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北極・南極、砂漠でマラソンしてきた小野裕史さんの #IVS での講演がすごかった

ベンチャー投資家、小野裕史さんが大学生向けに講演。4年前まで35年間、運動ゼロだったのに、いまは僻地のマラソンが趣味で北極、南極、砂漠などを走って世界一を獲得。しかも走りだしたきっかけは「Wii Fit」。大切なことは「ちょっとしたきっかけ」「いつだって未来は変えられる」という言葉に重みがあります。

更新日: 2013年12月05日

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この記事は私がまとめました

narumiさん

起業家と学生が向き合うワークショップ

25歳以下の大学生・大学院生などの学生が対象

主催はインフィニティ・ベンチャーズLLP

最前線で活躍する経営者・経営幹部によるプレゼンテーションと
 パネルディスカッションを大学生・大学院生に参加費無料で提供

主催者の1人、小野裕史氏のプレゼンがすごかった

シーエー・モバイル、グルーポン・ジャパン、サンシャイン牧場のRekoo Japanなど様々なベンチャーの創業/投資に携わる。

本日も朝9時半から #IVS サマーワークショップをUst中継します。小野も司会や特別セッションでスピーチします(12時半より)。で、今晩札幌へ飛び、サロマへ夜通し向かい、明日5amより、今月3本目の100km走ります。ダイコンで。 ustream.tv/channel/infini…

そのプレゼン動画はこちら

内容はこんな感じ

小野:我々、今回このようなサミットを運営しているんですけども、決してイベント屋ではなくて、基本的に田中と小野と小林の3名でベンチャー投資というのをやっている。僕はそのうちの1人です。

今日このセッションのゴールを考えておりまして、これです。

「ノータイムポチリ」

聞いたことない言葉だと思うのですが、これ何かと言いますと、僕がよく使う言葉なんですが、あまり深く考えずに、何かこれ面白いなと思ったら、ノータイムで即座にポチっとアクションを決めてしまうことを、僕が愛用して「ノータイムポチリ」と呼んでいます。

今日のゴールは、今日ここにいるみなさん全員が、できれば帰るまでに、何かしら自分の心が「これ面白いな」と針が動いた方向へ向かって、ノータイムポチリをしてほしいなと思っています。

どんなことでもいいです。例えば、「次のイベントに参加する」でもいいですし、「今日からラーメンをやめる」でもいいですし、「明日からダイエットする」でも何でもいいです。それを必ずツイッター上とかSNS上で宣言してください。それが何かしらアクションにつながると思うので、これが今日の僕のゴールです。この言葉、後でも使うので覚えてください。

簡単に、僕の経歴なんですけども、元々実は生物学者を目指してまして、大学院で生物の勉強をやっていたんですけれども、その後ですね、新卒で日本のIBMシステムエンジニアリング、IBMのグループ会社に入りましたが、4月から4か月・5か月でやめてですね、シーエーモバイルという、サイバーエージェントグループのモバイルのインターネットベンチャーにゼロから立ち上げとして入りまして、8年間やって、今のインフィニティに至るという経歴があります。

これはシーエーモバイルに入ってから僕がいたまでの売上のグラフで、最初はですね、売上がゼロの会社に入ったんですけども、従業員は僕一人でした。

8年間で180億、200人位の会社を作ったっていうのが、最初の僕のベンチャーの経験で、その後今のインフィニティ・ベンチャーズという、日本と中国でベンチャー投資をやるという会社をやっております。

サンシャイン牧場、グルーポンの仕掛け人

どんな会社に投資しているかというと、皆さんの中で、ミクシィでソーシャルゲームでサンシャイン牧場って遊んだことある方はいらっしゃいますでしょうか?ちょっと前のゲームですけど。少ないですね。もうかなり古いゲームなので。当時は600万人くらいに使われた、結構有名なゲームなんですけども、寂しいですよね。すごい有名だったのに。こういう会社に投資して日本に連れてきて作ったりですとか。

これ知ってる人いるかな? グルーポンというサービス知っている人?ありがとうございます、ほとんど知っていますね。

これもともと我々が、日本のグルーポンジャパンの前身となる、クーポッドという会社を、投資というよりもゼロから作って。1年後には、会社を作ったばかりでこれくらいの規模の会社にする、みたいなことをやったりと。

また、いろいろなベンチャーに投資をしています。ザックリですね、お金を集めてファンドを作っているんですけど、100億円くらいのファンドで、日本と中国で30社くらいの投資をして、その30社から雇用された従業員数が大体3000人くらい、トータルのユーザー数が2億人くらい。中国のユーザーが多いので、非常に大きいのですが、これが僕がやってきております。

でも本題は趣味の話

ここからが本題でして、趣味の話をさせていただきます。私、ランニングを4年くらい前から始めまして。それまで全然走ったことなかったんですけども。走り始めて2年目で、中国のゴビ砂漠250kmを走ってきました。これどういうレースかというと、7日間で250km、こういうところを走るんですけども、1週間分の荷物を全部背中に背負って、10kgくらいですけど、夜はもちろん氷点下近くになりながら、熱い時は40℃以上になりながら、というところを時々感染症になりながら、走ったんですけれども。私は19位で走ることができました。

