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三菱重工製の蒸気発生器を使ったアメリカの原発2基が廃炉に。その代償は?

三菱重工製の蒸気発生器を使っていたアメリカ サンオノフレ原発が廃炉に。なぜ、廃炉にまで発展したのか、その後の代償は?

更新日: 2015年07月29日

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アメリカ サンオノフレ原発の原子炉2基が三菱重工製の蒸気発生器からの放射能漏れ問題で廃炉に。

ことの始まりは?

昨年2012年1月、運転中だった3号機で
交換したばかりの蒸気発生器の配管に異常な摩耗が起きて発生。
放射性物質を含む微量の水が漏れたこと。

その結果、米原子力規制委員会(NRC)は原因の究明と操業の安全性が確保されるまで稼働を禁止に

このアメリカ サンオノフレ原発とは?

廃炉への道のり

サンオノフレ原発の電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンは2012年10月に摩耗の程度が比較的少なかった2号機について、出力を落として再稼働する計画を米原子力規制委員会に提出。

再稼働できるかどうかはっきりしない状態が続くのは、顧客や投資家のほか、長期的な電力需要に対応するためにもよくないと判断

2013年6月7日 電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンは原子炉2基を廃炉にすると発表

三菱重工の代償

電力会社側の対応

電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンの親会社エジソン・インターナショナルは三菱重工に対し、検査や補修費用としてこれまでに1億ドル(約97億円)以上を請求

廃炉に当たっては、日本円でおよそ440億円から630億円の税引き前の損失を計上する見通し

2013年6月8日のニュース

電力会社は2013年7月18日、
三菱重工業に対し損害賠償を求める文書を送付したと発表

文書で、電力会社は「契約では、三菱重工業は速やかに蒸気発生器を修理することが
求められていたにもかかわらず、この義務を果たさなかった」としたうえで、
重大な契約違反があったとして、三菱重工業に対し損害を賠償するよう求めています。
2013年7月19日のニュース

電力会社は、今後90日間で問題が解決しなければ
仲裁者を交えた法的な手続きに乗り出す方針を示しています。

2013年7月19日のニュース

三菱重工側の反応

それに対して、三菱重工はサザン・カリフォルニア・エジソンの対応に失望したとし、サンオノフレ原発が安全かつ確実に稼働できることに自信を示した。

2013年6月10日のニュース

サンオノフレ原発向けの蒸気発生器について、契約を適切に履行してきたと説明。原発の停止による間接的な損害についても責任は排除される契約となっており、現時点で業績に影響が出ることはないという。

2013年6月12日のニュース

三菱重工業は、
「電力会社の主張や要求は、交渉の経緯や契約履行の事実を
正確に反映していない不適切な内容で、根拠のないものだ。
今後、必要な対抗措置を取ることも検討していく」
とするコメントを発表

2013年7月19日のニュース

2015年 国際仲裁裁判所に申し立てられる事態に

この原発を運営する南カリフォルニア・エジソン社が
三菱重工に、約75・7億ドル(約9300億円)の
損害賠償を求めていることがわかった。
(2015年7月)27日に
国際商業会議所(パリ)の国際仲裁裁判所に申し立てた。

三菱重工は「要求は不当だ」として争う構えだ。
2015年7月28日のニュース

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ラッコは漢字で書くと海獺。海の獺(カワウソ)だよー。



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