1. まとめトップ

太陽光発電所への投資

2016年に個人事業主や法人の方が50kw以下の低圧の土地付き/野立てや分譲型産業用の太陽光発電(プチソーラー)への投資をして、実際に売電を開始するときに必要な項目をまとめたサイトです。

更新日: 2016年10月15日

nabe20さん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
52 お気に入り 197196 view
お気に入り追加

土地付/野立ての低圧小規模産業用太陽光発電所を建設するメリット

個人事業主または法人で特に合算可能な所得がある方は是非太陽光発電所の建設を考えたほうがよいと思います。

1.生産性向上設備投資促進税制という税務メリット(設備の50%償却もしくは税額控除)
2.産業用は平成28年度は20年間24円(税抜)という事業者に有利な売電価格の設定
3.社会的な意義(クリーンエネルギー、遊休土地の有効活用)
4.メンテナンスコストはある程度予見可能。また運営上のリスクは相当程度保険や保証でカバーされる
投資という観点からは、上記の減税メリットをフルで享受できるとすれば、各人の現在の所得税率にもよりますが、IRRで最大20%程度はリターンが挙げられます。

太陽光発電所を個人が建設する場合は、産業用になる10kw以上、キュービクルといった追加設備投資が必要なく低圧で電力会社と接続できる50kw未満の規模の発電所が望ましいといえます。

よく不動産投資とリターンの確実性が比較されますが、不動産投資には空室リスク+売却価格変動性リスクがあり、一方太陽光発電には、日照時間の変動リスクがありますが、日照時間は一定程度予測可能であり、予測が難しい空室リスクよりはリスクコントロールがしやすいと思われます。

こうした制度的なバックアップもあり、特に小規模・中規模の太陽光発電所は多数建設されております。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/013_02_00.pdf

売電価格は毎年見直されます。調達価格等算定委員会にはそうした見直しの根拠資料が掲載されています。http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html

実際どうやって進めるの?

メリット満載の太陽光発電ですが、土地も太陽光発電の設置の経験もない人はどうやって始めればよいのでしょうか?

まずは、野立ての産業用小規模発電所を建設する際に適した土地を地域の不動産屋さんを通じて探すことが重要です。

土地の条件としては

1)影ができない
2)土地の造成費用が安い
3)硬い地盤
4)日射量が多い
5)近くに電柱がある(電柱との距離が遠い程、接続費用の負担が大きくなります。
6)固定資産税の負担も加味した土地(地目は『山林』、『原野』、『雑種地』、『宅地』が望ましい)の費用が安い

があげられます。
土地の造成や取得(賃借)価格の目安は、売電価格を決定する調達価格等算定委員会から例示されている項目も確認するよいと思われます。(例、土地賃借費用は150円/㎡が目安となっている。)

必要となる土地の広さは、パネル設置の傾斜角やパネルの種類で異なってきますが、概ね1kw=10㎡が必要と考えて下さい。

なお、色々な土地の情報があると思いますが、土地取引にはトラブルがつきものです。法務局のhttp://www1.touki.or.jp/から自分自身で最新の土地の登記簿謄本を取得して、土地の権利関係を確認することをお勧めします。

また農地の場合は、太陽光発電所を設置することができないので、農地転用を行う必要がございます。

特に近隣の方とトラブルになっている事例もあるようですので、土地の仲介業者さんを経由して近隣の方がどのような方かも確認ができればベターでしょう。

土地を決める前に、日射量をチェックもしましょう。正確な日射量を知ることで、売電金額の予測ができます。http://app7.infoc.nedo.go.jp/index.htmlが有名です。使い方は、NEDOのホームページにいき、1)真ん中の年間月別日射量データベースを選択、2)全国801地点から、発電所にいちばん近い地点を選択、3)左下のデータ一覧表を表示ボタンをクリックすると、月別の日射量のページが表示されます。
シャープの行っている発電量のシュミレーションサイトもあります。http://www.sharp.co.jp/solarsangyo/simulation/

Kw数あたりの大体の発電金額を一覧表しているサイトもあります。http://panerou.com/helpful_information/qa/popular/7774/

太陽光設置業者へ見積もりを依頼する

次に土地が見つかったら、太陽光パネルの施工業者は一括見積りサイトを利用してみましょう。

一括見積りの結果が来たら、パネルの種類や保証の内容を確認しましょう。

土地と施工業者に目星をつけたら、今度は太陽光パネル(電池)の検討です。施工業者さんからも提案があると思いますが、どのようなパネル毎の特徴をよく理解した上で判断をしよう。http://www.qool-shop.com/entry24.htmlのサイトでは太陽光パネルの種類と特徴がコンパクトにまとまっております。
http://www.enecho.meti.go.jp/ohisama_power/common/pdf/guideline-2012.pdfの3頁には写真付で各パネルの比較がまとまっています。

http://www.rbbtoday.com/article/2013/02/28/103805.htmlでは、東京電力が運営するメガソーラーの発電量が掲載されています。シャープ、京セラ(他結晶)とソーラーフロンティア(CIS)との比較がされており、CISの発電量が最も大きくなっています。

