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最も役に立つ英語の資格について

オフィス・宮島です。世の中「英語教育」の重要性が問われています。楽天やファーストリテイリングでは英語が社内公用語となっています。また、グローバル化が浸透した現在、海外で働く場合は英語が必須条件になります。ではどの英語資格が最も「役立つ」のか、まとめてみました。

更新日: 2013年04月16日

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英語の資格はどのようなものがあるの?

英語教育が過熱する現在、英語の資格もたくさん登場しています。どのようなものがあるのか、ピックアップしてみましょう。

Ⅰ英語の総合能力(読む・書く・聞く・話す)を見る資格
1. 英検 (公的資格)
2. TOEICテスト (民間資格、経団連と通産省の要請を受けてアメリカのETSが開発した)
3. TOEIC スピーキング/ライティングテスト (同上)
4. TOEIC Bridgeテスト (同上、高校生・英語初心者が対象)
5. TOEIC LPIテスト (同上、難易度は高いがすでに廃止)
6. ケンブリッジ英検 (民間資格、ケンブリッジ大学が主催)
7. 国連英検 (民間資格、国際公務員の採用試験に特A級が使われる)
8. 全商英検 (全国高等商業学校協会が主催する検定)
9. 国際英検 G-TELP (民間資格)
10. CASEC (TOEICスコア、英検級がわかる英語テスト)
11. 日商ビジネス英語検定試験 (民間資格、商工会議所が主催する検定試験)
12. GTEC (民間資格、ベネッセが主催するオンラインの資格試験)
13. 時事英語検定試験 (民間資格、時事問題に特化)
14. SST (民間資格、アルクが主催するスピーキングテスト)
15. T-SST (同上)

Ⅱ海外の教育機関(中学~大学院)に留学するために必要な資格
【一般】
1. TOEFL (高等教育を受けるために必要な英語力を持っているかを見る)
2. IELTS (公的資格、海外留学だけでなく、市民権を得るためにも必要)

【大学・大学院】
3. GRE Subject Test (大学院進学希望者の英語力を判定)
4. GRE General Test (同上)
5. SAT (アメリカの大学進学希望者の能力を見る試験。日本のセンター試験に相当)
6. GMAT (MBA(経営学修士)取得を目指す学生の能力を見る試験)
7. TSE (英語を母国語としない人のための、コミュニケーション能力を見る)
8. ACT (アメリカの大学進学希望者の能力を見る試験、SATと同等の価値を持つ)※
9. LSAT (アメリカの法科大学院進学希望者の能力を見る試験)
10. GED (アメリカメイン州で行われる試験。日本の大検に相当)

※大学によってはSATの代用として認めたり、SAT・ACT両方の受験結果を要求する場合がある。

【中学・高校】
11. SLEP (海外の中学・高校へ留学したい生徒の英語力を見る)
12. SSAT (アメリカの高校進学希望者の能力を見る試験)

Ⅲ翻訳家の検定試験
1. JTF <ほんやく検定> (実務・産業業界で通じる翻訳力を見る)
2. TQE:翻訳実務検定 (同上)
3. JTA公認 翻訳専門職資格試験 (専門職対象の検定試験)
4. ビジネス英語翻訳士/ビジネス英語準翻訳士/ビジネス英語翻訳主任者
(ビジネス文書や情報発信における翻訳力を見る)
5. 知的財産翻訳検定 (特許翻訳に特化した資格)

Ⅳ通訳の検定試験
1. 通訳案内士(ガイド)試験 (日本国内でプロの観光ガイドとして働く能力を持つかを見る)
2. ビジネス英語通訳士/ビジネス英語準通訳士/ビジネス英語通訳主任者
(ビジネスの分野でプロとして活躍できる通訳の能力を持つかを見る)
3. ビジネス通訳検定(TOBIS)(企業内で通用する通訳の能力を持つかを見る)

Ⅴ専門分野別の英語能力検定試験
【IT・工業】
1. 工業英語能力検定試験(工業英検) (産業界における技術英語を駆使する能力を見る)
2. TEP TEST(早稲田大学-ミシガン大学テクニカルライティング検定試験)
(国際ビジネスにおける実務英語が書けるかを見る試験)
3. TOPEC (専門分野の個別領域における英語コミュニケーション能力を持つかを見る)

【観光】
4. 観光英語検定試験 (国際観光業務に従事あるいは希望する人を対象とした試験)

