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映画では見れない天空の城ラピュタ徹底解説

アニメージュ文庫『小説 天空の城ラピュタ』等から考察した天空の城ラピュタ徹底解説(随時更新中)

更新日: 2013年12月30日

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ムスカは、ラピュタで見つけた幾何学文様を見て、世界各地の彩文土器などに明らかに影響を与えていると確信できた程である。

出典ameblo.jp

ラピュタ文字は楔形文字であるとされている。
「読める、読めるぞ!」byムスカ

アニメージュによると、年齢は28歳。ロマンアルバムだと、32歳。どちらにしても大佐という階級にしては若い。モウロ将軍から「特務の青二才」と言われているわけだ。

射撃の腕も優れており、暗闇の中、大きく離れた距離からシータのツインテール、しかも結び目のみを両方とも片手で撃ち抜き、中折れ式リボルバー(エンフィールド・リボルバー)の再装填をわずか3秒で完了させる。パズーに対して、ドーラが渡した"大砲"と勝負することを持ちかけるなど、射撃の腕には絶対的な自信を持っている。

空中海賊ドーラ一家

マ=ドーラ

出典アニメージュ文庫『小説 天空の城ラピュタ』

若い頃は海で海賊をしていた。今は空中海賊として飛行船での活動をしている。父親も海賊をしており、ドーラが幼かった頃にラピュタの伝説を父から聞いて、興奮して寝れなかった。
 海賊稼業は50年に及ぶ。軍の必死の捜索・追跡にも関わらず、まだ一度も捕まったことは無い(作中で一度捕まっただけ)。

頭脳明晰で、年に似合わない体力の持ち主。顔に似合わず優しいところがある。
ピンと立った三つあみにピンクに染めた髪の毛は、襲撃するときに後からついてくる息子たちに分かるように目印にしている。ドーラの性格は宮崎監督の母親の影響が濃いらしい。

村人からの評判は悪くは無い。アジトの近くで子供が生まれたと聞くと出産祝いに石炭半年分を贈るなどしているため、軍の捜索が来ると、村人が知らせに来てくれる事もある。

襲撃時の軽やかな動きから「ドーラサーカス」とも言われている。懸賞金付きで手配されている。

3兄弟の父でもあり、ドーラの夫との出会いは海で海賊をしている時に知り合った。というよりさらってしまったらしい。作中では既に他界している。
 使用している飛行船「タイガー・モス号」は天才科学者だった亡き夫の遺産である。音もなく忍び寄り、スピードも最新鋭艦に次ぐという、ブリック級の高性能飛行船タイガー・モス号。中には空中停止も垂直上昇も可能な飛行具フラップターを搭載している。

長男シャルル、次男ルイ、三男アンリ。

ドーラの息子達の名前の由来はフランス王から。兄弟三人ともドーラには頭が上がらずママと呼んでいる。

ハラ・モトロ

出典アニメージュ文庫『小説 天空の城ラピュタ』

いつも機関室に潜っている。別名は「モグラじいさん」、ドーラの父の代からいる部下。ドーラからは「クソジジイ」呼ばわりもされるが、船内では唯一ドーラと対等な口が聞ける人物でもあり、信頼は厚い。ラピュタへの道中の際にはパズーを助手にしており、ラストシーンで一家全員が最初に呼びかけたのがシータであった中、彼は真っ先にパズーの生還を喜んでいた。

子分

ドーラが見込んで連れてきた5人の子分「カ」「キ」「ク」「ケ」「コ」がいる。
アニメ版では名前は出てこなかったが、小説版にて名前が出る。カタカナ一文字であるため仮名と思われる。ポルトガル人のカ、エジプト人のキ、中国人のク、日本人のケ、セネガル人のコの5名がいる。ちなみにルイより先に調理室でイモの皮むきをして、最初にシチューのおかわりをしたのはコ、シャルルに似ているのがカ、眼帯を付けているのがキ、「ルイ、女の子の服だ」と叫んだのがクである。

暗号を変えても無駄だと手帳を見る。誰が作成したのか不明だが、暗号を解読する知識等はかなりあると見られる。

劇中、モールス符号での通信シーンが登場するが、あの符号は全て実在し、言葉としてきちんと成り立っている。

宮崎駿は、戦史・兵器マニアとして知られ、第二次世界大戦から前の甲冑・鎧兜や兵器(装甲戦闘車両、軍用機など)に造詣が深い。作中で登場する武器や乗り物にはその知識が十全に活かされている。

「HOTOA」と記載されているオートモービルのエンジン。HONDAとTOYOTAを併せたような名前。装甲列車に砲撃されつつパズーたちを追った挙句、車が大破した時にエンジンが落下してきます。その時に見られます。

ポムじいさん

鉱山の生き字引といわれている。鉱山で鉱夫たちが見たことも無いような鉱石を発見すると「ポムを呼べ」と言われるほど鉱石に詳しい。ポムじいさんも幼い頃に彼のお爺さんから「岩たちがざわめくのは、鉱山の上にラピュタが来ているから」だと言われた事がある

洞窟に逃げ込んできた二人とお別れするシーン。ポムじいさんの体の老化を表現している?宮崎駿監督のこういった細かい描写を是非映画で確認して頂きたい。

モウロ将軍

軍の中央からラピュタ探索の指揮官に任命されている。
現在は岬の崖上に構築された城「要塞ティディス」に配属されている。ティディスは軍の中央司令部からはあまりにも遠く「島流し」の感がある様で、「ラピュタ」探索の一件は何としても己の手で成功させ、軍の中央司令部に返り咲く事を望んでいる。ムスカが特務で軍にやって来て、やり方に口出しすることに「失敗できない」と焦りと憤りを感じているが、ムスカが何か軍に言えない秘密を握っている事に気づいていた為始末出来ずに悩んでいる。

ゴリアテ

全長:312メートル  全高:82メートル
全幅:84メートル
最高速:98ノット(約181km/h)   
巡航:58ノット(約107km/h)
航続距離:16000キロ(無風巡航データ)
軍が誇る巨大飛行船。360人の兵員を乗せ、ロケット艇を3機搭載し、多数の銃塔や砲座を持っている。しかしムスカが操るラピュタの科学力の前では無力だった。
名前の由来は、旧約聖書に出てくる、ダビデが倒したペリシテ軍の司令官の名前。

ロボット

ラピュタに配備されていた自律式ロボット兵器。配備されていた一体が機能停止状態で天空から落下してきた事が、政府がラピュタの調査を行うきっかけになった。
劇中では、材質が金属なのか粘土なのかもこの時代の人類の科学では分からないと表現されており、映画パンフレットには「形状記憶弾性セラミック製」と記されている。

フライシャー・スタジオ製作『スーパーマン』第2話「The Mechanical Monsters」(1941年)に登場した現金強奪ロボットがモデルである。

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