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直線一本が44億円!?バーネット・ニューマンの絵が超高額で落札

バーネット・ニューマンの現代アートが超高額で落札されました。

更新日: 2013年05月17日

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青いキャンパスに一本の線のみの絵が超高額で落札

バーネット・ニューマンの1953年の作品が昨日行われたサザビーズのオークションで4380万ドルで落札されるという現代アート落札額の記録をつくり、このおかげでサザビーズの株価も上昇したほど。

入札は6人の入札者の争いとなり、最終的に落札したのは電話による入札者で身元は明かされていないが、イタリア訛りだったとか。

一面のコバルトブルーのキャンバスに白い線が一本入っている典型的なBarnett Newman作品の「Onement VI」は、元の所有者はマイクロソフト創業者のひとりであるポール・アレン氏で、予想落札価格は3000-4000万ドルだった。

バーネット・ニューマン

【1905-1970】アメリカの美術家。

抽象表現主義とカラーフィールド・ペインティングの代表的存在と言われています。ニューマンはロシア系ユダヤ移民の子としてニューヨークに生まれた。ニューヨーク市立大学シティカレッジで哲学を学んだ後、父親の服飾業を手伝った。1930年代から絵を描き始めた。

ニューマンは1950年代のニューヨークでの活動において、他の美術家と共に、ヨーロッパ絵画の様式に拠らない独自の抽象表現を築き上げたことで、一般的には抽象表現主義の美術家として認識されている。しかし、クリフォード・スティルやマーク・ロスコら他の抽象表現主義の美術家が用いたような表現主義的な筆触を拒絶し、はっきりした輪郭と平坦な色面を用いたことからすると、ニューマンの作品はポスト・ペインタリー・アブストラクションやミニマリズムの嚆矢と見ることができる。

「ジップ」と呼ばれる縦線を巨大な色面に配した独自の構成を確立

バーネット・ニューマンは、20世紀の最も重要な画家のひとりです。一色に塗られた画面に「ジップ」と呼ばれる垂直線を配し、力強い色面の構成による独自のスタイルを確立しました。

1940年代には最初シュルレアリスムを試したが、やがて独自のスタイルを築きあげた。その画面は、ニューマンが「ジップ zip」と呼ぶ細い縦線で巨大な色面が区切られるのが特徴である。ジップを用い始めたころの作品では、色面はまだらになっていたが、やがて色面は単色で平坦なものになった。ニューマン自身は1948年以降の「ワンメント Onement」シリーズによって自己のスタイルが確立されたと考えていた。

主な作品

褐色の画面にオレンジの線が引いてあるのですが、ニューマンは画面に縦線が引いてある作品を描きまくったアーティストです。
このたて線、いろいろな解釈があるのですが代表的なのはキリストが処刑される前、十字架を担いでゴルゴダの丘まで上がった道を表している。
というものです。

「十字架の道行 The Stations of the Cross」シリーズ(1958年-1964年)

モノトーンの連作絵画である。この連作はニューマンが心臓発作から回復してすぐに制作されたもので、一般にはニューマンの画業の頂点を示すものとして認識されている。この連作は「レマ・サバクタニ(なぜ我を見捨て給う)」という副題がつけられている。十字架上のキリストが叫んだ言葉である。ニューマンはこの言葉が、彼の時代にとって普遍的な重要性を備えていると感じていた。

「アンナの光」(1968年)は幅7.1m、高さ2.3mあり、彼の作品中最も大きい。題名は1965年に没した彼の母の名に由来している。

巨大な「アンナの光」の前に立つと、赤い光に包まれるような感覚に。ここでは両脇の色帯ではなく赤い画面が絵の主役だ。同展を担当した前田希世子学芸員は、「はけ目がわずかに残り、赤にざわめきがあるように見える」と指摘する。ローラーで均一に塗らず、あえて幅20cmほどの

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