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「LINEになって、ライブドアのサービスを止めたね」--ホリエモンがニコニコ超会議で語った全文3

堀江貴文氏と、日本版ハフィントン・ポスト編集長の松浦茂樹氏がニコニコ超会議2で対談。この2人はライブドア時代に上司部下の関係。「LINEになって、ライブドアのサービスをどんどん止めてるね」と堀江氏が松浦氏につっこむ一幕も。3回に分けて書き起こした最終回です。

更新日: 2013年04月30日

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元上司部下の堀江貴文氏とハフィントン編集長・松浦氏がトーク

今回の堀江さんの発言をざっくり言うと…

・火星に行く技術はすでにある。行ってみたいが帰ってこれない
 ・「BASE」というECサービスはすでに楽天を抜いている
 ・LINE株式会社はlivedoorのサービスを止めてるけど、何でだろう
 ・もう選挙には出ません。お任せします。

松浦:さっき突撃取材する人とか決めてるって言ってたじゃないですか。堀江さんがこの人突撃してみたい人とかいますか。

俺ね、一番行きたいのはオランダ。オランダの、火星に移住する計画をやっている団体があって、これがめちゃくちゃおもしろいわけ。いま火星に宇宙船を飛ばす技術はある。だけど問題は戻ってこれないんだよ。

松浦:火星に行くまでけっこうな時間かかっちゃいますよね、そもそも。

堀江:2年くらいで行けるの。

松浦:あ、2年くらいで行けるんですか。

堀江:ロシアとかで2年間の火星までの旅行に耐えられるように閉鎖環境で2年間で男女5年間、共同生活をするバイオスフィアってのがあって。バイオスフィア1と2があるんだけど、そういう実験をしてたチームも関わってるらしいんだけど、ロケットはスペースXっていう会社のファルコンっていうものすごい大型ロケットがあって、それで行って、ドラゴンカプセルっていう地上に軟着陸するための逆噴射するのがある。

いままでの宇宙船って地球に帰ってくるときパラシュート。あれで変なふうに落ちるじゃない?だけどそのロケットは逆噴射して、SFっぽい感じで地面に着陸するの。そういう宇宙船、ドラゴン宇宙船っていうんだけど、ドラゴンの火星版でネットドラゴンっていうのがあって、そこまではできるんだよ。だけど帰る手段がないわけ。帰りのロケットが…

松浦:そうか、火星についてしまったら、もうそもそも帰れないと。

堀江:帰るためのロケットも連れて行かないといけないから。めちゃくちゃ重くなっちゃうわけ。だけど片道切符だったら、今の技術でいけるわけ。

松浦:行きたいですか?

堀江:おれはちょっと帰ってきたいなあ。最初はちょっと刑務所に1年9カ月いたからさ、本当はその期間で火星行きたかったんだよ。

松浦:行って戻れるんだったらね。

堀江:だからその移住計画は第二弾が10年後くらいに行く。いま応募が10万人以上集まってるんだよ。あれ行きたい人手を上げて? あ、いたいた。

松浦:でも案外少ないですね。

堀江:ここに1人くらいいればさ、(日本の人口は)1億人くらいいるからさ、1万人くらいいるんじゃない。これたぶん抽選になると思いますよ。この計画のネックはお金がかかることで、一説では5000億円くらいかかると言われてます。

松浦:それはちょっと高いですね。

堀江:でもスポンサー費用とかテレビの独占放映権とか協賛とか、そういうので5000億円集めようとしているわけ。ちょっとクレイジーじゃない?そういう人に会ってみたい。

松浦:頭の中がどうなってるのか、知りたいですね。堀江さんも宇宙のところもっともっと出した方がいいですよ。

ハフィントン日本版でブログやります

堀江:これからインタビューとかいろんなところでしていきますよ。それをアウトプットしていくから。あ、そうだ!

松浦:そうだ。アウトプットっていうことで僕いま話ふったんですけどね。

堀江:ハフィントン・ポストで僕が連載をすることになりました。

松浦:そうです。ハフィントン・ポストで連載していただきます、堀江さんに。ブロガーとして参加していただきます。

堀江:どっちかっていうと、僕の宇宙の会社でいま社会人1年目の東工大を出た技術者がいるんですけど、彼がネットでつぶやいていることに関して僕がツッコミを入れていくという開発日誌みたいなものをやろうと思っています。それプラスして宇宙関係者のインタビューとか、そういったものもやっていきたいなと。

松浦:それをハフィントン・ポストの堀江さんのブログで、うち経由で発信するという形です。やっぱりハフィントン・ポストはポジティブに未来を語っていきたい。いまってネガティブな政治の話とかさっきありましたけど、ポジティブにしゃべっていかないとつまらないじゃないですか? そこのところを堀江さんに発信していただいて。ハフィントン・ポストジャパンで、堀江さんが宇宙についてポジティブに語ると。

堀江:ハフィントン・ポストはすごいところに声かけてるでしょ?

松浦:かけてますよ。

堀江:僕もいろんな人から話聞くよ。書くことになりました。でもギャラはもらえないんですよねーって。

松浦:あー、出ません。でも我々はどちらかと言うとポジティブな情報をお預かりするっていう立ち位置でやっているので、そういうポジティブな発信のプラットフォームっていう形でできればいいなと考えております。

堀江:何人くらい声かけたんですか?

