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<バラの育て方>  鉢栽培のコツ

花の中でもなんとなく敷居の高いバラ。でもコツさえつかめば大丈夫です!庭でもバルコニーでも、ちょっとしたスペースがあればバラは育てられます。意外にもミニバラよりも育てやすい「バラの育て方」をまとめていきたいと思います。また、時期による作業の説明を更新しています。

更新日: 2015年08月28日

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この記事は私がまとめました

<置き場所>

直射日光、風通し、冬の寒さに当たる事が必要なため、一年中外で育てます。
(これはミニバラも同じです)

系統:フロリバンダ
青みのある、淡い紫色の個性的な花色と、
ウェーブがかったセミダブル丸弁の花形が素晴らしく調和します。
中輪・強香・四季咲き

夏以外は日当たりの良い場所がベストポジション
 特に午前中の日光が最適です

鉢の数が少なかったり、人手があって、鉢の移動が負担にならないなんてお宅は、
雨の時だけ軒下に避難されてあげると病気の予防になりますよ。

(軒下の風通しが悪いお宅の場合、なるべく鉢間を離して置いたり、
 面倒でも晴れ間には風通しの良い場所に移して風に当てましょう。
 梅雨に数日軒下に置きっぱなしにしたりすると、
 あっという間にうどん粉が発症なんてこともあるので。)

夏の置き場所にはひと工夫が必要

ほとんどの植物に言える事ですが、基本的には原種が一番丈夫ですよね。
バラは売られているもののほとんどが品種改良されたものな上に、原産国も日本ではありませんから、最近の「若干南国化?」してきた日本の真夏はとても苦手です。
(ノイバラ、ハマナシ等は野生で自生していますが、やはりそれぞれ自分に合った環境の場所に生えたものだけが根付いて生育しています)

まして「鉢」という人の管理がすべての世界。
地植えのようにある程度自由に根をのばしたり水分摂取量の調整ができる状態ではありませんから、苦手な真夏だけは場所や灌水の管理をしっかり行ってあげて下さい。
夏を上手く乗り切ることができれば、綺麗な秋花や、翌年のための元気なシュートを伸ばすなど、バラも応えてくれます。

置き場所以外のコツは季節ごとの管理の項目にまとめてあるので、ここでは置き場所のコツについてのみ記します。

夏の置き場所 <午前中だけ日が当たるか、一日中木漏れ日等の明るい半日陰。風通しも良い場所>

最適な環境です。
それでも、秋にも良く咲く品種ならば、上がってくる蕾のうち半分くらいは摘蕾し、
咲いた花も長く置かず、早めに摘んで涼しい部屋に飾るのがおすすめです。

夏の置き場所 <ほぼ一日中日当たりになってしまう、
     または午後に日当たりになってしまう場所しかない場合>

・遮光する
   面倒ではありますが、管理が一番楽になるのはこれです。
   遮光ネットを設置して、日当たり加減によって30~60%遮光。
   ただ、見た目重視の場合は他の工夫で乗り切るしかありません。

   緑のカーテンを作っているお宅ならその内側に置くのもありですが、
   風通しが悪くなってしまう場合は病気予防の薬剤散布が必要になる可能性あり。

・鉢の中の温度が上がりすぎない工夫
   2重鉢、マルチング、
   鉢底を地面につかない様に鉢置きやポットフィート、レンガ等を使用する

・せめて風通しは確保!
   鉢と鉢の間隔は広めにし、混みあった部分は剪定して樹の負担を軽くしてやる。

・品種によっては蕾が上がっても思いきってすべて摘蕾
   秋にも咲かせたい品種や、一般に難しいと言われる品種の場合は
   秋まで力を使わせないのも一つの手

鉢底の風通しもバカにできないポイント。

特に夏場は鉢の中の温度が上がるのを防ぎましょう。

<バラ向きの鉢の選び方>

見た目はともかく、根張りが素直に真っ直ぐ育ち、鉢底で根がグルグル巻きに成長してしまう「サークリング」を起こさないように設計された『スリット鉢』が最良。

テラコッタ鉢など好みの鉢で飾りたい場合はスリット鉢ごと好みの鉢にスッポリ入れて育てましょう。
夏の土の乾燥や冬の寒さから苗を守る二重鉢の構造になるので、スリット鉢だけで育てるよりも理想的な形になります。

こちらもおすすめ。

スリット鉢と違って植替えをさぼると根がサークリングしてしまうのは他の鉢と同じですが、排水性も良いですし、厚みがある分、耐久性はこちらの方が断然上です。

・植替えと鉢の大きさ

鉢を選ぶ時、号数で迷う事がありませんか?

