無人島は極寒の地にあったため、男女は寒さに震えた。

それぞれに毛布を配り、朝まで過ごそうとしたところで「あること」に気づいた。

このまま朝を向かえてしまっては、あまりの寒さのためにボートのエンジンが凍り付いてしまい、使い物にならなくなってしまう。

そのことを恐れた8人は、毛布をエンジンに巻きつけて凍結を防ぐことにしたのだが、そうすると毛布が1人分足らなくなってしまう。

当然、毛布もなしにこの寒さの中で寝てしまったら凍え死んでしまうかもしれない。

そこで、くじ引きで順番を決め、夜が明けるまで交代で毛布を使うことにし、その間、毛布を使えない人間は、寝てしまわないように、また体を温めるために、踊り続けることにした。

だが、四番目の男の順番のとき、漂流の疲れが出て、全員が眠りに落ちてしまう。
翌朝、他の7人が目覚めたとき目にしたのは、凍死してしまった四番目の男だった。

前へ 次へ