松浦:声かけたのは、100人以上は。

堀江:すごいですねー。

松浦:70人くらいはもう決まってます。

堀江:すごいですねー。やっぱり力あるねぇ。

松浦:いやいやいや。でもそれはやっぱり当時ライブドアで鍛えられたおかげですね。

堀江:ムチャぶりばっかりして。だいたい僕このブース以外にいろんなエリアにいるんですけど、ものすごいムチャぶりをいろんな人にするからね。

松浦:週に1回の会議でものすごいムチャぶりをされて、いかにそれをクリアするか。ECのlivedoorデパートを一番最初に立ち上げたときの目標が、当時の楽天を抜け、でしたからね。

家入さんの「BASE」は楽天を抜いた

堀江:あーそうですね。でもあれはアプローチ失敗しましたね。楽天を抜くっていう話でいうと、家入君っていうのが「BASE」っていうサービスが、店舗数では楽天を抜いたらしいですよ。

めちゃくちゃECサイトが簡単にできるわけ。入力する項目って、メールアドレスくらい。ポチって、まったく知識もいらない。

堀江:でもそれでけっこうな数で、楽天の店舗数を抜いたって僕は聞いたんですけど。ただし出店料がゼロだし、決済手数料も原価で出しているみたいだから、「それってビジネスモデルなんなの?」って聞いたら、「ビジネスモデルはないです」って。

松浦:あはははは。

堀江:これさ、みんな笑ってるけど、笑ってるけどさ、これからの時代ってそういう時代だと思うわけ。

松浦:そういう時代というのは?

堀江:つまりネットのサービスを立ち上げるニーズがあって、そのためにいろいろ揃ってるじゃない。たとえばアマゾンのEC2とか、そういうクラウド系の。昔はライブドアの時代ってさ、僕がいた時代はね、データセンターでサーバ何台どうしてとか、借りてたじゃん? でもいまはいらない。クレジットカード決済でできるわけじゃん。簡単なんだもん。そんな時代だからとりあえずこれ面白そうだなって思ったら、作って、ビジネスモデルは後から考えるっていうのが、今風かな。

松浦:昔だったらメールサーバとか立てるの大変なのに、いまやもうGoogleがあればなんとかなっちゃうという。

堀江:そうそう。全部Googleさんに頼めばいいやって。ただしGoogleさんはたまにサービス辞めちゃうからね。

松浦:そうですね。

堀江:あれ困るね。

松浦:Google Reader辞めたら、ちょっとメディアとしては困りますね。情報収集として困ります。

堀江:Google Readerね。どうするのあれ。

松浦:どうするんでしょうね。

「LINEになって、ライブドアのサービスをどんどん止めてるね」

堀江:「livedoor Reader」ってまだあるの?

松浦:あります、あります。

堀江:でもあれだよな、LINEになってさ、ライブドアのサービスをどんどん止めてるもんな。

松浦:止めてますね。

堀江:あれはなんでなの?

松浦:僕に聞きますか。

堀江:イメージ戦略?

松浦:イメージ戦略なんですかね。どんどん、昔のライブドアのイメージのいいところだけ残しているというのが、もしかしたらあるのかもしれない。

堀江:本当どんどんさ、同人サイトとかあったじゃん。「DLsite」だっけ? あれゲオに売っちゃったんだよね。

松浦:で、コスプレのサイトも。

堀江:「Cure」ってまだやってたの?

松浦:Cureはピクシブに売ってましたね。

堀江:あ、ピクシブが買ったんだ。すげえなピクシブ。

松浦:そんな感じでどんどんなくなってますね。そういう意味でいまライブドアの思い出って何かありますか?

堀江:ライブドアの思い出?

松浦:ライブドア時代のブランドとしての思い入れ。いま何か持ってたりします?

堀江:そんなにないな。

松浦:やっぱりエッジとかオン・ザ・エッヂの方が。

堀江:それも別にないな。僕やりたいことができればいいんで。やりたいことができるプラットフォームが。いましょうがないから、前は社員にムチャぶりしてたけど、いまは社外の人にムチャぶりしてますからね。

松浦:でもそれで言うと、これお願いしたいんですけど。昔我々にムチャぶりしてたのが、社会にムチャぶりして、逆に社会をね。

堀江:じゃあハフィントンにムチャぶり何か考えよう。

松浦:お、本当ですか。お待ちしております。

堀江:朝日新聞に怒られない?

松浦:えーと頑張ります。

堀江:もうすでに怒られてるんじゃないの?

松浦:ははは。僕ほらネットメディア出身ってことで今回やらせてもらってるんで、元々朝日さんががっちりやりたかったら、雑誌とか新聞とかの編集長が来てたと思うんで。

堀江:いや、だからさ。松浦くんが編集長になったていうのはけっこうすごいことだと思うよ、俺は。なんかけっこう思い切ったなと思ったけど、成功する確率はすごい上がったと思う。

松浦:ありがとうございます。その期待に応えられるようにやりたいと思っていますし、あと5月7日はローンチイベントやりますし、ニコ生さんに来てもらってローンチイベントをどーんとやりますから。

堀江:ローンチイベント何やるの?