簡単に説明すると、号数は購入してから1号ずつ徐々に大きくしていくのが無理が無くて失敗を防げる方法です。

この時、冬以外は「根が回って根鉢を崩さないように出せるようになってから」、「根を崩さずに、元の根鉢の周りに新しい土を足すような気持ちで」鉢増しをして下さい。

冬は鉢から抜いたらある程度土を落とし、曲がった根や長すぎる根を切り、新しい土を使って「元と同じ鉢かワンサイズ大きな鉢に植え替えられます。

おおよそですが、木立バラで最終の大きさが8号~11号。
つるバラで11号~14号。
植える品種の枝の長さや土の性質、置き場所の環境に合わせ、土の量と根の量、地上部の枝葉の量がバランス良くなるように選んでください。

例…ピエールドロンサール 12号鉢 枝の長さ3m、主幹4本

日本で、つるバラの中で最も人気が高いと言われる品種。
クラシカルな花形と繊細な色合いが調和したとても美しいバラ。
ボリュームのある大輪花ながら、春は株を包み込むようなすばらしい花付きです。

大輪・微香・返り咲き

<鉢植えの水やりの基本>

・土の表面からどのくらいの深さのところまで乾かしてから与えるか」を、「季節ごと」と「鉢の大きさごと」に分けて理解。する

・与え方は周年「下から流れ出るまでたっぷりと」。

・与える時間帯を季節ごとに変える。

・鉢皿は極力使わない。使う場合は皿に水をためておかない。

・土に直接与える。土を枝葉に跳ね返さないように静かに、が大切。(病気予防)

<雨にだまされない>

雨で土の表面が濡れていても、実際には鉢内の土の隅々まで水が行き渡っていないことも。
雨が水やり替わりになると思わずに、鉢の重さや葉の張り具合、前回与えてからの日数などを総合的に判断して、必要と判断したら降雨後でもたっぷりの水やりを。


~ 鉢植えバラの場合~  *水を与えるタイミング

冬…土の重さが水をたっぷり与えた時の半分位の重さになったら。または表面から5㎝以上下の土も乾いたら。一番乾かし気味に管理する季節。時間帯は暖かい日の午前中。
与えすぎると根が腐りま~す。

夏…表面が乾いたら。一番水切れに注意する季節。
時間帯は夜明け後の涼しいうちか、日暮れ後。
※水切れを起こした時…時間帯に関わらず、すぐに日陰に移動してたっぷり与える。
※水切れとは…花がクタッとおじぎをして下を向いてしまっている状態

春と秋…冬と夏へのそれぞれの移行期間。徐々に土が乾いている日数を増やしたり減らしたりしていく。時間帯は午前中11時頃までに。

実際には花には水をかけないように与えます

❁ 大事なポイント

毎日ほんの少しの時間でもいいので、土と枝葉にさわったり見たりする癖をつけて、季節ごとにどのくらいの土の乾き加減で水を与えると調子が良いか確かめながら育てましょう。

<肥料について>

バラは肥料食いです。
更に、鉢栽培では人が与える肥料が苗にとってはすべてなので、与えている肥料の袋の表示に従い、肥効が切れる前に忘れずに与えてください。

・肥料とは、基肥の3要素が入っているものを指します。
よく売られているアンプルを鉢土に挿すタイプのものは、成分表示が無いため効果がはっきりしません。
基肥<N(チッソ)/P(リン酸)/K(カリウム)>の含まれたものを使用しましょう。

・特にバラに最適なバランスの肥料はNに対してpとk、中でもpの分量が多いものです。
すべてバラにとって必要な成分ですが、N=チッソが多すぎるとうどんこ病にかかりやすくなるなどの傾向にあります。
p=リン酸は花を咲かせるために特に必要な成分なので、芽が出て蕾が付く前の3月~4月頃にリン酸分の多く含まれた肥料を与える事が有効です。

・花後には体力の回復を目的に肥料を与えます。これを「お礼肥」といいます。
体力を回復させ、2番花を咲かせるための大切な肥料なので、四季咲きのバラには特に忘れずに与えましょう。

※開花については四季咲バラについての表記です
※鉢植えの施肥の表記を参考にしてください

参考URL
http://www.keiseirose.co.jp/company/dictionary/grows/body_5-5-2.html


画像はイメージです。
与え方は、与える肥料によって異なってきます。

※与える量は、肥料のパッケージの表示に従って下さい。

画像…『さくらねこのマイガーデン「ピーチヒル日記」』様

●液肥の基本●
液肥は、乾いた鉢土に与える場合は水やりの時と同じように下から流れ出るまで与えて下さい。

又は、普段通りしっかり水やりをした後に与えましょう。
特に、中で根がある程度張っている苗に与える場合は水やり後に与えるのが理想的です。

これは、鉢の中の隅々まで成分が偏らずに液肥が行き渡る様にするためです。

●固形肥料の基本●
固形肥料は、形が崩れていなくても肥効期間を過ぎると中の栄養分自体は無くなっていますので、新しいものと交換しましょう。

<今の時期にしていること>

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