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ポーランドの英雄になったクマの切なくて温かい物語

「ポーランドの英雄」とも言われるクマ、ヴォイテク。彼の信じられないようなエピソードと数奇な一生をまとめました。歴史上の実話です。

更新日: 2013年05月20日

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Nanahoshi14さん

クマの名前はヴォイテク

ヨーロッパではかなり有名なクマです。

第2次世界対戦中のポーランド軍に、とてもユニークな兵士がいました。彼の名はヴォイテク。

連合軍伍長の肩書きを持つ彼は、なんとシリアヒグマ。しかし、多くの仲間から愛された兵士でした。

ヴォイテクは幼いころにポーランド軍に拾われた

母グマが猟師に撃たれ、イランのハマダーン付近でヴォイテクが現地の少年に拾われたのは1942年、生後3ヶ月の時でした。

幼いヴォイテクは始めのうちは食べ物をうまくのみ込むことができず、兵士たちは薄めたコンデンスミルクをハンカチに染み込ませ、ウォッカ瓶に入れて飲ませました。

ウォッカの瓶にミルク入れて飲ませ育てられたヴォイテクは、やがてポーランド軍のマスコットとなっていった。

人間そっくりに成長したヴォイテク

出典ameblo.jp

中に人間が入っているんじゃないか?と思うような写真の数々…。

ヴォイテクは、いつも自分が人間であるかのように振舞っていたそうで、初めから他のクマとは違う、とても個性的なクマだったそうです。

敬礼をすることも覚え、ひとりぼっちにされると「かまって」と鳴いたり、しかられると目元を前足で隠すなど、人間と長く暮らすうちに人間っぽいしぐさもするようになりました。

時々ヴォイテクが笑っているように見えたこともあるそうです。

好物はビールと煙草

ビールやたばこが好物で時々ご褒美としてもらっていた。

タバコは吸うのではなく食べるのが好きだったとのことで、なぜか火のついたタバコでないと興味を示さなかったようです。

兵士たちのマネをしていたのかもしれませんね。

ときどき、人間とレスリングをして遊んだ

ヴォイテクは兵士たちとレスリングをして遊ぶのが大好きで、時にはわざと兵士に勝たせることもありました。

ヴォイテクは「礼儀正しい対戦相手」で、自分が勝つと喜ぶけれど、相手を倒すために無茶なことをすることは絶対になかったのだそうです。人に怪我をさせたこともなかったそうです。

兵士たちとの絆

甘えん坊のヴォイテクは兵士たちと一緒に眠ることを好み、時には夜の間に就寝中の兵士に寄り添い朝になって顔をなめて起こし、びっくりさせることもあったそうです。

元兵士の方は、「今となってはとても不思議な話だけれど、あの頃の私たちにとって、ヴォイテクのいる暮らしは当たり前のものでした」と話していました。

そして、ヴォイテクは正式な兵隊になる

集合写真の中にもしっかり映るヴォイテク。

ヴォイテクは正式に徴兵され、ポーランド第2軍団第22弾薬補給中隊に配属。正規の兵隊となった。

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