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大人の常識!?よくわかる西洋美術史入門!

ルネサンスとかいわれても単語は知ってても詳細はちょっと・・・ってなりません?私はなりますので、西洋美術史の主要な流れをまとめてみました。素人なのでちょと間違えてるかもしれないけど、許して下さい。

更新日: 2015年09月17日

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shikibu56さん

まず基本!後世まで影響を与えるギリシャ・ローマ美術

古代ギリシャの人々は,肉体的にも精神的にも調和のとれた
完璧な存在になることを理想と考えました。

◎アゲサンドロス、アテノドロス、ポリュドロス
◎「ラオコーン像」 紀元前160〜20年頃

1506年に発掘されたギリシャ美術ヘレニズム期の彫刻。
ギリシャ美術の身体表現は美の極致とも言われ、ルネサンス以降の西洋美術に大きな影響を与えていく。

激しい身体の動きはバロック的。

西洋美術史に出てくる「古典」とはギリシャ・ローマ美術のこと。

ローマ美術はギリシャ美術のコピー+地域性

ルネサンス以前の暗黒時代!

中世の美術はキリスト教一色。そのため絵画で言うと、教会のモザイク壁画がメインとなる。古代とは打って変わって極めて平面化しており、それ故暗黒時代とも呼ばれていた。

出典http://www.zephyr.dti.ne.jp/~tubouchi/ahistory.htm

◎ドゥッチョ
◎「マエスタ(ルチェッライの聖母)」1285年頃

装飾的でフラットな画面はビザンツ美術から抜け出しきれていないが、玉座などの立体表現はルネサンスの時代への橋渡しとなる。
モチーフは聖母子像なのでバリバリのキリスト教美術。

ギリシャ・ローマのように人間性の復活!ルネサンス

14世紀になると,人々はキリスト教の伝統的な考え方にとらわれない科学的なものの見方をしたり,個性的で人間味あふれる芸術を求めるようになりました。

◎レオナルド・ダ・ヴィンチ
◎「モナ・リザ」 1503〜06年

レオナルドがすごかったのは、天才的な構図により見る人が絵の中にいるような臨場感を持つようにしたこと。
それまでの絵画はダーッとした状況解説的なもので観測者的視点であったが、三角構図や遠近図法で絵の主役に自然と目が行き臨場感が得られるように考えられている。

スフマートというレオナルドが発明したぼかし技法は、「モナ・リザ」にも使われ、柔らかなぼかしによって光の屈折による色の変化で遠近感が表現されている。

王侯貴族でない人の肖像画が描かれるようになったのもこの時代。(モナ・リザのモデルは名家の奥様といわれている)

◎ラファエロ
◎「ベルヴェデーレの聖母」1506年

レオナルドとミケランジェロの影響を受けた若き天才。なんでも吸収して調和させてしまうプロデュース能力の高い人。

古典主義的(ギリシャ・ローマ的)な理想美を確立させ、以降19世紀に至るまで芸術アカデミーでは形式美の象徴とされた。

美青年で女性にもてて「美人を描くには、美人をたくさん見なくっちゃね」とか言っていたらしい。チャラ男。

目立ったもん勝ち!バロック美術

カトリックによる信者獲得サービス美術
(プロテスタントへの対抗)
宗教絵画の庶民向け版(分かりやすくした)。

出典http://blog.livedoor.jp/kat_nitta/archives/3032895.html

ルネサンスの反動として生まれた。ルネサンスにはなかった影の強調、時間の一瞬性、脱神話モティーフ、場面の不均衡等々、あらゆる面でルネサンスと異なる。

◎ルーベンス
◎「十字架昇架」 1610〜11年

ルーベンスはとにかく動きのあるダイナミックな構図の先駆者。
この時代、プロテスタントvsカトリックの争いは激化し、信者獲得のため信者ウケする派手なバロック様式がカトリック教会を中心に生まれる。

ルーベンスのいた南フランドルはカトリック。

この時代、明暗が大きく動きのある構図で絵が描かれるようになった。色彩も豊かでタッチも大胆。

キレイな方がいいよね!ロココ(テーマは軽薄)

バロックの反動。
フランスの貴族文化の開花で、目的を「説教」から「飾り」に変えた。

絶対王政の時代であるため、国王や貴族の優雅な生活を描いたものが多い。その軽薄なテーマのためになかなか評価されないが、俺は個人的に好き。だって家に絵を飾るならロココの絵が一番良くない?

