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不妊症の約半数は男性が原因。知っておきたい「男性不妊」

不妊に悩む夫婦のうち、男性に原因があるケースは約半数あるにも関わらず、「男性不妊」はまだまだ広く認知されておらず、社会的にも理解が進んでいない状況です。とかく女性がひとりで悩みがちな不妊症の実態について知ってもらいたく、男性不妊の実態や課題などについてまとめました。

更新日: 2013年06月09日

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この記事は私がまとめました

実は結構多い「男性不妊」

「不妊症」とは、産婦人科的には「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないのに、2年以上妊娠しない場合」をいいます

夫婦の10組に1組が不妊症に悩んでいるといわれています。

WHO(世界保健機構)の不妊症原因調査では、男性不妊48% 女性不妊65%

男性のみに原因があるケース24%、女性のみ41%、男女とも24%、原因不明11%と報告されています。
不妊は女性の問題、というイメージは全くの誤りです。

男性の娃孕性は流産、早期破水、胎児疾患、胎児死亡などにも関係している

娃孕性(にんようせい = 妊娠できる能力)。
不妊治療後の妊娠、胎児発育、分娩に関しても男性は女性と同様の責任があるといえます。

男性不妊の原因

多い順に、原因不明、勃起障害、精索静脈瘤、精路閉塞、染色体異常、射精障害、性腺発育不全、その他

原因がわからなくて精巣での精子を作る機能が低下しているものが最も多い。

・風邪、インフルエンザ、発熱時。
・感染症がある時、特に、白血球上昇時、抜歯、爪を剥がした時、吹き出物が化膿した時。
・亜鉛不足、ビタミン不足、特にピタミンC、B群。
・煙草の吸いすぎ、二日酔い、精神安定剤服用時。
・高血圧、胃潰瘍の薬服用時。・ストレス、睡眠不足。
・検査への緊張、不安。
・長距離旅行の後。

上記のように体調によって一時的な精子の減少、精液量の不足がみられることも多く、一度の検査だけでは男性不妊の判断がつきにくい場合も。

なかには、精液の中に全くいない無精子症の方も

射精は問題ないが、精子が精液のなかに含まれていないというケースもあります。

女性に比べ、男性は自分の不妊治療に積極的になれない

女性有名人の不妊治療はマスコミを賑わせても、「オレも取り組んでいます」という男性有名人の話はあまり聞かない

不妊の原因としての男性不妊の割合は多いのに、積極的に不妊治療に取り組んでいる男性は少ない。

『どうしても子どもが欲しいから、積極的に不妊治療を受ける』という人は少ない

最初から父性本能が備わっている男性は少なく、女性に比べると「不妊治療を受けないといけないなら、子供はいらない」と考えてしまう傾向が強いようです。

夫婦間の意識の齟齬が、不妊治療を難しくしている

不妊症の原因の約半数は男性側にあるにも関わらず、不妊治療に対する男女の意識はいまだにズレたままです。

男性は、自分が尊敬され尊重されているかに驚くほどこだわる生き物

不妊治療が、自分の尊厳を傷つけるのではないかとおそれ、治療に積極的になれない男性は多いようです。

院内での採精に、抵抗のある人もいる

女性が多い産婦人科での採精に抵抗を感じるのは、自然な感情ともいえます。

日本で男性不妊専門医は13都道府県わずか41人と極めて少ない

不妊症の原因の約半数が男性側にあるという事実があまり浸透しておらず、検査機関が整っていないのも課題です。
ほとんどのケースで、「産婦人科」で男性の不妊治療が行われているのも問題なのかもしれません。

男性が日々の生活で意識したいこと

しかし男性不妊にはこれといった治療法がないのが現実

先天的な問題でなければ、精子の質を改善するために自ら生活習慣などを見直し、努力する必要があります。

精子数と運動率に影響する栄養素を摂取

亜鉛やマカなどを摂取すると良いといわれています。

精巣をなるべく体温より低い環境におく

精子は熱に弱いので、蒸れやすい下着はNGです。

なるべく頻繁に射精し新しい精子を作る

精子を貯めたほうが良いという説は誤りです。

夫婦で揃って不妊治療を進める

不妊治療は夫婦の相互理解・協力が不可欠です。そのことを男性もしっかり理解したいものです。

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このまとめへのコメント1

  • hayato1988さん|2013.09.24

    >しかし男性不妊にはこれといった治療法がないのが現実

    これ、間違ってますよ
    むしろ、男性不妊の多くは治療で治ります
    治らないのは老化した卵子のほうです。

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