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kamelifeさん

「ZoomZoom」や「スカイアクティブ」でちょっとクールなオレ感を演じているマツダ。しかし彼にはさまざまな苦労や黒歴史の数々があったのだった。
バブル時の迷走と挫折、マイナーチェンジに次ぐマイナーチェンジによる瀕死の作品、そして鬱蒼としたマイナーモデルの密林…。豊穣な激レア中古車の穀倉地帯をご覧ください。今では笑い話だよね。

ポルシェとの共同設計が定評の贅沢なV6エンジンを搭載。玄人筋にはウケが非常に良かった。たしかにいいクルマなんだけどなあ。時代が早すぎた?
もう今となっては知る人も少ないと思うけれど「LANTIS-誘惑の未来-(荒木真樹彦)」というCM曲まで作られていたのだ。♪ランティス!ふーたつーのひかーりがー...と歌ってしまいたくなるのが悩みのタネ。荒木真樹彦って誰?

ただしくは「アンフィニMX-6」。きちんとしましょ、ここは。先代カペラC2の後継。「X」や「6」の符号が示すようにRX-7と同じラインで語られてたクーペ。FFだけどボディラインは当時のアンフィニRX-7(FD)にひけを取らないもの。広告のコピーは「ラテンの旋律」と、これまた大仰。しかしタイミング悪くシルビア(S13-14)の登場やプレリュード隆盛(ほぼ終息時)とオーバーラップし、ネームバリューもエンジンの魅力もなかったこのクルマは赤絨毯を歩くことなく天寿を全うしたのであった。

マツダ、っつーか「アンフィニMS-8」なんですけどね。インテリアを売りにした先代の「ペルソナ」をついで、アンフィニの専売車として登場。
要はニョロっとしたマツダ クロノス。サンルーフに太陽電池を仕込んでファンを動かす室内換気システムなんていうのもオプションであった。1992年にですよ?ちなみにこれ、2代目プリウスで脚光浴びた装備。しかもインパネシフト採用。新しすぎるでしょう!

こんな好景気の時代に「カペラ」の名前ってダサくね?と思ったかどうかは知らないけれど、バブル時代に登場したカペラの後継車。
名前は変わるわ、いきなり3ナンバーになるわでユーザーはドン引き。よせばいいのにV6の2.5Lまで登場させてサイズを拡大。もうちょっと時代が後ならよかったのに…。

ルーチェの後継として登場したマツダ最高峰のセダン。いまや懐かしき4WS(4輪操舵)を搭載し、ロングホイールベースでの小回り性をカバー。当時しのぎを削っていたセドグロ/クラウンに殴りこみをかけるも敗退。別に悔しくはない。
ちなみにCMではショーン・コネリーが登場してた。「センティア...ストルゥアイキング!」とか言ってたっけ。

マツダレア車きってのゆるキャラ。なんとよい顔つきなのだろうか。
平成の初期も初期、1989年まで販売していたのだからそのまま売り続けて欲しかったものである。非常に惜しい。ちなみに真ん中に空いている口みたいな切り欠きはベンチレーター。レバーをひねれば即外気。外まる見えの潔さ、隙がありすぎていとおしい。

個人的にはニッポンの自動車グッドデザインの10傑に入るんじゃないか?と思えるくらい美しいセダン。この21世紀に時折街角で見かけてもまったく色褪せていない美しさはさすが「10年基準」で開発しただけある。かのジウジアーロも絶賛したという。エンジンは当時流行りの小排気量V6と4気筒。今発売してもかなりいい線行くと思うのだが。

販売チャンネルの多角化で登場した「ユーノス」のフラッグシップ。世界初のミラーサイクルエンジンを採用。スーパーチャージャーを使い2.3Lの排気量で3L並みのパワーを実現...ってこのくだり、現代のトレンド、小排気量+過給器エンジンコンセプトそのまま。
それともうひとつ覚えておきたいこと。バブルが崩壊していなければ発売されていたであろう日本初のV12気筒搭載モデル「アマティ1000」のデザインアイコンがそこここに隠されているらしい点。とにかく早すぎたのだな。

「ユーノス」ブランドがあっさりと消えたあと、何事もなかったかのようにユーノス800をマツダブランドとして改名したのがこれ。改名のさりげなさは磯野貴理子→磯野貴理→磯野貴理子の展開を見ているような気持ちにさせられる。
合コンで「クルマなに乗ってるの?」と女子に聞かれ「マツダのミレーニア」と答えた刹那、その一言で少しだけピクリと反応した女子を見逃すな。その娘はあなたの運命の人だ。

「広島ベンツ」なんていう言葉で揶揄されていたルーチェ。ロータリーエンジン搭載車とV6搭載車の両方が同時期に売られていたという侠気溢れるモデル。ロータリー信者への仁義もしっかり守り通したところはさすが。
中古車物件でロータリーモデルを探し当てたあなたはかなりの強運者。その足でロトの売り場へ行くことをおすすめします。

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