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10日連続中国船が侵入…揺れる尖閣周辺の今

本日5月11日も中国船が日本の接続水域内を航行し、これで10日連続となりました。一方昨日から日台間で結ばれた協定によって、マグロ業が盛んとなる尖閣周辺の日本の排他的経済水域で、台湾船の操業が可能となり、さっそく十数隻の台湾船が操業を始めました。中国と台湾の間に揺れる尖閣の現状をまとめました。

更新日: 2013年05月11日

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「尖閣諸島」の名称は、日本政府からこの島を無償貸与された実業家の古賀辰四郎の依頼により、1900年5月に当地を調査した高知県出身の教師、黒岩恒が命名。日本政府は領有状況を1885年から1895年まで調査し、いずれの国にも属していないことを慎重に確認したうえで1895年1月14日に尖閣諸島の編入を閣議決定した。日本政府の公式見解は尖閣諸島の編入手続きは国際法で言う先占の法理手順を満たしていたが、中国政府や台湾政府は、1971年以降から領有権を主張して「領有権問題が存在する」と主張している。

引用元:http://goo.gl/1ROv

沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で11日、中国の海洋監視船3隻を海上保安庁の巡視船が確認

尖閣周辺の接続水域には昨日も中国船が航行していた

10日午後3時、久場島沖の同水域を航行するのが確認され、一時同水域を離れたものの、10日午前7時10分ごろ、ふたたび久場島沖で同水域に入った。

中国当局の船が尖閣周辺で確認されたのは10日連続となり、海保の巡視船は領海に近づかないよう警告している

「接続水域」とは

接続水域で国家は自国内または領海内における法令の違反について、防止や処罰を目的とした措置をとることができる

このような措置は、関税・衛生など特定の行政目的に限って管轄権を領海の外に延長して行使することが認められている

船舶の船足が速くなるにつれて,狭い領海内では密輸の防止など十分な取締りを行うことが困難になってきたため、このような水域が設けられるようになった。

しかし接続水域は本質的には公海であり、出来る事は事実上の予防に留まり、強制措置まで含まれないと解されている

規制対象船舶は領海に侵入していない以上違反行為の「実行の着手」はまだ無いと見るため。

挑発する中国、抗議する日本

中国船の領海侵入は今月5月5日で早くも去年1年間の日数、23日に並んだ。中国の領海侵入は今年に入って急速に増加している。

今月5日には中国の海洋監視船3隻が日本の領海に侵入、うち1隻は魚釣島におよそ500メートルの距離まで近づいた

中国船の領海侵入はこの日で23日となり、早くも去年1年間の日数に並びました。今年に入ってから急速に増加しています。

6日にも中国船2隻が海保巡視船に対し「釣魚島および付属の島々は、中国固有の領土だ」と中国語などで応答

海保巡視船が領海に近づかないよう警告した事に対する中国の海洋監視船2隻からの無線での返答。

一方菅官房長官は7日、中国が独自に設定した領海基線をめぐり「尖閣諸島はわが国固有の領土であることは明らか」と強調

同時に中国が勝手に設定した領海基線に対し、米国防総省が「国際法に合致しない」と指摘したことに対し「米国の主張は歓迎したい」とも述べています。

同時に小野寺五典防衛相も「中国独自の主張に基づくいかなる言動も、わが国としては全く受け入れられない」と明言

また先月23日、菅官房長官は「(侵入事案は)誠に遺憾で受け入れられない。外交ルートを通じて厳しく抗議している」と述べている

この時は尖閣国有化以後最多となる、8隻もの中国船が領海に侵入していた。

一方漁業協定に基づき尖閣周辺での台湾船の操業が始まったが

日本と台湾が4月に調印した取り決め(協定)に基づき、尖閣周辺の日本の排他的経済水域で台湾船の操業が10日、可能になった

これに基づき十数隻の台湾船は、互いの漁船を取り締まらない「法令適用除外水域」で操業を開始

協定の水域は黒潮の通り道で、この時期はマグロはえ縄漁の最盛期となっている。

一方水産庁によると、この日、この水域で日本船は確認できなかった

本来は沖縄だけでなく、宮崎、鹿児島、高知など国内各地から船が集まる水域だった。沖縄から出漁した7隻も、「台湾船とのトラブルを避けるため」協定の水域を避けて宮古島北東部へ出航していた。

協定はスタートしたが、漁場のすみ分けなどのルールは決まっておらず、新たなトラブルが懸念されている

乱獲などを防ぐルールなど、日本と台湾間の操業ルールに関しては結局双方の主張が折り合わず、ルール策定が間に合わないままスタートしている。

漁業関係者
「(漁場へ)行ったらトラブルさ。言いたくないけれど、漁具を奪うんですよ。(台湾の漁師と)協力してはできないよ」

一方台湾当局は、漁民向けラジオを通じて「自制をもって協定範囲内で操業するように」と呼びかけている。

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