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日本のホラー映画『リング』『らせん』は、実は仮想世界の話だった。

日本のホラー映画。見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」の謎を追う、鈴木光司の小説『リング』の世界観が実はとんでもない世界観でした。

更新日: 2013年04月28日

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Koo.zzさん

リングシリーズとは

リングシリーズとは、『リング』から始まり、続編『らせん』、完結編『ループ』及び関連エピソードによる短編集『バースデイ』、更に2012年からの新シリーズ『エス』の既刊5冊のシリーズ

リングシリーズを通しての世界観

本作において不幸の手紙にも例えられた「呪いのビデオ」の脅威とその正体は、続編『らせん』では人間に感染するウイルスの仕業として解明され、更にその続編『ループ』ではコンピューターウイルス的なものへと置き換わるなど、次第にホラー色が減退してサイエンス・フィクションの要素が前面に立った内容へと変化していく。また『らせん』は前作『リング』を、『ループ』は前作『らせん』をそれぞれ否定し、作中で築き上げた物語の構図を自ら破壊するような構造が用いられている

『リング』のあらすじ

「そのビデオを見ると、一週間後に死ぬ」
自分の姪を含む、高校生の友人グループが怪死した事件を調査する雑誌記者・浅川和行は、1週間前に4人が伊豆の貸別荘に泊まっていたことを突き止める。別荘を訪れた浅川は、そこで奇怪な内容が映ったビデオデープを発見する。そのビデオには、不可解な映像の断片が記録されており、「これを見たお前は7日目のこの時間に死ぬ」という、死の宣告で締めくくられた。

ジャパニーズ・ホラーの金字塔として『リング』を認識している人も少なくありません。
一週間後に死ぬと宣告された主人公二人が呪いを解くために翻弄し、最後で読者をぞっとさせることが待っている。

続編『らせん』のあらすじ

前作の主人公である高山の死体から天然痘ウィルスによく似た未知の伝染性ウィルスが発見され、一連の「呪い」とはこのウィルスが心臓の冠動脈に肉腫を発生させ、1週間で心臓近くの動脈を閉塞させ死に至らしめるというメカニズムが判明するが、その感染ルートは、ビデオを見た者の網膜を通して、体内に入り込み感染するという驚くべきものだった。

『リング』の後日談を、ホラーではなく科学サスペンスの視点から描いた異色の続編。前作で登場した「見ると1週間で死ぬ呪いのビデオ」という「説明のつかない」オカルト要素に対し、本作は医学的要素をふんだんに盛り込み、医学サスペンスとしてリアリティのある説明を付けている

完結編『ループ』のあらすじ

近未来。二見馨は、地球上の重力異常ポイントに住む者が長寿であることに気づき、科学者の父と共に、その一つであるアメリカのニューメキシコ州にある長寿村を旅行で訪れる約束をするが、その直後、父は「転移性ヒトガンウィルス」に感染して発病、余命幾ばくもない状態となる。

「見ると死ぬ呪いのビデオ」に始まる不条理な恐怖を描いた『リング』、その後日譚を医学的視野から描いたサスペンスタッチのホラー『らせん』に続くシリーズ第3作にして、一連の物語の完結編。

正当な完結編にも関わらず、いまだ映画化されていない

『ループ』で明かされる衝撃の真実

本作では、それまでの登場人物だった、浅川や高山、貞子などは「すべて仮想世界「ループ」の中で生活していた、プログラム上の生命」であったという驚くべき事実が明かされる

なんと、すべてはプログラムの中の世界とか・・・ホラーじゃないのかよ。

タカヤマリュウジ(高山竜司)は人工生命プロジェクト「ループ」内の大学教授。呪いのビデオのサイコロの数字から自分たちの世界が仮想現実であることを見抜き、現実世界へ連れていってほしいと電話で懇願する。

自分がプログラムの中の人に気づくなんて、マトリックスかよ

第1作『リング』の怖さの現状維持を望んだ観客、それに呼応して恐怖映画のジャンルにこだわった映画会社の思惑等々の事情により、数多く映像化された『リングシリーズ』の中では、未だに映像化されるに至っていない。

なんということでしょう。映画版のリングシリーズは実は完結版は映画化されていないとは。。

リング0 バースデイ

リング0バースデイはリングの序章。
ここからリングは始まった

3つの短編からなる短編集。小説『リング』シリーズの外伝『レモンハート』を基にした映画が『リング0 バースデイ』

『レモンハート』は『リング』シリーズの序章にあたり、貞子の恋人であった遠山博の視点で「劇団飛翔」時代の山村貞子を描く。

リングの始まりはここから始まったんですね。

エス

『リング』シリーズ完結後の約12年後に製作された。『リング』『らせん』『リング2』『リング0 バースデイ』に続く映画シリーズ第5作

物語は、『らせん』の主人公である安藤満男の長男で彼は『らせん』にて事故死している。しかし、ある事が原因で彼は『エス』では彼は生き返っている。

本作では28歳に成長し、すでに妊娠した恋人もいる青年として登場、孝則が自らの出生と蘇生の秘密に迫っていく物語が描かれる。

貞子3Dについて、ストーリーは「エス」の忠実な映画化ではなく、同作の登場人物や各種設定を応用して映画オリジナルの物語に再構築したもので、最大の違いは原作で間接的に登場するにすぎない山村貞子を、旧映画シリーズ同様に殺人モンスターとして登場させている。

本来の『リング』シリーズとは全然ちがうただただモンスター映画になっていたのですね。
これでは、『リング』シリーズの世界観は全然伝わりませんね。

リング2

映画版『リング』の映画版オリジナルの続編

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