○○を信用させないと何も進まなかったため、俺は淡々と昨日の出来事を説明した。 最初はネタだと思っていた○○もやっと半信半疑の状態になった。
仕事終わり、俺の部屋に来て確かめる事になった。

夜10時、幸いにも早めに会社を出られた○○と俺は部屋に着いた。 扉を開けた瞬間に今朝嗅いだ悪臭が鼻を突いた。 締め切った部屋から熱気とともに、まさしく臭いが襲ってきた。

帰りの道でもしつこいくらいの説明を俺から受けていた○○は「・・・マジ?」と一言呟いた。信じたようだ。

問題は○○が何かしら解決案を出してくれるかどうかだったが、望むべきではなかった。

とりあえず、お祓いに行った方がいいことと知り合いに聞いてみるって言葉を残し奴は逃げるように帰って行った。
予想通りとしか言いようがなかったが、奴の顔の広さだけに期待した。

臭いとこに居たくない気持ちからその日はカプセルホテルに泊まった。
今夜も出たら終わりかもしれないと思ったのが本音。

翌日、とりあえず近所の寺に行く。さすがに、会社どころじゃなかった。

お坊さんに訳を説明すると「専門じゃないから分からないですね~。しばらくゆっくりしてはいかがでしょう。きっと気のせいですよ」なんて呑気な答えが返ってきた。 世の中こんなもんだ。
その日は都内では有名な寺や神社を何軒か回ったがどこも大して変わらなかった。

疲れはてた俺は、埼玉の実家を頼った。
正確には、母方の祖母がお世話になっているS先生なる尼僧に相談したかった。っつーかその人意外でまともに取り合ってくれそうな人が思い浮かばなかった。

ここでS先生なる人を紹介する。

前へ 次へ

この情報が含まれているまとめはこちら

2chで語り継がれる怖い話「リアル」※長編 話の最後に本当の【ありえない】が・・・

ふとした何気ない事で霊に憑かれてしまった“俺”。数々のお祓いが一切通じない、一度や二度じゃ終わらない。高名な霊能者S先生を頼る“俺”だが、それでも悪夢は終わる事は無い。これまでの「キチンとお祓いすれば…」は一切通用しない。そして最後は物語最大の「ありえない」がやってくる。これが本当の『リアル』です。

このまとめを見る