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【なぜ今?】およそ40年前に刊行された小説がいまバカ売れ中のワケ

ふと書店で見つけて購入した小説が実は40年前に書かれたものだと知り、色々気になったのでまとめてみました。

更新日: 2013年10月08日

naoki0628さん

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どんな小説?

約40年前に書かれた中町信さん(1935~2009年)の『模倣の殺意』(創元推理文庫)=写真=という本格ミステリー小説が突然、売れ始めている。

新進作家の男が服毒して死亡、警察は自殺として処理する。しかし故人を知る女性編集者は不審に思い独自に調査を開始。一方、ある男性ルポライターも別ルートから取材を進める。彼らが得る異なる手がかりは、やがて複雑に絡まりあう――

なぜ今更?

大手書店チェーンの文教堂が2012年末、この埋もれた名作に目をつけ、店頭に平積みしてプッシュ。

「現在は無名に近い作家の作品が突然店頭で宣伝されはじめたことで、興味を持ってもらえたようです」と版元営業部の渋沢大和さん。

「この作品に使用されているトリックが広く読者に認知されたこと」も話題の理由の1つであるとも述べられています。

埋もれていたワケ

中町さんはデビューから80年代中頃までの初期に、あの手この手のだましの技を披露した叙述トリックの先駆的作家だが、地道な捜査を描く社会派推理全盛という時代性もあってか、大きくブレークせず、その後は旅行ミステリーなどを手がけた。

翻って今世紀に入ってのミステリーを見てみると、東野さんの代表作も含め、伊坂さん、道尾秀介さんらの叙述トリックの技巧に優れた作品が多く支持を得ている。中町さんの40年後のブレークは、「時代が追いついた」ということだろう。

本作が発表された当時は、叙述トリックというジャンルはその地位を確立しておらず、ほとんど注目されていなかったようです。

Twitterでの感想

中町信の「模倣の殺意」読了。帯に偽りなしの名作。ネタバレになるから多くは語れないけど、これは読む価値あり。

『模倣の殺意』やっと読めた。面白かった。新刊だったけど改訂が何度もあったからで実際は何十年も前の推理小説だそうな。好みじゃないが好きだ。面白かった。

読書メモ。中町信『模倣の殺意』。ぱっとしない作家が自宅で青酸カリを飲む話。接触のない二人がそれぞれ事件を追っていく。真相に気づくのは難しくないが、書かれた時代を思えば革新的。起こったことだけを淡々と短文で綴っていく文体はリズムがつかみにくくて少し読みづらかった。

「模倣の殺意」 面白かった!清々しいぐらいに騙されました。

模倣の殺意マジで面白い。Kindleでせーるになってなかったら確実に出会ってないだろう。電子書籍時代はこういう出会もあるから嬉しい。

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naoki0628さん



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