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マティーニが【カクテルの王様】と言われる4つの理由

星の数ほどカクテルはあれど、こんなにも蘊蓄や小ネタが多いカクテルは他に無いでしょう。オシャレなバーで注文する時に、知っているとちょっとだけカッコいいかもしれない「マティーニ」にまつわる逸話をまとめました。

更新日: 2013年07月05日

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niepasさん

【カクテルの王様】マティーニとは

ドライ・ジンにドライ・ベルモットを加えて、オリーブを添えただけののシンプルなカクテル。

バーで客同士が、どこの店のマティーニがおいしいか、使うお酒の銘柄と量、飾りのオリーブやその他の副材料をめぐって「マティーニ論争」が起こることはバーでのお約束の一つ。

「マティーニ」論争が起こる背景として、それぞれが一杯のカクテルに多大なこだわりを持っており、如何に自分が“通”であるかを相手に知らしめたい、という思いがあります。

数あるカクテルの中で、マティーニは別格であり、まさに【カクテルの王様】と呼ぶにふさわしいのである。

それで、なんで【カクテルの王様】って呼ばれるの?

マティーニの起源は諸説あるが、中でも1910年にニューヨークのニッカボッカー・ホテルにいたマルティーニという名のバーテンダーが考案した、という説が有力。

他には「カクテルで使用するベルモットがマルティニ社のものだったから」「ピリっとした味わいが、大英帝国陸軍のライフル銃マティーニ&ヘンリーを撃つ際の衝撃のようだったから」などの説があります。

シンプルな材料と手順で作れて、なおかつ味わい深いカクテルとあって、アメリカで人気に火がつきます。現在も、世界の好きなカクテルランキングでは、必ずトップ3に入っているほどの人気です。

マティーニが、最も豊富なバリエーションを持つカクテルであることは間違いない。1979年に出版された『ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック』では268種類のレシピが紹介されている。

マティーニだけで268種類!ベースを変えたり副素材を加えたりといったバリエーションが豊富で、前述の「マティーニ論争」では「一体どこまでがマティーニと呼べるのか」という議題があがることもしばしばなんだとか。

マティーニバリエーションの一例
 ◎ウォッカマティーニ ← ジンの代わりにウォッカを用いたもの
 ◎サケティーニ    ← ジンの代わりに日本酒を用いたもの
 ◎ギブソン      ← オリーブの代わりにパールオニオンを用いたもの
 ◎チョコティーニ   ← ウォッカとカカオリキュールを用い、オレンジピールを飾ったもの
 ◎カンパリマティーニ ← ウォッカとカンパリを用い、ライムピールを飾ったもの などなど

「カクテルはマティーニに始まり、マティーニで終わる」という言葉があるほどに、バーテンダーにとってマティーニは特別なカクテルです。

シンプルな材料とシンプルな技法で作られるカクテルのため、一切ごまかしは効かず、腕の差がカクテルの味に如実に影響します。

レシピはバーテンダーの数だけある、とさえ言われ、それぞれが自分のこだわりの詰まったマティーニを持っています。

④ 有名人の逸話がすごい!

イギリスの元首相、チャーチルは辛口のマティーニを好んだとされます。よりドライなマティーニを追求した彼は、グラスにジンを一杯に注ぎ、横目でベルモットの瓶をわずかに眺めながら飲んだと言います。

他には、ベルモットを飲ませた使用人に息を吐かせて、その香りでジンを飲んだ、とも言います。
これもマティーニって言えるの??

何事にも強いこだわりを持つ男『007』のジェームズ・ボンドはマティーニにも強いこだわりを持っており、オーダーする時には「ウォッカ・マティーニを。ステアではなくシェイクで」と注文するのです。

こちらのレシピは、ボンド・マティーニと呼ばれて、マティーニバリエーションのスタンダードの一つです。

マリリン・モンローは映画『七年目の浮気』の中でマティーニをオーダーし、そのカクテルが辛かったので砂糖を入れるようにお願いします。そして、こともなく「私の故郷、デンバーではマティーニに砂糖を入れるのは普通よ」と言ってのけるのです。

辛さが信条のカクテルを注文しておいて、この言い草です。もちろんこのモンロー・マティーニもマティーニバリエーションの一つです。

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