その4ヵ月後にですね、ちょっと飽き足らなくてですね、もう1つ行ってみようということで、今度はエジプトのサハラ砂漠にも行きまして、その時はおかげさまで総合8位で入賞することができました。

なにか刺激が足りないなと思って、これは大阪マラソンに「大根」のコスプレで走りに行った時の電車の中のシーンなんですけども。1つ経験・達成すると、いろんなことをもっともっとやりたいなと思って、こんなコスプレをしたり。

走った時に見つけた写真がありまして、これだ!これ何の写真かと言いますと、北極点をフルマラソンするという、バカな大会を見つけてしまってですね、こんな大会があるのかと。砂漠は走ったけれども、北極点に行けるのかと思ってとりあえず行って参りました。去年の4月の話です。

日本から5つのフライトを乗り継いで、誰でも行けるんですね。人類が100年前にようやくたどりついたところが、いまは誰でも。皆さん、多少お金はかかりますけれど行けます。そこでフルマラソンしまして、4位で入賞することができました。この時になんとなく何かやりたいなと思って、忍者のコスプレをしたんですね。

そしたら、大会の主催者が「コスプレで北極マラソンをしたのは、お前が人類で初めてだ」ということで、これ人類初めての瞬間なんですけども。その時のGPSのシーンですね。わかりますね、ちゃんと残ってます。こんなことをしたんですね。

忍者のコスプレで北極点に立ったのですが、ぐさっと旗を刺してみたんです。これも人類初めてだということに自分で気がついてですね、ハッと思ったんですね。もし北極で旗をさして、この後に南極でも刺したら、これはすごい、ひょっとしたら世界史の歴史に載っちゃうようなことが起こるんじゃないかなと、勘違いしてですね。

北極の半年後に、南極も制覇

ということで、これもノータイムポチリなんですが。去年の11月、北極へ行ってから半年後のことです。南極に行ってきました。

南極に行くと、みなさんこれ(ペンギンのスライド)を想像して楽しいんじゃないかと思うんですが、ぼくが行った南極は、ケアレスミスでですね、あまりにも寒くて、ペンギンすら生存しないというとこだったんですね。

悔しかったので、せっかくなので、ペンギンのコスプレを持って行きました。

これは生物史上一番南端に立ったペンギンの姿の写真なんですが、これだけじゃつまらないので、もちろんマラソンもしようと、今度は100kmマラソンもしに行きました。

全世界の変態ランナーが9名集まって、ちなみに一番右側のおかしな格好しているのが僕なんですけど、この9名で走りまして、忍者姿で走りまして。結局、完走することができまして、この後さっとさして、覇業も達成したんですけども。

この時のGPS、大体これですね、102km位走ったんですけども、走りながらですね、トータル4000m位登って降りてというのを、100km位走りながらやって結構タフだったのですが。その時、NHKにも流れて、世界中に結構映像流れて、ペンギンが走っているところがNHKにも流れて、親も泣いてましたけども、おかげさまで世界2位で走ることができました。

来週ですね、これちょっと宣伝なんですけど、BS朝日という、非常にマイナーなTV局の6分枠でですね、原田知世さんのナレーションで、「南極の100kmマラソンを忍者のコスプレが走った」と、原田さんがたぶん僕のことをナレーションしてくれるTV番組があるんですが、このようなものに出ることができるようになってしまったんですね。

▶その番組のサイト

2012年11月「南極アイスマラソン100キロの部」を見事2位で完走した小野裕史さん。投資家として活動する傍ら、市民ランナーとして世界各地のマラソンに挑戦しています。

2013年7月3日、22時54分〜。くわしく紹介されるようです。

以下、講演の続き。

さらには、その時は2位で終わったので、世界一を取ってみたいなと思って、今年の3月に、パートナーの田中と小林に無理を言って、休ませてくれと言って、今度はチリのアタカマ砂漠に行ってきました。この時はですね、1人ではなくてチーム戦というのに出ました。

チーム戦というのは、3人で常に離れず、250km走り続けなければならないという、1人で走るよりも大変なんですけども、いろんなところを通りまして、藪をこいだりですとか、川を渡ったりですとか、砂丘を下ったり、素晴らしい景色を常に走りまくるんですけど、塩湖の上を走ったりだとか、こんなことをしながら、おかげさまで世界1位を取ることができました。

日本人は実は初めて、チーム戦で世界1位を取ることができまして、その時の姿で、今日も映像班が来ているのですが、これは今後DVDで映画化しようという動きになっているので、まさかベンチャー投資家がこんなことになるなんて思っていなかったのですが。

それで3人はちょっと頭がおかしいんですが、今年のGWですね、別に電車賃がなかったわけではないんですけど、東京から新潟まで520kmを6日間で走るというレースに出てまして、これその時通った道なんですが、川の道で、2つの川を巡るレースを無事完走したりですとか、今年のメインレースがまだ残ってまして、この10月にですね、ブラジルのアマゾンで250km走ってくるというのも、ちょっと休みを取らしせもらって、行ってこようと思っています。これは上位を狙います。

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