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カメはトカゲじゃ無く恐竜似?ゲノム解読で明らかに

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターなどの国際チームが、2種類のカメのゲノム(全遺伝情報)を解読しました。その結果、長らく論争になっていた亀の起源について、トカゲよりもワニや恐竜に近いことが明らかになりました。ゲノムやペルム紀の大絶滅についても簡単にまとめています。

更新日: 2013年04月30日

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理化学研究所などの国際研究チームは、カメのゲノム(全遺伝情報)を解読することに成功した

カメは爬虫類の中で遺伝上、ワニとトカゲのどちらに近いのか、進化の起源を巡って議論になっていた

カメは甲羅があるなど独特の形態をしていたためらしいです。

爬虫類のゲノム情報に、新たにカメが追加されたことで、爬虫類の進化の理解が深まると考えられる

これまで爬虫類でのゲノム解読はワニとトカゲに限られていた。

これまでは3つの説が主流だった

これまでカメの起源について、「原始的は虫類」「トカゲに近い」「ワニや鳥に近い」という3つの説があった

そこで理研の入江直樹研究員らは、スッポンとアオウミガメについて遺伝子解析装置や大型計算機を使ってゲノムを解析

その結果、カメがワニ・トリ・恐竜に近い進化的起源を持つ事が分かった

カメの祖先が誕生した時期は、地球上の生物の90%が絶滅したとされる「ペルム紀の大絶滅」と重なる

「ペルム紀の大絶滅」は2億5000万年前ごろに起きたとされている。

理化学研究所 入江直樹研究員
「大量絶滅を引き起こした地球環境の変化が、カメの祖先を誕生させた可能性がある」

「ペルム紀の大絶滅」とは?

正確には2億5000万年前はペルム紀と三畳紀の境となっているだけでなく、古生代と中生代の境にもなっている

この時代、地上に火災が広がり、沿岸の海中では酸素が欠乏するという苛酷な環境の中で、地球上の生物の約90%が絶滅した

恐竜が滅んだ、中生代と新生代の境(白亜紀と第三紀の境)も、ペルム紀-三畳紀の大量絶滅に比べれば、滅んだ科の数にして半分に過ぎない。

地球史上最大と言えるこの大量絶滅は、始りから終りまで20万年もかかっておらず、また原因もいまだ謎に包まれている

隕石などの衝突ではなく、海水準の低下と再上昇、活発化した火山活動などが候補に挙げられている。

ゲノムとは?

ある生きもののもつ全ての遺伝情報をゲノムという

ゲノム(genome)は遺伝子(gene)と染色体(chromosome) からできた複合語である。

ヒトの場合は、両親から受け継いだ2セット分の遺伝情報を持っている

そのためその半分の1セット分を調べることで「ヒト」という種を特徴づける遺伝情報が得られることになります。

ゲノムとは細胞の中に存在する遺伝子情報の総体であり、遺伝子と遺伝子の発現を制御する情報などが含まれている

大腸菌のゲノムでは約500万塩基対、ヒトのゲノムは約30億塩基対のDNAからなる

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