文字の読み書きができない"失読症"でも才能を発揮した有名人
文字の読み書きができない"失読症"でも能を発揮した有名人の克服方法や学生時代のエピソードなどを紹介。
更新日: 2013年05月03日
文字の読み書きができない"失読症"でも能を発揮した有名人の克服方法や学生時代のエピソードなどを紹介。
更新日: 2013年05月03日
▼ 失読症とは?
学習障害の一種で、知的能力及び一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。
「文字とその文字が表す音とが一致・対応し難く、勝手読みや飛ばし読みが多い」、「音読作業と意味理解作業が同時にできないため読み書きに時間がかかる」などの特性がある。
ハーバード・スタンフォードの研究チームによると、ディスレクシア(失読症)の子供は普通の子供の10倍以上の時間をかけて1語を理解している。
▼ 失読症の有名人
人気ハリウッドスターであるトム・クルーズが自ら『自分はディスレクシア(失読症)だ。』と公表した事によって、この障害の知名度が高まったと言われている。
脚本の文章は理解できないので、台詞を覚えるときはテープに全て録音して繰り返し聞いていた。
子供のときは失読症のために12 年で15の学校を渡り歩き、補修クラスに入れられていた。
失読症だったときは集中力を高め、文章を視覚的なイメージに置き換えていた。
「『トップガン』を撮影していた22歳のときにレッスンをいくつか受けて、すぐに投げ出してしまった。操縦の理論を理解することができなかったんだ」とトムは告白。その後、無事にライセンスを取得。
新興宗教であるサイエントロジーの活動によりこの学習障害を克服し「大人になって、サイエントロジーの教育本を読んだことで完ぺきに読解ができるようになった」と語っている。この経験から学習障害児への支援活動にも取り組んでいる。
小学校を同級生に比べて2年遅れで卒業。そのことでイジメを受けた過去や、学校が嫌いだったことも告白。
現在でも本や脚本を読む際は普通の人に比べ、2倍の時間がかかるという
「自分が被害者と思ったことは一度もない。映画づくりが、負わなくていい重みから私を救ってくれた」
「学習障害は、思っているよりもずっと一般的なものです。自分一人だけが悩んでいるものではありません。それでも、学習障害があることで、今後やりたいことをやるためには、さまざまな困難が降りかかるでしょう。でも、それはあなたの可能性を狭めるものではないのです」
幼少期にディスレクシアに悩まされたが聖書の朗読などで、現在では改善されつつある。
7歳で失読症と診断され、人の3分の2を理解するのに3倍の努力が必要だった。
「今でも毎日のように闘っている状態。ほかの俳優に比べて台本を読んだり、覚えたりするのが大変なんだ」
母親は、本を50冊読んだらオートバイを買ってあげることを約束し、やる気を出させたという。彼は一生懸命、本を読んだが、50冊は達成できなかった。しかしそのことで、読書が好きになった。
6歳のときに失読症と診断された。
録音読書で学習したり、色付き眼鏡をかけて文章の文字が混じって見えないように工夫し読書している。現在は改善されつつある。
失読症の克服のためにエマ・トンプソンが執筆した1995年の映画『いつか晴れた日に』の脚本を使ったそう。「母から、もしもエマ・トンプソンが字を読めなかったら、絶対に克服しているわ。だからあなたもエマのように読む練習をはじめなさい、と言われたわ」
高校時代は失読症のため成績がとても悪く、学校は時間の無駄であると思っていた。
そのことを一因とする疎外感を、アイスホッケーというチームスポーツで癒していた。
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