに。さらに父の浮気疑惑も。恋愛、仕事、生き方を深く考えさせられた凛々子は事件に対し結論を出すがミスを犯してしまう。

逢坂剛『大迷走』(集英社)

幼馴染で御茶ノ水署の迷コンビ、斉木係長と梢田巡査長。所轄の大学内で、学生が覚醒剤を吸引しているとの情報に捜査を始めるが、証拠がつかめない。一方、警視庁も密かに捜査を進めていて……?

原田マハ『ジヴェルニーの食卓』(集英社)

モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。時に異端視され、時に嘲笑されながらも新時代の美を果敢に切り拓いた偉大なアーティスト四人の愛と友情、そして格闘の日々を色鮮やかに蘇らせる短編集。

村山由佳『天翔る』(講談社)

天に向かって走る。ただ一途に光を求め――。かけがえのないものを失った人々が集う牧場。少女と馬と大人たちとが織りなす感動の物語。

西條奈加『閻魔の世直し 善人長屋』(新潮社)

厄介な同心と、裏稼業人を襲い天誅を叫ぶ「閻魔組」。表は堅気、裏は悪党の「善人長屋」に、二つの敵が迫る。シリーズ第二弾長編。

窪美澄『アニバーサリー』(新潮社)

子どもは育つ。こんな、終わりかけた世界でも。戦前生まれの晶子と若いカメラマンの真菜、二つの人生が震災の夜に交差する感動長編。

畠中恵『しゃばけ』(新潮社)

累計580万部を超える人気「しゃばけ」シリーズ第1弾が新装版で登場。全て描き下ろしのイラストでお届けするファン悶絶の一冊。

金沢伸明『王様ゲーム 起源』(双葉社)

最初の悲劇の32年前。ある夏の朝、中国地方の寒村・夜鳴村で黒い封筒が見つかった。そこには「王様」と名乗るものからの命令が--。

東川篤哉『私の嫌いな探偵』(光文社)

鵜飼杜夫探偵事務所は今日も大騒ぎ。ファン大満足の短篇集。東川篤哉の人気「烏賊川市シリーズ」。

みうらじゅん『セックス・ドリンク・ロックンロール!』(光文社)

1980年代を舞台に、悩む若者の姿を笑いと慈しみで描いた青春小説。映画化された『色即ぜねれいしょん』続編的作品。

石持浅海『カード・ウォッチャー』(角川春樹事務所)

ある日、遅くまでサービス残業をしていた研究員・下村が起こした小さな事故が呼び水となり、塚原ゴムに臨検が入ることになった。突然決まった立入検査に、研究総務・小野は大慌て。早急に対応準備を進めるが、その際倉庫で研究所職員の死体を発見してしまい…。現役サラリーマンが描く、新感覚ロジカルミステリー。

あさのあつこ『Team・HK』(徳間書店)

あさのあつこが等身大のアラフォー主婦を描く“お仕事小説”。

朱川湊人『サクラ秘密基地』(文藝春秋)

同級生4人の男子が作った秘密基地を巡る表題作「サクラ秘密基地」など夕焼けのような郷愁と、乾いた心に切ない涙を誘う6本の短編。

重松清『また次の春へ』(扶桑社)

厄災で断ち切られたもの。それでもまた巡り来るもの。喪失の悲しみと再生への祈りを描く、7つの小さな物語。

綿矢りさ『憤死』(河出書房新社)

失恋して自殺未遂したと噂される女友達。見舞いに行った私に、彼女が語った恋の真相とは?綿矢りさの新境地を示す初の連作短篇集。

伊坂幸太郎『ガソリン生活』朝日新聞出版

大学生の良夫は愛車デミオに偶然女優の翠を乗せるが、翌日翠は事故死。物語の語り手は車。チャーミングで愛すべき長編ミステリー。

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