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【スタジオジブリ】映画「風立ちぬ」での宮崎駿の飛行機オタクっぷりがハンパ無い件について

スタジオジブリ宮崎駿監督映画「風立ちぬ」。その作中での宮崎駿の飛行機オタクっぷりに関するまとめ。軍事マニアとしても有名な宮崎駿が描く「零式艦上戦闘機」設計者の堀越二郎。その作中では当然多くの航空機が出てくるようだが、その選択があまりにマニアック過ぎると話題に。

更新日: 2016年11月13日

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holy777さん

スタジオジブリ「風立ちぬ」

かつて、日本で戦争があった。
大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。
そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?
イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く――。
堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。

−−風立ちぬ公式HPより

5年ぶりの宮崎駿監督作品で、主題歌に松任谷由美さん、主役の声優に「ヱヴァンゲリヲン」の庵野秀明監督を起用するなど、話題も満載だ。戦時中に零戦を設計した堀越二郎という「実在の人物」をモデルにした点も、この作品の特徴で、ジブリとしては初めての試み

モデルグラフィックス誌上で2009年4月から2010年1月号まで連載

このシーンは1929年に行われた陸軍初の次期戦闘機競争試作会の様子を描いたもの。中島「NC」、三菱「隼型」、川崎「KDA-3」の3機が試作された。二郎が初めて関わる飛行機の仕事だった。結果的には全機が機体強度不足(隼型は空中分解を起こした)で不合格に。
ちなみに上記3機はweb百科辞典のwikipediaにすら記事が無いほどのマイナー機である。(2013年7月時点)

作中で主人公の堀越二郎に影響を与えるカプロニ(史実では二人が出会った記録は無い)。彼の飛行機も多く登場する。画像のCa.64も彼の設計した機体だが、写真は一枚も残っておらず、日本のwikipediaはおろか、本家イタリアのwikipediaにすら項目が存在しない。

1992年公開の「紅の豚」も同じモデルグラフィックス上で連載されていた宮崎駿の漫画を元に映画化している。

宮崎駿の飛行機へのこだわり

「ジブリ」という名前はイタリアのカプロニ社製Ca.309ギブリ(Ghibli)から取られたもの。ギブリとは「サハラ砂漠に吹く風」のこと。
この飛行機はイタリアが植民地向けに作った偵察、軽爆撃機でこれまた大変マイナーな機体。

逆ガル翼(ぎゃくガルよく)は、胴体から翼端への途中で上向きに曲がっている主翼。途中から下向きに曲がったガル翼(原義は「カモメの翼」)とちょうど上下逆であることから、逆ガル翼と言う。
直径の大きなプロペラを採用するためや爆弾取り付の作業性を向上させるために胴体を地面から離しつつ、脚を短く設計できる等の理由で採用された。
−−wikipediaより

宮崎駿の逆ガル翼好きはよく知られており、原作マンガでも堀越二郎がヒロインと出会うきっかけの会話に繋がっている。
映画でも二郎の理想とする美しい飛行機は逆ガル翼を持っていた。

堀越二郎が設計した戦闘機として有名なのは「零式艦上戦闘機」だが、宮崎駿はあえてその前に作られた「九六式艦上戦闘機」の原型「九試単座戦闘機」の試作一号機をポスターに起用した。九六式艦上戦闘機の原型として数機が試作された九試単座戦闘機の内、逆ガル翼なのは一号機のみである。

映画にも出てくる「変な飛行機」たち

カプロニが設計した大型飛行艇。大西洋を100人の乗客を乗せて飛ぶ計画のために、この大型機には三枚重ねの翼が前、中、後ろと三つ付いている。エンジンは前翼と後翼に4つずつの計8機が付いている。1921年に初飛行したが、わずか数十m進んだところで墜落してしまった。

1932年に採用された日本の「超」重爆撃機。ドイツの大型輸送機G36をライセンス生産したもの。全幅44mという当時としては超大型機で、戦後しばらく経つまで日本最大の飛行機であった。
しかし、あまりに大きく重すぎたため速度は200km/h程度しかでず、結局一度も実戦に使われることは無かった。
映画では九二式超重爆撃機の原型G36にドイツ視察中の二郎は実際に搭乗することになり、ドイツの技術力に感嘆することとなる。

宮崎駿の飛行機オタクっぷりに対する反応

「風立ちぬ」試写会すごく良かった。宮崎駿監督の飛行機オタク度120%発揮。冒頭は関東大震災のシーンながら後は名古屋・三菱が舞台。

宮崎駿ってナチュラリストで 平和主義者なのに 筋金入りの軍事オタクだから プラモデル集めたり資料 集めるのに没頭し、 ふと我に帰って、自己嫌悪に 陥り趣味の部屋を燃やすらしい。 二重人格者ね。 私は、彼の趣味全開な 「雑草ノート」買いました

松本零士は戦中戦後のミリオタ少年。あのころの子供向け雑誌が育てたオタク。主人公は夢想の中にあるヒーロー。宮崎駿は同じくミリオタだけど市民であることに重きを置き過ぎたオタクと現実との折り合いが悪い人。しかし腑抜けdwはない。市民として噛みつける事はやってきた。どちらも擁護する。

宮崎駿は筋金入りの軍事オタクでありながら平和を説くという矛盾をずっと抱えて来てて、簡単に結論が出ないんじゃねえの

鈴木敏夫が「これは宮崎駿の遺言だ」とか言ってたけど、本当に死期が近づいてんじゃないのか?死ぬ前に飛行機オタクとしてやり残しの無いように本望を果たそうとしてるとしか思えない

風立ちぬ、飛行機が好きな人の感想聞きたい。重工系の人の。男女の話は昔の日本映画研究家の人の解釈ちょっと聞けば良いわ。ガラス越しのキスや、サナトリウムやなんやかんや。作品のバランスが良いと思った。機械オタク部分の前半と清楚な美少女がやはり好きな部分。

オタク度測定器みたいな映画なのか・・・>宮崎駿アニメ「風立ちぬ」

絶賛の嵐、宮崎駿アニメ「風立ちぬ」は本当に傑作なのか(日刊ゲンダイ) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130725-… オタク以外、あの映画を理解するのは難しい。

[『風立ちぬ』を見て驚いたこと blog.goo.ne.jp/sombrero-recor… ]興味深い分析。マニアや技術系オタクは大体こういう人種だと思う。人じゃなく「物」に興味がある人間。とにかく、こういう人種を魂からリアルに描いたのが風立ちぬか。クリエイター職の人が大絶賛する理由はこれか。

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