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食欲の秋!旨いものが堪能できる時代小説【江戸グルメ】

江戸時代の旨いものが出てくる小説に凝っています。決して贅沢な食材ではないけれど、知恵と手間をかけて美味しく作られている様子がよくわかります。時代小説は料理だけじゃなく、江戸時代の人々の暮らしや時代背景もわかって面白いです。

更新日: 2016年06月23日

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hanako711さん

鍋奉行犯科帳 田中哲文

大食漢で美食家のお奉行様のお話。どの話にも本当に美味しそうなものが出てきます。空腹のとき読んだら危険です。こんな上司のもとで働くのは大変だけど、美味しいものがたくさん食べれるならいいかな…。捕物帳としても面白い小説です。

大坂西町の新任奉行、大邉久右衛門。大食漢で美食家で、人呼んで「大鍋食う衛門」。食の町大坂を舞台に描く、謎あり恋ありの痛快時代小説。

みをつくし料理帖 高田郁

澪ちゃんのいつも前向きで、何事にもめげない強さ、そして料理に対するひたむきな姿勢に打たれ、全巻一気に読みました。「時代小説は苦手だけど、澪ちゃんは面白い」と読書友達も言っていました。時代小説デビューにはお勧めの本です。

神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。

料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!

銀二貫 高田郁

寒天問屋のお話ですが、出てくる料理がとても丁寧に書かれていて、本当に美味しそう。そして、松吉が成長する様子や、それを取り巻く人々。お料理だけじゃなく、ストーリーにも感動です。

大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。

料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。

しだれ柳 一膳飯屋「夕月」 荒崎一海

お店で出す食材も贅沢ではないけど、手間がかかってる。ちょっとした手間だけど、そこが大切だよな…と、いつもレトルトに頼ってしまう自分の料理を反省。この主人公、料理もうまいけど、生き方もカッコいい。女性にはちょっとキュンとくる小説家かも。

将軍の食事を調理する御膳所御台所人・片桐家の三男晋悟は半ば勘当の身、恋女房のおちよと山谷堀で一膳飯屋「夕月」を営んでいる。

ベストセラー「闇を斬る」シリーズの著者が山谷堀を舞台に描く、江戸の味と人情たっぷりの連作時代小説。

だいこん  山本一力

いろんな困難にぶつかりながらも、家族や周りの人に支えられながら、強く、たくましく生きているつばきちゃんに心打たれます。そして「働く女」の本という感じもしました。自分で起業しようと思っている方、実際に起業した方には、とても共感できる小説なのでは。

江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。

飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。

卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし 宇江佐真理

心優しい舅と姑。いつも心がすれ違う夫…。そんな人々と暮らすのぶちゃんのお話です。あまり書くとネタばれしそうですが、ちょっと切ない、でも甘酸っぱい小説です。最後はいろんな意味で「えっ!」という感じです。途中から時代小説ということを忘れるくらい集中しました。

のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ―。夫との心のすれ違いに悩むのぶをいつも扶けてくれるのは、喰い道楽で心優しい舅、忠右衛門だった。

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