金融商品取引法は複数の個人や機関が共謀して同時期に株式を売買し、意図的に株価を変動させて他の投資家を欺く行為を禁じている。TSI株の売買には村上氏のほか、旧知の関係者や関連企業など複数の個人や企業が関わっていた疑いがあり、当局はこの点を問題視したようだ。

 ただし、そうだとしても“なぜ村上氏だけがターゲットになったのか”という疑問は残る。元メリルリンチ日本証券投資銀行部門マネージング・ディレクターで維新の党の木内孝胤(たかたね)・衆院議員はこういう。

「私の理解では村上氏の行為はあくまでグレーゾーンであり、今回のような取引はヘッジファンドや外国人投資家の間では日常的に行なわれているものでしょう。もちろん、違法性があるからSESCが強制調査したのでしょうが、有名人を挙げれば効果が大きいことも事実。村上氏は他を牽制する“見せしめ”にされた疑いがある」

出典村上世彰氏関連企業に強制捜査 他を牽制する見せしめの疑い│NEWSポストセブン

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ぜひ反面教師に!~投資家が失敗や大損、後悔したことは?

9割は勝てないとされる市場ですから、まずは勝ち組よりも負けてしまった人たちの話を聞くことが大事なのかもしれません。またなかなか勝てないために悪質な株式操作などの手を使う錬金術は今なお存在ですが、巨額が手に入るのは一瞬で捕まるのがオチ。それらも教訓としても知っておきたいところです。

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