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【明治と昭和のはざまで】風雅を愛した心優しき殿下~大正天皇を知る~

気さくで、分け隔てなく、庶民との触れ合いを求めた大正天皇。明治と昭和と言う激動の時代のはざまで揺れ動いた、その足跡を追う。

更新日: 2013年05月15日

半四郎さん

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気さくな御人柄

明治天皇は、重臣やごく親しい人物にしか肉声を発したことがありません。

それを考えると、大正天皇の気さくな言動は、まさに画期的なできごとであったわけです。今、お茶会で有名人などが天皇陛下にお声をかけられるのとは比べ物にならない衝撃があったといえるでしょう。

皇太子時代に全国を巡啓し、京都帝国大学(現:京都大学)付属病院を訪れた時には、患者に声をかけ、患者が涙にむせんだという。

福岡県知事との会話の間に持っていたタバコを気軽に差し出したという記録も残っている。

巡啓中には、非常に気さくに、身分に構わず気軽に声をかけた。移動も特別編成のお召し列車ではなく、一般乗客と同じ普通列車に乗り込んだ。

兵庫県の陸軍大演習ではいきなり旧友宅を訪問、新潟県では早朝に宿舎を抜け出して散策をし、ある時は蕎麦屋に入るなど自由奔放にふるまった。

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半四郎さん

心の赴くままに…