【会計】
5. BATIC(国際会計検定) 
(日本と海外の会計ルールに精通し、リキャスティング能力を持つかを見る)
6. 英文会計検定 (アメリカの会計理論に基づいた事務処理能力を判定する試験)

【医療】
7. CGFNS (公的資格、アメリカで看護師として働くための試験)
8. USMLE (公的資格、アメリカで医師として働くための試験)※
※大学の医学部卒業・在学生のみ対象。

【留学】
9. 貿易実務検定 (貿易実務のエキスパートとして働く能力を持つかを見る)

Ⅵ英語に関する技能試験
1. CBS(国際秘書)検定試験 (公的資格、日英二か国語を操る秘書を認定する試験)
2. 英単語検定 (英語の単語・熟語の基礎的な知識を問う)
3. 米国公認秘書資格検定(CPS検定)
(公的資格、トップマネジメントを補佐する能力を有する国際秘書を認定する試験。CBSより格上)

Ⅶ児童(幼児~中学生)対象の英語能力検定試験
1. 児童英検 (小学生が対象)
2. 国連英検ジュニアテスト (幼児~中学2年生までが対象)
3. ケンブリッジ英検ヤングラーナーズテスト (幼児~小学生が対象)
4. JAPEC 児童英検 (幼児~中学2年までが対象)
5. JAPECこどもe-検定 (同上)
6. 基礎英語検定 (幼児~中学3年生までが対象)
7. ヤマハ英語グレード 
(小学生4年生以上が対象。1級合格者はTOEIC Bridgeの団体受験が可能になる)
8. ACET (幼児~中学3年生までが対象)
9. TECS (幼児~中学3年生までが対象)

Ⅷ団体のみ受験可能な試験
1. BULATS (社員の語学力を見るテスト)
2. STEP BULATS (実際のビジネスの場面でのコミュニケーション能力を見る)
3. BETA (企業の社内語学研修の結果を判定するときに使用するテスト)
4. OPA (ビジネスでの意思疎通を図る能力を見る面接試験)
5. ボキャブラリ英語検定(V検) (学生を対象とした語彙力を見るテスト)
6. GTEC for STUDENTS (中高一貫校・高校・高専生を対象とした英語力検定試験)

どの資格が最も役立つの?

約60個ほどの公的・民間資格がありますが、代表的な資格についてメリットを挙げてみます。

●英検
1級合格者…通訳案内士試験の筆記試験「外国語(英語)」が免除
準2級~1級合格者…「高校卒業認定試験(大検)」の試験科目「英語」が免除
留学資格として使用する場合、2年間有効になる

●TOEIC
企業内での昇進、昇給が早くなるまたは就職の内定がとりやすくなる(?)
※最近は「TOEIC高得点所持者≠仕事ができる」ということが広まりつつあるので、メリットは薄れつつある。また、スコアの有効期限は2年間

閑話休題
皆さんは「なぜ日本ではTOEICが普及しているの?」という疑問を感じたのではないでしょうか。
なぜかというと、日本経済団体連合会(経団連と日経連が統合した組織)と通産省が「英語コミュニケーション能力を調べる試験を作ってほしい」とアメリカに要請し、普及させたためです。

●国連英検
国際公務員(国連職員)の採用試験を受けることができる

●TOEFL
海外の高等教育機関に留学できる
最近は「読む・書く・聞く・話す」というより実践的な内容が注目され、大学卒業の必須条件になる可能性が出てきた

●IELTS
海外留学・海外で就職できるだけでなく、オーストラリア、ニュージーランド、カナダへの移住ができるようになる

●GRE Subject TestおよびGRE General Test
海外の大学院に進学できるようになる

●SATあるいはACT
海外の大学に進学できるようになる

それぞれ目的に応じて作成された資格なので、一長一短があります。
留学したい場合は「TOEFL」や「GRE Subject Test」、「SAT」を受験し合格しなければなりません。海外で生活したい場合は「IELTS」が必要になりますし、アメリカで公認会計士や秘書または医師や看護師として働きたい場合は、それぞれアメリカで認定されている公的資格を取得しなければなりません。

自分がなりたいものに合わせて、資格試験を選択するのが重要です。「これを取ったから安心」というわけではありません。

英語の資格は必要ない?

