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同じ温度なのに、夏と冬で感じ方が違うのはなぜ?

同じ室温25℃でも、夏は涼しく、冬は暖かく感じるのはなぜでしょう。人の温度の感じ方(体感温度)のしくみについてまとめました。

更新日: 2013年06月30日

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gurugurunekoさん

涼しく感じるトンネル内の気温は実は外の気温と同じ?

トンネルは土に覆われており、内側の表面温度が低く、そこからの冷たい放射によって体から熱が奪われ、涼しく感じるのです。

例えば冬、縁側で日向ぼっこをしていると、外気温が低くても身体がポカポカと暖まります。また夏、トンネルの中に入ると身体がひんやり涼しく感じられま す。
これらは外気温自体はほとんど変わりがないのに、太陽熱が身体に移動したり、身体の熱がトンネル壁面に移動することによって、身体に感じる温度が違ってくるからです。

放射(輻射)とは?

放射とは、自分の体と接触していないものの「表面温度」により影響を受けることです。つまり、同じ気温でも、周囲の表面温度が高ければ暑く、低ければ寒く感じるのです。

輻射とも言います。

私達が室内にいるとき、温度と湿度の他に輻射熱の影響も快適さを感じる要素となります。
輻射熱とは簡単に言うと、室内の壁や天井やガラス窓など室内のあらゆる物質から出てくる熱となります。

夏は、家の壁や天井が、冬に比べて熱くなります。すると、壁や天井から強い電磁波が出て、それが体に当たると熱を発します。
そのため、夏の方が冬より、同じ気温でも温かく感じるのです。

夏は建物に熱が蓄積される

瓦や外壁に使用される建材は陶器やコンクリートで出来ており、蓄熱する特性に優れていますので夜間になっても温度は高く、屋外への熱放出(放射冷却)と同時に建物内部へも熱を放出し続けるため、夜間でも室内が屋外に比べ暑く感じることになります。

冬は建物から熱が奪われる

冬は暖房された室内の方が瓦や外壁よりも温度が高くなるので、暖められた室内の天井や壁から瓦や外壁そして屋外へ向 けて輻射熱が放射され、これにより室内が冷やされるかたちとなります。

冬に良く聞く「放射冷却」も放射による現象

晴れて風が弱い夜は、放射冷却が強まって気温がグッと下がります。放射冷却とは、地表面の熱が放射によって奪われ気温が下がる現象です。

体感温度とは?

体感温度は、湿度、風速、熱放射、着衣量、人体の代謝量など色々な要素が複合して感じる温度です。

体感温度は『(室温+部屋の壁や天井の輻射熱)÷2』で求められることができると言われています。

体感温度に与える風の影響

風は熱の移動スピードを速くする働きをするので、同じ気温でも、風が強いと寒く感じるのです。

風の強弱で体感温度が変わってきます。風速1メートルで体感温度が1度下がるといわれています。例えば、気温が5度で風速が10メートルなら、体で感じる温度は氷点下です。

体感温度に与える湿度の影響

人は汗を蒸発させることによって、熱を逃がし、体温調節しています。湿度が高いと汗がうまく蒸発せず、暑く感じるのです。

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