翌日、昼過ぎに○○から連絡が来た。 電話で誘導し出迎えた。

来たのは○○とその友達、そして三十代後半くらいだろう男が来た。

普通の人だと思えなかったな。 チンピラみたいな感じだったし、何の仕事をしてるのか想像もつかなかった。
俺がちゃんと説明していなかったから両親が訝しんだ。

まず間違いなく偽名だと思うが男は林と名乗った。

林「T君の話は彼から聞いてましてね。まー厄介な事になってるんです。」
(今さらですまん。Tとは俺、会話中の彼は○○だと思って読んでくれ。)

父「それで林さんはどういった関係でいらしていただいたんですか?」

林「いやね、これもう素人さんじゃどーしようもなぃんですよ。
お父さん、いいですか?
信じられないかも知れませんがこのままだとT君、危ないですよ?」

林「で、彼が友達のT君が危ないから助けて欲しいって言うんでね、ここまで来たって訳なんですよ」

母「Tは危ないんでしょうか?」

林「いやね、私も結構こういうのは経験してますけどこんなに酷いのは初めてですね。この部屋いっぱいに悪い気が充満してます」

父「…」

父「失礼ですが、林さんのご職業をお聞きしても良いですか?」

林「あー、気になりますか?ま、そりゃ急に来てこんな話したら怪しいですもんねぇ」

林「でもね、ちゃんと除霊して、辺りを清めないと、T君、ほんとに連れて行かれますよ?」

母「あの、林さんにお願いできるでしょうか?」

林「それはもう、任せていただければ。
こーいうのは私みたいな専門の者じゃないと駄目ですからね。

ただね、お母さん。
こっちとしとも危険があるんでね、少しばかりは包んでいただかないと。ね、分かるでしょ?」

父「いくらあればいいんです?」

林「そうですね~、まぁ二百はいただかないと…。」

父「えらい高いな!?」

林「これでも彼が友達助けて欲しいって言うからわざわざ時間かけて来てるんですよ?
嫌だって言うならこっちは別に関係無いですからね~。
でも、たった二百万でT君助かるなら安いもんだと思いますけどね」

林「それに、T君もお寺に行って相手にされなかったんでしょう?
分かる人なんて一握りなんですわ。また、一から探すんですか?」

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