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「Honya Club」サードパーティも購買履歴を収集、本来あり得ない規約で

高木浩光先生が指摘する「Honya Club」の問題点についてまとめています。

更新日: 2013年06月17日

emo.tamさん

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しかし、それは利用目的であって、何の利用目的が書かれているかは、その条文見出しが「1. 個人情報の利用目的について」となっているように、「個人情報」であり、このポリシーにおいて「個人情報」は次のように定義されている。

honyaclub.com/shop/guide/abo… 「Honya Clubをご利用いただくお客様のお名前、電子メールアドレス、電話番号、住所等、個人を特定できる情報(以下「個人情報」といいます。)」 これのどこに購買履歴が書かれているのかと尋ねたところ、「等」だという。

日本出版販売株式会社及びHonya Club加盟店(以下両者を合わせて「運用者」と総称します。)は、Honya Clubを運営するにあたり、Honya Clubをご利用いただくお客様のお名前、電子メールアドレス、電話番号、住所等、個人を特定できる情報(以下「個人情報」といいます。)の保護に関して、以下のとおりプライバシーポリシー(以下「本ポリシー」といいます。)を定めます。

しかし、一般に、「A、B、C等、ほげほげ」との条文において「A」「B」「C」「等」はそれぞれ「ほげほげ」の例示であるから、「等」は「個人を特定できる情報」の例示でなければならない。購買履歴のどこが「個人を特定できる情報」なのか?と尋ねたところ、個人を特定できるとのことだった。

なぜ購買履歴で「個人を特定できる」のかを尋ねたところ、購買履歴には会員IDが含まれているからだという。会員IDと共に購買履歴を取得することはどこに書いてあるのかと尋ねたところ、「等」だという。

この形態の場合、Tポイントとは異なり、会員データが加盟店ごとに分離されているので、加盟店からの委託(管理、分析の委託)の構成にしてもよかったのではないかと思われる。そうすれば、利用者からは、ファーストパーティのみ見ればよいので、自然な形となり、こういう厄介なことにならずに済む。

(ちなみに、こういう形態であるかのように偽った説明をテレビで繰り返し行ったのが、CCCである。takagi-hiromitsu.jp/diary/20120923…

TSUTAYAでの購買履歴のみが対象のようだが、「自社・他社問わずデータを開示いたします」とあり、Tポイントプログラム参加企業各社は、このデータベースから情報の提供を受けることができるようだ。TSUTAYAでの購買履歴に限定されているなら「TSUTAYAとはそういう店」という話であるが、T会員規約では、このような情報の提供を、個人情報保護法上の「共同利用」と位置付けており、このような「共同利用」の形態には違法性が指摘されている。

それなのに、Honya Clubは、その会員規約で、「日本出版販売株式会社及びHonya Club加盟店(以下両者を合わせて「運用者」と総称します。)は、」と、ファーストパーティからの委託ではない形をとっているため、無理が生じている。

これが、日本出版販売と各加盟店との共同利用なのか、それとも、連名による情報取得・独立管理なのかと質問し、回答を待っているところ。 なお、会員規約及びプライバシーポリシーに、共同して利用する者の範囲は書かれていない。

▼ 「Honya Club.com」の問題

なお、「Honya Club」と「Honya Club.com」は全く別のサービスで、利用規約もプライバシーポリシーも別なので注意。

「Honya Club .com」の方では、日本出版販売がファーストパーティのサービスとなっていて、参加店と住所氏名等を共同利用する形になっていて、その利用目的は、商品の引き渡しと代金請求・決済のためとされている。これは普通か。 honyaclub.com/shop/privacy/i…

しかし、共同利用の範囲が無限定に広がることが、CCCのTポイントにおいて問題であるなら、「Honya Club .com」における共同利用も、無限定に広がり得るのは、問題ないのだろうか。直感的には問題がないように思えるのは、履歴を使用するわけではなく、利用目的が妥当だからか。

むしろ、利用目的がこうなんだから、共同利用でなく、本人同意による第三者提供でよいのでは? ・注文された商品をお届け、お引渡しするため ・注文された商品の代金請求、決済のため ・受取先として指定された参加店又は商品お受取用店舗として登録された参加店からのお知らせをご案内するため

というか、利用目的の3つ目のは、もし、Honya Club .comから案内を発送するのであれば、第三者提供ですらないよね。 「受取先として指定された参加店又は商品お受取用店舗として登録された参加店からのお知らせをご案内するため」

@HiromitsuTakagi 近所の住●●房ではカード発行登録の際、店内で登録書を書くか帰宅後オンラインで登録するか二択で選べ、後者の場合は自動系にEC会員になるけど、規約もポリシーも別だと案内の方法がそもそも「二択」じゃない、って事で問題があるような気がします。

しかし、Honya Club .com に Honya Clubの会員カードのIDを登録する機能 honyaclub.com/shop/guide/gui… があって、もう、何が何やら。

Tカードで問題となっている件に見られるような、後から登録式のO2Oで問題になる、オフラインカードのIDをいかに安全にオンラインに結合するかという問題は、レシートへのパスコード掲載で解決しているよう honyaclub.com/img/guide/guid… …いや、生年月日が選択できてしまう!

日販はずっと書店の仕入発注システムからPOSレジまで提供しつつマーケティング利用も行ってきて、その延長で個人情報を扱うポイントサービスを提供しているから歪になってるのかね。 / ひろみちゅ砲が俺たち本好きクラスタ方面の真上で炸裂 togetter.com/li/517750

紙の「Honya Club会員規約書」を見ると(加盟店の担当者曰く「雛形」というように「日本出版販売と加盟店は」などという書き出しになっている)、巨大出版取次会社は、寡占のあまりに、書店を子会社であるかのように思えてしまっているのではないか? と思った。客には知ったことではない。

▲ 更新中

▼ 本件をを受けた所感ツイート

結局,ビッグデータ界隈ではこのようにユーザーの信頼を裏切るような形の事例が次から次へと見つかることにより,より厳しい法律等による規制が必要となってしまい,自ら首を絞めているに他ならないのではないだろうか?

すげぇ,Honya Club・・・。どう考えてもつんでるだろ。個人情報の開示請求書見たら収集情報わかるかな,とか思ったけど“開示を求める個人情報を特定するため、その具体的内容を記入して下さい。”としか書かれてねー。 #HonyaClub

だからその,求められてる“開示を求める個人情報を特定するため、その具体的内容”がプライバシーポリシーに記載されてねーんだから,当該個人情報提供者もその情報特定できねーんだよ。その情報を特定できるのは,情報収集してるあなたたちだけでしょ?バカなの!? #HonyaClub

高木浩光センセがHonya Clubをネタに上げてるけど、実は直前に会員登録直前までいったのね。でも、規約とか見てもCCC並みにダメダメ臭がして破棄したという経緯が。この手の事業は先人のダメさ加減を修正してよりあるべき姿を求めるのがあたりまえなんちゃうの?

あれ、オンライン書店と連携してて、もしかしてコレ便利かもって期待したのに、ガッカリだよ。この手の事業ってのはもはやクズの温床でしかなくなってる気がしないでもないけど、そうやってぶん投げちゃおしまいなのもわかってて、気分わりぃやら、どこにもぶつけられない怒りやらでわけわからん。

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