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歯医者のお値段~虫歯治療費の目安~

虫歯になった時の具体的な治療費ってどれくらい? 実際にかかった自分の前歯(4本分)&奥歯(6本分)の治療費と、一般的な相場でのお値段をまとめています。

更新日: 2017年02月06日

APIさん

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歯科医院での治療費は、まず虫歯の進行具合で大きく変わります(あと本数も)。また、ややこしいのが保険適用内と適用外の治療費の差。保険内の治療費は全国一律ですが、保険外治療では費用も高額になり、歯科医院によってさまざまな価格設定が存在するため非常に分かりにくいです。治療費請求の段階で驚愕しないためにも、正しい知識を身につけ、歯科医と相談しながら慎重に治療プランを決めていく必要があります。

※ここでまとめた治療費は1本あたりの費用です。また、あくまで「目安」ですので、参考程度にしてください。

○歯医者のお値段は保険がカギ

通常の病院と同じように、国民健康保険に加入している人の医療費は3割の負担となりますが、治療方法によっては、すべての治療費(10割)を負担しなければならなくなります。

保険が適用される治療
保険が適用される治療(保険診療)は、健康保険の範囲内の治療を受けた場合に患者側の費用負担が0~3割で受けられる治療です。「だれでも平等に同じ費用で悪くなった歯を噛めるようにする」ことを目的とした治療に適用されます。

保険が適用されない治療
保険が適用されない治療(自由診療)は、歯科医院で独自に決められた治療方法に対して、患者側の費用負担が全額となる治療です。「見た目や噛む機能を向上させる」ことを目的とした治療に適用されます。治療の必要な歯であっても、健康な歯であっても、より良い見た目にしたり、噛む機能を向上させる場合には、保険診療の対象外となります。

最低限の治療で済ませたい場合は保険内治療。見た目(仕上がりのキレイさ)や機能の良さを重視したい場合は保険外治療と考えた方がよさそうです。

○進行具合別の治療費

+ 軽度の虫歯治療 +

軽度の治療とは、虫歯の進行予防のようなもの。フッ素を塗ったり、シーラントと呼ばれる詰め物で歯の溝を埋めて、これ以上悪くならないための治療を行います。

《保険適用の場合》
1.500円~3.000円

《保険外(自費)の場合》
5.000円~50.000円

保険でフッ素塗布を受ける条件
1.13歳未満。
2.歯科医院で虫歯予防についての継続的な指導を受けている。
3.虫歯の数が多い。

シーラントが保険で出来るのは6~12歳の間だけで、しかも「初期の虫歯」と判断された歯に対してしか行なうことは出来ません。(健康保険は、「病気」に対してしか使えません)
成人や、健康な歯に予防目的でシーラントを行なう場合には、保険外(自費)になります。

以上のように、フッ素やシーラント治療を保険内で行うにはいくつか条件があるようです。

+ 中度の虫歯治療 +

実際に歯が痛み出したり、歯茎にハレが出た場合など、「歯医者に行かなきゃ!」と自覚症状が出た時は大体中度まで進行しています。だから定期健診は大事なんですね。

虫歯の進行が中程度になると費用もかなり高額になるので、保険内と保険外のどちらで治療するかを慎重に選ぶ必要があります。予算、審美性、安全性など、どれを重視するかで治療プランを決めましょう。

《保険適用の場合》
2.000円~10.000円

《保険外(自費)の場合》
1~20万円程度

歯の大部分がダメになると、根の部分からの治療が必要です。その際必要になってくるのが、歯の土台「コア」と、かぶせ物の「クラウン」。使う素材によって保険内か保険外かが分かれるため、どれを選ぶかによって治療費にかなりの差が出てきます。

保険適用の場合はメタル(金属)かプラスチック、保険外の場合はファイバーかゴールド(金)などが選べます。保険のルールにより、土台を保険外にするとクラウンも材質を問わず保険外になってしまうため、選択は慎重に行いましょう。金属による歯茎の変色がないことや、再治療の容易さなどから、最近はファイバーコアをすすめる歯科医が多いようです。

「差し歯」とも言います。素材は、金属、プラスチック(硬質レジン前装冠)、セラミックに大きく分けることができ、保険内の金属とプラスチックが一番安く数千円。保険外のセラミックは高額で10万円前後しますが、見た目や性能を重視する人はこちらを選ぶようです。保険外で治療する場合、医院によって価格設定がかなり違うので、よく聞いてから治療をはじめることをおすすめします。

オールセラミッククラウンの値段・価格・料金
約8~15万円。(大体の相場です)

ちなみに自分の前歯の場合、全て保険内(メタルコア+硬質レジン前装冠)で4本3万円くらい。保険外のファイバーコア+硬質レジン前装冠で4本16万円くらい。これまた保険外のファイバーコア+セラミックで4本40万円弱というお見立てでした。

クラウンが必要ない場合は、詰め物(インレー)を詰めるだけで済み、治療費は比較的安く済みます。こちらも、プラスチックや金属など保険内の素材と、セラミックなどの保険外の素材があり、費用が変わってくるので、予算に応じて決めましょう。もちろん保険外の方が美しく仕上がります。

自分の場合、上の奥歯4本を詰め物で治療しました。虫歯が浅い方はプラスチック、深い方は型を取って金属を詰め、2本ずつまとめてそれぞれ4千円弱の治療費でした。もちろん保険内での治療です。

+ 重度の虫歯治療 +

重度の虫歯になると、歯を抜くしか手がない場合が多いようです。抜歯は保険内で行えますが、その後の処置で費用が大きく変わります。

《保険適用の場合》
7.000円~23.000円

《保険外(自費)の場合》
5~100万円程度

抜歯をした後の治療法としては、保険内の「ブリッジ」or「部分入れ歯」か、保険外の「インプラント」があります。インプラントは見た目/機能とも非常に良いのですが、高額の治療費がネックです。

ブリッジとは?
ブリッジとは、歯が抜けてしまった場合に、両隣りの歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人工の歯を入れて欠損部分を回復するものです。
ブリッジには保険が利くので安価で、見た目、機能的な回復も良好なため、保険治療の場合にはまずブリッジが可能かどうかを検討し、ブリッジが適用出来ない場合には部分入れ歯にするというのが一般的です。

インプラント(人工歯根)とは?
インプラント(人工歯根)とは、歯が抜けてしまったところの骨にフィクスチャー(ネジ)を埋め込んで、そのネジを土台にしてアバットメントと人工の歯を装着する治療法です。
インプラントは審美的、機能的に優れた治療法ではありますが、誰でも簡単に出来る、絶対に良い治療結果が得られるというような万能なものではありません。

これまた自分の場合、左下の奥歯がダメダメだったので抜歯してブリッジ化。全て保険内での治療だったので、土台となる前の歯の虫歯治療費と合わせて1万2千円くらいですみました。

いずれにせよ、ここまで悪化する前にこまめな検診をおすすめします。特に前歯は見た目も重要なところなので、保険内治療で納めるべきか、保険外治療に踏み切るか、非常に悩ましいところです。

自分は今回中程度の虫歯治療がメインでしたが、本数が多かったので、しばらくローン生活になります(涙)。

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APIさん