松浦:本国からアリアナ・ハフィントン、創業者が来てですね。日本のメディアに対して、こうだ!って言ってもらったり。

堀江:アリアナ・ハフィントンさんはもともと何者なの?

松浦:もともとはレポーターとかやってて、メディア側の人で。アーノルド・シュワルツェネッガーがカリフォルニアの州知事になったじゃないですか?そのときに対立候補で立候補していたりするんですけど。

堀江:そうなんですか。

松浦:そういう形で政治の方にもアクションしていってやっていたら。

堀江:いま大統領府とかホワイトハウスとかにもハフィントン・ポストの人来てるもんね。日本でもガツガツやってください。

松浦:このあと安倍首相が来るんで、安倍さんにも何か書いてもらえたらなあと。

堀江:安倍さん書いてくれるかな。

松浦:最近どんどん露出してるんで。

堀江:ネット選挙もあるしね。

選挙はもう出ない、お任せします。

堀江:僕もよくネット選挙がらみでよくお座敷座談会に声がかかるんですけど、まあ昨日は新党大地、その前の日はみんなの党。よくわからんないけど、このセレクト。

松浦:でも出たじゃないですか、選挙。

堀江:あー昔出ましたね。

松浦:なんか思い出あります? あのとき選挙出たときの。

堀江:選挙楽しいよ。

松浦:あのとき真っ黒になって帰ってきましたね。日焼けして。

堀江:選挙ってね、実は楽しい。

松浦:楽しいですよね。いろんなことに触れられる。

堀江:僕は事件で捕まった後、ライブドアの人と連絡とっちゃダメって命令が出てたんで。周りの人がみんなライブドアに関わりすぎてたから、いきなり人がいなくなっちゃった。いなくなっちゃったというよりは、会っちゃいけないことになった。だから仲良くしてもらったのは選挙のときにお世話になった仲間たち。選挙やっててよかったなあということはありますね。

松浦:もう一回っていう気持ちはあります?

堀江:ないね。だって議員になると大変じゃん。あとさ、俺そんな、お金がめちゃくちゃなくなったから、100分の1以下にストックは減っちゃったんで。まあフローはあるけど。ストックはもう全然ないから、ロケット飛ばせられなくなるんだよね。

そういうのができなくなったら困るじゃない。議員になったらそれだけに関わらないといけないし。収入がなくなったらロケット飛ばせなくなるから。それはちょっとお任せするってことですね。

最近、たくさん本を出しました。

松浦:メディアの話まだまだ伺いたいところもあるんですけど、もう時間が残り3分になってるので、堀江さんまだ超会議の間どこかで何かやってると思うんですけど、そこらへんの宣伝とかは?

堀江:ありがとうございます。まずはあそこに僕の著書があります。「刑務所なう」の1と2。

買うとポスターありますけど、僕がジャケット着て写ってる、あのイラストを西アズナブルさんに描いてもらったあのイラストの特典ポストカードが届きます。

堀江:あとその横で「金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」という本が、これ一昨日発売かな。表紙は西原理恵子さんに描いていただいて。中でコラムみたいな形で、ひろゆきとか夏野さんとか、僕の東大のときの恩師の先生とか、いろんな方にゲストライターとして書いていただいてるんで、なかなか読み応えのある内容になってますんで。

あとこの後なんだ、超ホリエモンクルーズってのやるの? 馬車乗るんだけど。それとその後、西川貴教さんのイエノミっていう生放送にゲスト出演。あと夜に、超パーティーっていうのがあるらしいんですけど、私はそこで歌います。

松浦:何曲くらい?

堀江:2曲。他の人、みんな1曲なんだよ。なんで俺だけ2曲なんだよ。俺しかも素人だよ?

松浦:僕あのライブドアの株主総会で歌って、踊ってるの見てますからね。

堀江:僕、素人だよ。で、1人でステージに上がって、後ろはちゃんとしたバンドの人だよ?びっくりだよ。めちゃくちゃうまいよ、みんな。めっちゃ本格的なステージなんで。見てください。そうだ、練習したから声枯れてるんだよ。今日も午前中リハして、2曲歌ってきましたよ。衣装も用意してくれないからさ、自前です。さっきチャンネル生放送でチラ見せしたんだけど、ゲッツのダンディさんみたいな格好をしてるんで。

松浦:今日もそれで楽しんでいただければと思います。

堀江:怖いもの見たさで、僕以外歌うまいんで。僕だけなんでヘタなの。

松浦:そしてこの後は田原総一朗さん、津田大介さん、東浩紀さん、猪瀬直樹東京都知事らが、場外乱闘必至のネットのジレンマ徹底討論、ネトウヨ、ヘイトスピーチをお送りします。とういうわけで、これにてこのステージは終了したいと思います。本日はありがとうございました。

堀江:なんかあれだな、MCうまいな。

松浦:MCうまいですか?一応今日はそれでアサインされてるんで。ありがとうございました、堀江さんでした。

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