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週刊ダイヤモンド最新号「経済ニュースを疑え」が自虐的ですごい

5月20日発売の週刊ダイヤモンドがすごいです。「経済ニュースを疑え!」と題した特集は自己批判モリモリで、反省しまくりの約30ページ。過去の特集を振り返り、編集部の体質を猛省したりと、とにかく経済誌っぽくない。日経新聞の“リーク依存症”といった報道の裏側もしっかり解説して読み応えありです。

更新日: 2013年06月03日

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narumiさん

今週の「週刊ダイヤモンド」は気合入ってた…!

5月20日発売の週刊ダイヤモンド
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00CP6R5L4

経済誌が「経済ニュースを疑え!」って言ってる。
この特集は買いですよ。

経済誌としてのざんげも含め、自らのレゾンデートルを
 疑うことで、業界内の構造的な問題を炙り出した。

という内容だが、とにかく自虐的。

ここまでは他のメディアの誤報を批判してきたが、
 本誌も経済誌の本領といえる株特集で
 予測を外しまくっているのだ。

えっ。

特集タイトルは「資源株投資入門 年金に頼らない老後資産づくり!」

小判の上に「太鼓判」と記載したインパクトの大きい表紙。







だが、いま振り返ると…。

少しでも売るためには、派手なタイトルや見出しをつけて、それを新聞広告や電車の中吊り広告で引用して紹介することも少なくない

ダイヤモンドの株特集には、株価の予測の問題とはかけはなれた、
 売らなければならない、という雑誌の構造上の問題もあるからだ。

「株特集」は株価が上がってるときに発売されるが…

株価が上がり、皆が株取引に興味を持ったときに株特集が出る。しかし株は下がってるときに買ったほうがいい。ここに矛盾が生まれるという。



堀江氏は出所時の会見で以下のように語っていた。

景気が悪い時ももっと株式投資の記事を載せるべきだと思うし、
 景気が良くなっても「自制したほうがいい」と思っています。

これについても「耳が痛い」と反省。

耳が痛いコメントだ。100周年を機に、
 株特集のあり方を再度考えていきたい

目次はこんな感じ。
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週刊ダイヤが株特集を組むと なぜ株価はピークを打つのか

【Column】同じ特集使い回し決断も遅い 部数が不安で新機軸出せず

バブル正当化の後付け理論を 放置した経済メディアの罪

さらに「特集ネタを使いまわしてます」と正直に告白し、猛省

出版業界、特に週刊誌においては企画の新鮮さが生命線となる。
 しかし、本誌は過去の特集の使い回しから脱却できずにいる。

返す刀で、日経新聞の“リーク依存症”に切り込むのを忘れない

リークから紙面化までの具体的なスケジュールを図で説明

特ダネは記者ではなく、企業の広報が作るもの──。
 大手総合商社の広報担当者はごく当たり前のことのように
 言い放った。

書いてもらいたい案件をこちらからリーク(情報を漏らすこと)
 すれば、特ダネとして大きく扱ってもらえる

週刊ダイヤモンドやべえ…

記者、編集者、広報、PR…。メディアに関わる人間は必読だと思います。


ウェブでも一部の記事は読める。
・経済ニュースを疑え! 報道現場の裏側を明かす
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/5425

・高まるメディア不信 報道スタンス全網羅
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/5428

今週の週刊ダイヤモンドは絶対に買いだと思います!

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