最近、世の中で「英語教育」の重要性が説かれていますが、実際、日本国内で使用する機会はあまりないのではないでしょうか。なぜなら、日本人同士でコミュニケーションをとる場合、「英語」ではなく「日本語」でとるからです。

しかし、海外の企業相手に取引を行っている方は、英語の資格は必須です。なぜなら、英語でコミュニケーションが取れなければ商品の手配などができなくなり、損失を出して会社を傾けてしまうからです。また、海外から来た社員に対し指導する場合、その社員が日本語が不得手でどうしようもない時は「英語」で対応するしかありません。この時も必要になります。

話は少しそれますが、日本では英語が必要な場所に人がいないため、日本が海外に向けてうまく情報発信ができず、誤解されているのはそのためではないでしょうか。

このことから、「日本国内で日本人相手に取引やコミュニケーションを取るときは不要だが、日本から海外に情報を発信したり海外の企業と取引するときは必須となる」ということです。

英語の勉強をする前に国語の勉強を

外国語である英語を勉強する際、我々は必ず「英語を日本語に翻訳」しますよね。
しかし、翻訳した文章がでたらめな日本語で書いてあったら、その英文が我々に何を伝えようとしているかがわかりませんよね。そこで「英語が嫌い」になる原因の1つではないでしょうか。

これは実際に私が感じたことなのですが、高専5年のころ、数学の教科書はすべて英語でした。そのためクラスの大半の生徒は翻訳に時間をかけていたため、数学の勉強がおろそかになっていました。しかし私自身はちっとも翻訳に時間もかからず苦になりませんでした。それはなぜかというと「日本語の教科書で数学の基礎知識を徹底的に叩き込んでいた」からです。

確かに見慣れない英単語や熟語が出てきて戸惑いますが、英文を飛ばして数式の導き方を追ってゆくと、これに関しては万国共通のため「言葉は違えどやっていることは全く同じ」ということがすぐわかりました。そこから意味を考えてゆけば辞書を使わずにあっという間に翻訳できました。(反対に英文法はほとんど理解できませんでしたが)

ここから得た教訓として、「日本語でしっかり基礎を身に着けておけば、(その分野に関する)英文を辞書なしでも読むことができる」というものです。

まずは、国語をしっかり勉強しましょう!

資格取得前に確認すること

まず、資格取得する前に次の2点を確認してください。

①自分は「何になりたい」のかという目標を持っているのか
②その資格は本当に必要なのか

この2点がそろわなければ、資格取得はやめたほうがよいです。勉強の意欲もわかないしお金の無駄です。なぜ人は資格を取るのかというと、「何かになりたい」や「誰かに認められたい」という欲と、「これを持っていなければまずい」いう危機感があるからです。

もう一度言います。「自分は「何になりたい」のかという目標を持っているのか」「その資格は本当に必要なのか」を自分に問いかけてください。問いかけた結果、「NO」という答えが返ってきたらやめてください。

最後に

「資格取得前に確認すること」にて2つの質問を自分に問いかけた結果、「YES」と出たら、勉強する時間を捻出してください。

資格試験の勉強方法はこのようにするとよいでしょう。

①通勤時間といった短い時間で集中して覚える。これを試験前日まで毎日行う
②過去10年分くらいの過去問をひたすら解き、正答率8割を維持する
③取得までの年数を2年までに設定する。それ以上かかる場合は断念する

①についてですが、社会人になると、残業だ会社のつきあいだの…といって自分の時間を確保するのが非常に難しくなります。自分の時間が確実に確保できる「通勤時間」を利用して10分でもいいので集中して勉強しましょう。これを積み重ねるとすごいことになっています。

②についてですが、とにかく「ありとあらゆる問題」に触れておきましょう。出題傾向がわかるのとたまに意表を突いた問題が出るときがあり、そこで点を落として「あと1点で合格だったのに」という苦い思いをしたという経験はあると思います。それを防ぐ対策としてこのようにします。

③についてですが、取得までの年数を長くすると、費用がかさむだけでなく、モチベーションが著しく低下します。それを防ぐためできる限り短く設定しましょう。

ちなみに、私はこの方法で国家資格を取得いたしました。参考にしていただければ幸いです。

参考文献

今回のまとめを作成するにあたり、参考にした文献・サイトです。

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オフィス・宮島です。
個人事業主なので、社員は1人もおりません。手探り状態で進めているので経営に関してはよくわかっていません。
経営に関するアドバイスなどいろいろいただけるとありがたいです。

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