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太古の昆虫を包み込んだ宝石 虫入り琥珀

ジュラシック・パークという映画では、架空の設定として琥珀の中に閉じ込められた蚊から恐竜の血液を採取し、そのDNAから恐竜を蘇らせました。樹脂によって太古の昆虫が包み込まれた琥珀を集めてみました。

更新日: 2016年02月17日

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日本再生さん

琥珀とは

樹脂が地中で固化してできた宝石です。

琥珀またはコハク(こはく、アンバー、英: Amber)とは、木の樹脂(ヤニ)が地中に埋没し、長い年月により固化した宝石である。

樹脂が地中深くに埋もれて何千万年も経過すると樹脂は化石に変化します。 こうして出来た樹脂の化石のことを私達は“琥珀”と呼び、英語では“Amber”と呼んでいます。

樹脂というと一般 的に"松・杉・檜など)のほかに、ヒメナエア(豆科)などの広葉樹も結構多いようである。

虫入り琥珀

琥珀とは太古樹木の樹脂(松やになど)が、地中に埋もれて化石化(高分子化合物化)して出来たものを言います。

琥珀は樹脂が地中で固化してできるものであるため、石の内部に昆虫(ハエ、アブ、アリ、クモなど)や植物の葉などが混入していることがある。こうしたものを一般に「虫入り琥珀」と呼ぶ。

通常宝石は、内包物が有ると価値が低くなりますが、琥珀は逆に昆虫などの内包物により価値が高まります。

琥珀中の化石には昆虫のほか、トカゲやカエル・鳥の羽・カタツムリ・植物をはじめ、太古の水や空気なども見出される。

琥珀の産地

■久慈地方産(日本)の琥珀
樹種:アラウカリア(南洋杉)の仲間。スギ科針葉樹・現生種あり。
白亜紀後期 約8,500~9,000万年前。
南米熱帯地方に現生種あり。色彩は、赤みを帯びた茶褐色、縞目模様、黒色などが多い。

■バルト海沿岸地方産の琥珀
樹種:パイナス・スッシニフェラの仲間?マツ科針葉樹・絶滅種。
古第三紀新世後期 約4,000万年前。
近年アラウカリア起源説が有力視されている。
色の特徴は、ビール色、乳黄色、白色などが多い。

■撫順(中国)地方産の琥珀
樹種:メタセコイアの仲間。スギ科針葉樹・現生種あり。
古第三紀始新世後期 約4,000万年前。
生きた化石と呼ばれ、現生種が中国にある。
色彩は、赤味を帯び濃褐色などが多い。

■ドミニカ共和国産の琥珀
樹種:ヒメナエアの仲間。マメ科広葉樹・現生種あり。
古第三紀斬新世 約2,400~3,800万年前
中米熱帯地方などに現生種がある。色彩は、淡いアメ色などが多い。 年代が若く熱帯林に起源することから、虫入り琥珀が多い。

世界の琥珀産地より
http://www.kuji.co.jp/amber/santi.html

日本で産出される琥珀

日本における琥珀交易の始まりは、縄文時代に遡ることが各地遺跡からの琥珀製玉類の出土で確認されます。 また、この出土遺跡が岩手県久慈地方及び千葉県銚子地方の2つの琥珀産地を中心とする東北地方及び関東地方のそれぞれの地域に集中しているのが特徴的です。

世界の琥珀産地より
http://www.kuji.co.jp/amber/santi.html

いろんな琥珀

綺麗に蜘蛛の形が残っています。

たくさんの蟻がそのまま閉じ込められた琥珀。

綺麗な羽、模様もそのまま残っています。

オーストラリア化石鉱物博物館(バサーストNSWオーストラリア)で2011年7月2日撮影。

ヤスデを捕らえていた、その瞬間に樹脂に飲み込まれたもの。

琥珀製品

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