特に価格重視で中国系メーカーを選ぶときには中国政府の動向にも注意しましょう。かつて世界最大手であった尚徳太陽能電力(サンテックパワー)http://www.suntech-power.co.jp/の中核会社も破たんする等、大手といえども予断を許しません。政府手動の再編も予想されます。http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE98T03X20130930
http://bizgate.nikkei.co.jp/smartcity/kanren/201212270746.html
http://www.solarooya.com/?p=780

破たんしたといっても、太陽光発電所にすぐに影響があるわけではないようですが、パネルのメンテナンスや保険等は打ち切られる可能性もあります。
http://bizgate.nikkei.co.jp/smartcity/kanren/201303291640.html

日本でも取り扱いがある現在世界最大手の英利緑色能源(インリーグリーンエナジー)http://www.yinglisolar.com/jp/、大手の天合光能(トリナソーラー)http://www.trinasolar.com/jpや澳太陽能控股(JAソーラー)http://www.jasolar.com/JP/の今後の動向には注意する必要があるでしょう。

中国のソーラーパネル大手の上海超日太陽能科技が中国で初めての公募社債のデフォルト(期日までに債務・利息の支払いをしないこと)を起こしたようです。http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0M41OI20140307

パネルや施工業者を選択する上では、発電量をさることながら、各メーカー及び業者からの保証・補償の内容も確認しましょう。
1)メーカー保証には通常「製品保証」と「出力保証」を受けられます。期間とメーカーの信用度の判断が重要になります。メーカーの信用度が気にかかる場合は、保証がパワーガード社http://www.powerguardins.com/content/ja/pg_ja2.htmlといった第三者の再保険を受けているか確認をするのも一つの選択肢です。
2)業者からは通常「施工保証」を受けられます。保証期間と施工業者の信用度の判断が重要になります。
3)補償は、自然災害補償と盗難補償がメインになります。誰が補償を行うのかの確認、有償の場合の費用、適用期間の確認が必要になります。台風で実際に被害が出ている実例もでてきました。https://twitter.com/tatsuya115/status/379426436483805185/photo/1

太陽光発電所のシステムにはパネル以外にも接続箱、パワコン等もあります。http://www.jpea.gr.jp/setting/building/device/index.html
提案書に記載されているパネル以外の価格等も比較・検討しましょう。

投資金額と費用を確認しましょう。

土地と設置業者に概ね目星がつき、業者からのお見積り書の提示を受けたら、最後に投資金額と費用のチェックです。
経済産業省のhttp://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.htmlhttp://hatsudenkakaku.info/entry59.htmlでは、売電価格を決定するために、その根拠として太陽光発電所を運営するにあたり、土地の賃料、太陽光パネルの1kwあたりの値段、メンテナンス費用等の標準的な金額を示しております。もし自分の探した土地やパネルがこうした費用以上にした場合には、業者さんと値引き交渉を行う材料としても使えるかもしれません。

こちらにも大雑把ですが太陽光発電のkw別の年間売電金額がまとまっています。http://www.onocom.co.jp/sunlight/

また、業者からのお見積り書には電力会社との連系にかかる工事費負担金は掲載されていません。こちらは売電開始までの間に、電力会社から直接請求書が届く形になりますが、数万円から数十万円まで結構な金額になる場合があるので、施工業者さんに大体の目安を確認しましょう。心配な場合は自ら電力会社に確認することもできます。http://taiyo-portal.jp/import/connection.php

なお、太陽光発電所を自己資金でなく、金融機関からの借り入れによって賄うことも可能です。所謂ソーラーローンの援用や日本政策金融公庫の制度融資を活用する方法もあります。いずれにせよ、早め早めに発電所にかかる事業計画を金融機関と相談する必要があります。こちらのサイトでは、太陽光発電所のローンに対応している金融機関の一覧が掲載されています。
http://www.greent-gr.com/pg98.html

また地域の自治体等も低利での融資を取り扱っています。http://panerou.com/financing_list/

見積り書の金額にかかわる基本的なチェック項目は以下の通りです。

1)1kwあたりの値段はいくらになるか?
→1kwで20万円台を目指して下さい。

2)パネルの製品保証、出力保証、施工保証、自然災害等の補償の内容
→パネル保証は10年、出力保証は20年、施工保証は10年、自然災害等は火災・水災・落雷・風災・盗難位はカバーだと安心できます。

→施工業者さんは施工IDを持っていますか?持っていないと出力保証などメーカー保証を受けられない可能性がでてきます。

1 2 3 4





このまとめへのコメント1

  • この投稿は現在表示することができません。

1

nabe20さん

このまとめに参加する