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アイルランド白人奴隷の歴史

アイルランド人奴隷は、アメリカ史の最初の奴隷であり、近年まで続いたアイルランド人とイギリス人の対立の原因の一つでもありました。

更新日: 2017年11月30日

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palezioさん

イギリス人たちが世界に帝国主義的植民地支配を拡大し、アフリカ人を奴隷として売買し、アジア人を蹂躙していった原点に、同じキリスト教信仰をもった、同じ顔かたちの隣人であるアイルランド人を虐殺し、植民地奴隷化した歴史がある

奴隷というと、黒人奴隷のイメージがありますが、近代史における白人奴隷は無視できない存在です。

イギリスが輸出していたアイルランド人奴隷

ジェームズ2世の時代に、アイルランド人奴隷貿易は始まった。

アイルランド人奴隷貿易は、ジェームズ2世が30,000人の牢獄者をアメリカに奴隷として売ったことが始まりです。その後、アイルランドの囚人達は、海外在住のイギリス人入植者へ売られるようになりました。1600年代の中ごろには、モンセラットやアンティグアといったカリブ海の英国植民地の奴隷のほとんどはアイルランド人となっていました。当時、モンセラットの人口の70%がアイルランド人を占めたほどでした。

ジェームズ2世は名誉革命で、王位から追放された。

1641年から1652年の間に50万人ものアイルランド人がイギリス人に殺され、30万人のアイルランド人が奴隷として送られた。アイルランドの人口はこの間約150万人だったのが約60万人まで減少した。

清教徒革命で、チャールズ1世は斬首された。

徹底した迫害を行ったクロムウェル

1649年、クロムウェルは軍隊を伴って、イングランドの議会代理としてアイルランドに上陸した。クロムウェルによるアイルランド侵略のはじまりは、絶対王政によるものではなく、議会によるものだった。

クロムウェルはローマ・カトリック教徒 (アイルランド人口の大多数) に対する刑罰法を可決させ、彼らから大量の土地を「合法的に」没収した。

議会軍によるアイルランド再占領は残忍を極め、そのためクロムウェルは現在でもアイルランドで嫌われている。

15,000から20,000人が戦場で、200,000人以上の市民が戦争関連の飢餓や疫病で犠牲に。およそ12,000人が奴隷として輸出された (1660年)。

奴隷貿易

男も、女も、幼児さえも含む数十万という人々が出荷された。

彼らは奴隷として来た。大きな人間の貨物が、アメリカ大陸に向かうノッポの英国船で輸送された。男も、女も、幼児さえも含む数十万という人々が出荷された。

出典アイルランド人奴隷貿易-忘れられた『白い』奴隷- 時が忘れた奴隷たち by John Martin

アイルランド人は散々苦しめられたんだよ。たぶん世界でもっとも苦しめられた国民の一つだよ。特にイギリス人にね。だから今でもアイルランド人の中にはイギリスが嫌いな人が多いんだよ。

彼らが命令に背いたり、反抗したりしたときはいつでも、過酷な方法で処罰された。奴隷所有者は、彼らの手か足を吊るして火を点けるのを罰の一形態とした。彼らは生きたまま焼かれ、彼らの頭は、他の捕虜への警告として、槍に突き刺して市場に置かれた。

出典アイルランド人奴隷貿易-忘れられた『白い』奴隷- 時が忘れた奴隷たち by John Martin

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