出典http://www.zephyr.dti.ne.jp/~tubouchi/ahistory.htm

◎フラゴナール
◎「ブランコ」 1768年頃

軽薄さに定評のあるフラゴナール。

ベルばらとかの時代で貴族がチャラチャラしているので、優雅な貴族文化を描いた作品が多く生まれた。

注文者は左下の草薮で女性のスカートをのぞく男性。この男性は男爵で、自分の愛人とそのスカートをのぞく自分を描いて欲しいと頼んだ。

時代は進み、フランス革命後はロココの軽薄な官能性やバロックの大げさな表現は否定され、デッサン重視のアカデミックな新古典主義へと移っていく。

ロココ軽薄すぎっ!もっと硬派に行こう!新古典主義

ポンペイの遺跡から数多くの芸術作品が発掘されたことと、ロココのあまりにも軽薄な主題の反動によってまたまた古典古代ブームが起こった。線的で、極めて細密に描かれているのが特徴。

ロココ美術はチャラ過ぎたっすわ~、反省してデッサンを重視して クラシック に描きますわ~ってのが新古典主義。

◎ダヴィット
◎「ホラティウス兄弟の誓い」 1784年

ロココの反動から男っぽい硬派な絵に流れていく。

新古典主義は、ギリシャ・ローマの古典様式をお手本として「美しい肉体には美しい精神が宿り、それは限りなく神に近い」とされた古代ギリシャの精神を表現しようとした。

デッサン重視、構図重視、テーマは道徳的、筆跡を残さないなめらかな画面などが特徴。

美の基準とか人それぞれじゃない?ロマン主義

愛とか夢とか不安とか憂鬱とか、そういうのは家でやれよ!
……と、新古典主義やアカデミズム絵画は無視してきたけれど、ここに来てそういう個性の美を追求する風潮が生まれてきたのです。きしむ感情を歴史画や神話画に盛り込みたい!

出典http://picup.omocoro.jp/?eid=1173

◎ドラクロワ
◎「キオス島の虐殺」 1824年

アカデミックで「ギリシア美術こそ美の基準」な新古典主義に対し、「美の基準は人それぞれじゃない?」というロマン主義が生まれる。

ロマン主義では劇的でドラマチックな表現が好まれた。
ここまでの絵画は筆跡を残さず絵の具を塗り重ねていくのが基本となっていたため、ドラクロワは絵の具が見えるような激しい筆跡とイキイキとした色彩で絶賛と批判、その両方を受けた。

目に見えるものしか描きたくないです。写実主義

19世紀になると,「自分の目で見たこともないものは描きたくない」と主張する画家たちが登場しました。彼らは,身近な風景や人々の日常生活の中に美を見いだそうとしました。
このように,現実に存在しているものをありのままに表現しようとする考え方を写実主義と言います。

◎クールベ
◎「オルナンの埋葬」 1849年〜50年

これまでのサロンでは農民や労働者などのテーマは卑俗なもの、「美しくないもの」とされ主題にされることはなかった。

この「オルナンの埋葬」は農民の葬儀の様子を描いた7mの大作。当時、大作にはふさわしいテーマが描かれるのがお約束で、聖書でも神話でもない風景を描き、お約束を破ったクールベはサロンで物議を醸し出した。

◎ミレー
◎「落穂拾い」 1857年

細部までは書き込まないのがミレー。

麦を刈り取ったあとの落穂を拾う農夫の姿を描いた作品。
決してほのぼのとした風景ではなく、食料の足しにするために腰をかがめて落穂を拾い集める、最貧層の農民を描いている。

写実主義はちょっと暗いから、ハッピーな方がいい!印象派

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