彼女は眼の病気で、あと三年もすれば失明すると言われていた。
Aはそれを承知で付き合った。
それから三年が経ち、もうすぐ眼が見えなくなると言われた彼女を
どこか遠くに連れて行ってあげたいと思ったAは旅行のプランをたてる。
しかし彼女は「普通の、今までどおりの生活でいい。
もうすぐ眼が見えなくなると言われたときに、急に今までの生活が愛しくなったの」
といった。
そんなある日彼女からメールがきて、Aは彼女が失明したことに気づく。
Aは涙が出たが、悲しくはなかった。
Aはプロポーズし、彼女は微笑み、涙した。

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