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三人寄れば文殊の知恵はウソ!!集団思考 groupthink はアホでした

groupthink(グループシンク、集団思考、集団浅慮)についてまとめです。

更新日: 2017年03月28日

mototchenさん

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【bot】内外集団を区別する傾向は進化的に古いよという研究。アカゲザルは顔見知りかどうかではなく「現在いる集団の成員かどうか」で他個体を区別している。おさる用IATで測ると、人間同様、内集団=goodで外集団=bad。 pulse.me/s/1o2vx #abst_bot

groupthink

三人寄れば文殊の知恵

集団は愚かな思考 groupthink をします

「どうすれば一番良い状況が得られそうか」について、「みんなでいっしょに考えて答えを出す」場合と、一人一人で結論を出してみた場合とを、比較。
 社会心理学でいろいろ実験したけど、「みんなでいっしょに考えて答えを出す」と、誰か賢い人一人が出すベストな解決方法よりもレベルの低い解決方法にしかたどりつけないことが多いのだった。
 という「合議制ヤバイね」的なお話。

“三人寄れば文殊の知恵”は心理学的には疑問
集団の決定は個人の決定よりも正しいと思われがちですが、これは社会心理学の研究によれば否定されています。集団の意思決定は、個人の決定よりも慎重ではない方向、リスキーな方向に流れる傾向にあります。集団では、リスクを軽視した楽観的で景氣の良い意見が出ると、迎合が起こるからです。

 仮に「同じくらいの賢さ」の人が五人いたら、議論はしても、最後の決定は一人でした方が間違いが少ないことが、実験や研究から明らかになっています。“三人寄れば文殊の知恵”という言葉がありますが、社会心理学的には大いに疑問です。もちろん、情報を集めて分析するには人数が多い方が有利でしょう。しかし決定は別です。合議制による決定は個人の決定に質で劣るだけでなく、責任の所在という点でも問題が大きいのです。これは政治体制や企業をはじめとする、日本の多くの組織が持つ弱点でもあると言えるでしょう。

集団で意思決定を行う場合には必ずしも「三人寄れば文殊の知恵」にはならない。Janis (72,19)がアメリカの政策決定過程に着目しこの現象を集団的浅慮(oupthi)と名付けて以来、社会心理学の分野では様々な研究が行なわれてきた。

集団的浅慮(groupthink)をめぐって -社会心理学における研究の動向

同質役割集団の場合、集団での活動によってパフォーマンスは低下すること(「集団の損失」)が示されてきました。古典的な研究になりますが、Lataneら(1979)は、大声で叫ぶという単純な課題を用いて、他者と一緒に叫ぶ場合には1人のときと比べてあまり声を出さなくなることを示しました(図表01)。さらにこの研究では、本当に他者と協働で活動を行う場合(「本当の集団」)と、他者がいると思い込まされているものの実際に他者との協働ではない場合(「偽りの集団」)を用いて、個人のパフォーマンスの低下が他者がいることで手抜きをすること(「社会的手抜き」)によるものであることを示しました。

ジャニス(Janis, I.L., 1982)は
A意思決定集団に凝縮性がある
B組織構造上の欠陥がある
C挑発的な環境である
という3つの条件がそろった状態で、集団が意見の一致を目指して活動した場合
Ⅰ集団の過大評価
Ⅱ閉鎖的な関心
Ⅲ均一性への圧力
という3つのタイプに分類される8つの症状、すなわち上記の表に示した各症状が現れることをつきとめた。さらにジャニスによれば、これら8つの集団思考症候群によって、集団は“欠陥のある意思決定症候群”という症状を示すようになり、結果として大失敗を引き起こすような意思決定を行ってしまう。
亀田達也, 1997は、集団思考症候群が発生する原因…
バンドワゴン効果
「世論が流動的な中で、たまたま特定の立場が優勢になったとき、この立場が賛同者を吸収して勢力をさらに強めていく現象」…
ノエル-ノイマンはこうした社会的な増幅現象を、特に同調(conformity)という観点から“沈黙のらせん”と呼んだ。

バンドワゴン効果というのは、ひとことで言えば、「勝ち馬に乗ること」、といえると思います。
(略)

アンダードッグ効果はバンドワゴン効果の対義語にあたり、「負け犬効果」、ともいわれています。
つまり、前述の選挙の例でいえば、「ああ、○○党が優勢なのか、じゃあ負けてる××党を応援して投票しようかな」、という心理が働くことをいいます。日本語のことわざでいえば、「判官びいき」なんかも似たような事象といえるでしょう。

「どんな時に集合知が愚かなものとならないのか?」というと、近年の研究によると「集団のメンバーが相互に影響しないこと」が重要な要素とのこと。集団が各個人の持つ幅広い予想から意見を出せば賢明な答えになるのですが、何かのバイアスがかかった時、つまり互いが影響を与えたり外部の要因に影響されたりした時に、集合知は愚かなものとなってしまうのです。

集団の限界数 150人 ダンバー数

6人以上の集団は意思疎通ができない

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石部統久@mototchen 1963 岡山県笠岡市出身玉島育ち岡山市在住の男 糖尿病、鬱病で服薬 後縦靭帯骨化症
https://mobile.twitter.com/mototchen

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