ココリコがガキの使いの前説をやらせていただいていたのは今から16年前25歳のときでした。
それから今日に至るまでずっとお世話になっています。浜田さんは覚えていますか?前説を始めて間もない頃、浜田さんは僕に「何やお前、靴ボロボロやないか!」と言いました。
当時僕はドクターマーチンの黒い靴が大好きでいつもその靴を履いていたのですが靴底も限界まですり減り誰の目から見てももうボロボロの状態でした。
しかし、当時の僕は生活するのもやっとで会社にも借金を作り新しい靴を買う余裕など全くありませんでした。そして次の収録のときも浜田さんは、「お前、またその靴履いてんのか!お前新しい靴買えよ!」と冗談まじりに言いました。
そして僕が「いや、そうなんですよ。すいません」と答えると。「お前これで新しい靴買え」といって僕に2万円を差し出しました。「いえ、いえそんなとんでもないです!」と断っても「もういいから買え!買え!」といって僕にお金を渡しその場を立ち去りました。
翌日、僕はすぐ新しいドクターマーチンの同じ靴を買い次の収録のとき真っ先に浜田さんにその靴を見せ「ありがとうございました。新しい靴を買わせていただきました。」といいおつりの8000円を渡そうとすると「いらんいらん、お前それでなんかうまいもんでも食え」といっておつりも受け取ってくれませんでした。
ぼくは浜田さんに靴を買っていただいた事が嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。それからその靴を大切にし、いつもいつも履いていました。再びずっとそれを履き続け、雨でビショビショになっても別の番組でドッキリで海に落ちて皮がカチカチになっても毎日毎日その靴を履いていました。そしてその頃から、少しずつではありますが仕事も増え会社にも借金は返せ、芸人としてなんとか生活できるようになっていきました。
浜田さんに買っていただいた靴に何か力をいただいているような気がしてあの靴を履いてるととても心強く感じたのを覚えています。自分自身番組の中でうまく立ち振舞えず反省し悩む事もたくさんあるのですが、松本さん、そして浜田さんがいてくれるからこそ他の番組では見せれない新しい自分を思い切って出せるのだと思います。
自分が16年前に入ったときからこの番組に出させていただいてる事に今改めて感謝をしております。そしてこれからも少しでも浜田さんとご一緒できるよう頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。ココリコ田中直樹

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芸人の感動する話 〜浜ちゃん〜

芸人さんとして生きていくのはなかなか大変。売れるまでの苦労など今や地位を築き上げた芸人さんの昔の話など感動する話の中で若手の頃にたくさん苦労をしてきた芸人さんに関する話を集めました。

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