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ナレッジマネジメントの方法、ツール、事例まとめ

①ナレッジマネジメントとは②ナレッジマネジメントの4タイプ③ナレッジマネジメントのプロセス④ナレッジマネジメントのツール⑤ナレッジマネジメントの事例

更新日: 2015年05月02日

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kbktさん

【目次】
①ナレッジマネジメントとは
②ナレッジマネジメントの4タイプ
③ナレッジマネジメントのプロセス
④ナレッジマネジメントのツール
⑤ナレッジマネジメントの事例

ナレッジマネジメントとは

社員個人がバラバラに持つ知識や経験を共有し、企業の経営資産として活用すること。
業務を通して得た経験則やノウハウとしての「知識(ナレッジ)」を活かすことから、ナレッジマネジメントと呼ばれる。

ナレッジマネジメントの4タイプ

以下の2つの軸がある。
・知識資産の活用目的(改善⇔増価)
・知識資産の活用手法(集約⇔連携)

この2軸に基づいて4つにタイプ分けが出来る。

①ベストプラクティス共有型(改善×集約)
組織内、企業内の成功事例のノウハウ、学習を通じて知識の共有・移転を行う。
内容:成功事例の移転、過去事例の再活用、知識レポジトリ共有と知識採掘
要点:過去の問題解決法の共有、業務重複排除、ベストノウハウ複製による時間短縮、コスト削減
課題:共有への意識改革

②専門知ネット型(改善×連携)
Know-Whoを基礎として、組織内外の専門的知識を持つものをネットワークで結びつける。
内容:グローバルな専門家の知のネットワークによる問題解決
要点:社員、専門家の知識のディレクトリ化、適材・適所・適時に結合
課題:ネットワーク上での対話の仕組みと組織文化、個々人のイニシアチブ

③知的資本型(増価×集約)
経済的価値に変換できる知識資産を対象として、ここから収益創出を図る。
内容:知識資産と企業価値の直結、潜在的知識資産からIPまで包括的な知財戦略
要点:知識資産を把握・活用・展開するための分類の組織的方法、ポートフォリオ、フレームワーク
課題:静的なストックとしてではなく、動的なプロセスとして知識資産の活用ができるか

④顧客知共有型(増価×連携)
顧客を巻き込んだ継続的な知識の共有と創出
内容:顧客との知識共有、顧客への継続的知識提供、顧客関係マネジメント、One to One Marketing
要点:顧客との知識共有、知識提供の場作り
課題:顧客にとっての価値は何かの把握、顧客との継続的進化の仕組み作り

ナレッジマネジメントのプロセス

①知識の収集
構成員が個々に持っている知識情報を効率的に収集し、共有スペースに蓄積していく。

②知識の整理
収集・蓄積された膨大な情報の中から、「使える知識」を抽出する。

③知識の利用
ビジネスの現場で、知識を活用していく。

④事例の評価
ビジネス現場におけるナレッジマネジメントの効果を測定する。

→ 情報技術によってある程度はプロセスを効率化できるが、構成員の「動機」や知識の評価といった、人間が介在する部分については手法が確立されておらず、多くの成功事例の収集と分析が必要である。

ナレッジマネジメントのツール

●グループウェア
グループにおけるコミュニケーションや協調作業を効率化するために設計された情報システム。グループ内における形式知/暗黙知の伝達と共有を促進することができる。
例:ロータスノーツ、サイボウズ、など

●知的情報検索/管理システム/イントラネット、エクストラネット
組織の中に遍在している形式知・暗黙知を効率よく収集、格納、検索できる仕組みを提供することによって、意思決定を支援する技術。
例:ジャストシステムのコンセプトベースサーチ、富士通 SOLUTION NETにおける情報探索エージェント、など

●データウェアハウス・データマイニングツール
加工されていない生データ(そのままでは活用しにくい半形式知)を格納するための仕組み。ここから、様々な検索・抽出・加工を行うことで、組織に有用な新しい形式知を取り出すことができる(「データマイニング」と呼ばれる)。近年、データウェアハウスの知識表現言語として、様々なデータ形式を汎用的に記述できる XML (eXtensible Markup Language)が注目されている。
例:米国の大手スーパーマッケットチェーンであるウォルマートは、顧客の購買データをコンピュータで分析し、日曜日に紙オムツとビールを同時購入するケースが多いことを発見した。

●ドキュメントマネジメント
電子文書や紙の文書をデジタイズしたものを格納・管理するコンピュータ上のシステム

ナレッジマネジメントの事例

●組織内での知識抽出と精錬の仕組み
・富士通(SOLUTION NET)

●知識貢献の数値化による動機付け
・日本ヒューレットパッカード

優れたナレッジマネジメントを実施している組織ランキングトップ10(北米)
Accenture
Buckman Laboratories
Clarica Life Insurance
Ernst & Young
General Electric
International Business Machines
McKinsey & Company
Microsoft
US Navy
Xerox

参考

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