1. まとめトップ

なぜ、バンクシーが有名なのか?Banksy の哲学

バンクシーのインタビューから垣間見るバンクシーとは?

更新日: 2013年07月17日

81 お気に入り 70879 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

face1000さん

謎のアーティスト【Banksy】

バンクシー(Banksy, 生年月日未公表)は、イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家。社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。2005年、自作を世界各国の有名美術館の人気のない部屋に無断で展示し、しばらくの間誰にも気づかれないまま展示され続けたことが話題となった。

バンクシー 「不特定多数に向けて表現できる唯一の手段がグラフ。これこそ、民主主義だよ」

活動と作品の特徴

街中の壁にステンシル(型紙)を使って反資本主義・反権力など政治色の強いグラフィティを残したり、メトロポリタン美術館や大英博物館などの館内に、自らの作品を無許可で展示するなどのパフォーマンスにより、一部の人々からは「芸術テロリスト」と呼ばれている。

世間の目を嫌うストリート・アーティストのバンクシー。その知名度の高さや、グラフィティ戦争が起きている今、ロンドンの高騰する不動産について語る。

あなたは本物ですか?

バンクシー: いや、自分が偽物だったらどんなによかったかと思うよ。あまり目立つような性格じゃないから、キャラクターを作り上げるのが大変なんだ。例の映画について宣伝したいけど、ラストを台無しにしたくないから映画自体については話したくない。このページ、白紙にして読者が好きな絵でも描けるようにしたらだめかな。

ステンシルを使った独自のスタイルは、どうやって生まれたのですか。

バンクシー「グラフィティを始めたのは、ブリストルに住んでいた7−8年前から。当初は、タグで、自分の名前を書いていたんだ。けど、あまり上手じゃなかったんだよね。それで、ステンシルワークを始めた。新しいスタイルだと思ったし。これなら、警察官の目を盗んで、夜中にすばやく「大量生産」できるだろ? もともと、手を使って何か作ることが好きだったから、むいていたと思う。のめりこんだよ。人生に飽き飽きしていたしね。当時は、何もかもが嫌だった。

バンクシー「小学生の時に、学校を退学になったんだ。理由は、友人が生死をさまよう大怪我をした時に、その濡れ衣を着せられたこと。幼年時代に、人生がいかに理不尽か思い知らされた、いいレッスンになったね。誰かの悪意で自分の人生がこんなにも簡単に地に落ちてしまうっていうことを思い知らされたんだ。」

バンクシー「退学になってからは、仕事を転々とした。ポスターを貼る仕事をしていたけど、本当にキツかったな。警察の目を盗んで夜中にグラフを何個も書く、今の生活より何倍もキツかった。体力的にも、精神的にも。仕事は不満だったけど、ほかに何をしたいのかって言われたら、わからなかった。でも自己顕示欲だけは人一倍あったんだろうな。それで、生きている証に、自分の名前をストリートに刻みたかったんだと思う。それがグラフを始めたきっかけ。ステンシルを使って名前を書き始めたけど、それだけじゃ物足りなくなって、次第に絵やメッセージを描くスタイルに移行していったんだ」

名前を描かなくなったのはなぜですか?

バンクシー:「名前を描かなくても、ステンシルのグラフはBANKSYのものって、皆に知られるようになったから。でも、何を描くにせよ、街の公共物に描くことは『自分はここに存在している』というメッセージがある点で同じ。多かれ少なかれ政治的だ。公共建築物の現実は、その言葉通りじゃなく、一部限られた階級のもの。だから、公共物にマーキングすれば、その一部は自分のものになる」

始まりはアートでしたね。次にアニメ。そして映画……。未来のウォルト・ディズニーになれると思いますか?

バンクシー:そんな風に考えたことは一度もない。グラフィティをしたりして器物破損をする人たちのための巨大テーマパークを作るのはいいかもしれない。ビースティ・ボーイズの『ライセンスト・トゥ・イル』が発売されたとき、ちょうど夏休みのキャンプ合宿にでかけていた。瞬く間に、子供たちは首からVW(フォルクスワーゲン)のバッジをぶら下げるようになったんだよ。街中の車から盗んできたやつだ。ついに警察がキャンプ場になだれ込んできて、町長には子供用プールの脇でかなり説教されたよ。

ついにある新聞に顔写真が掲載されてしまいましたが、街中で気づかれるようになりましたか?

バンクシー:何年か前に、俺こそがバンクシーだと名乗りでたやつがいただろう。ショアディッチのナイトクラブに無料で入るために。噂が広がって、他のグラフィティライターが彼を止めさせたみたいだけど。世の中に出回っている写真についてコメントするつもりはないよ。

過激なグラフィー

バンクシー「・・・警察官は言われたことしか出来ないことが問題なんだ。“悪く思わないでくれよ、俺は自分の仕事をしているだけなんだ”って、いつだってクソみたいに繰り返す。“もし、俺にその権利があればお前を見逃してやるよ、けどこれは上からの指示なんだ”。警察官のようにこの言葉を頻繁に使えば、自分の中の何かが少しずつ死んで行く。そして何も残らなくなる」「実際、この世の犯罪の多くは、非服従ではなく、服従という名のもとに起こっている。どんな権威も盲目に従う奴こそ、真の危険人物だ

バンクシー「中には、世の中をよくしたいと思って警察官になったやつがいると信じているよ。でも、時々俺は思う。俺は、表裏逆の警察官なんだってこと。世の中のみてくれをよくしたいと思って、俺は公共物破損の蛮行者になったんだ」

出典(Banging Your Head Against A Brick Wallより)

逮捕歴は?

バンクシー「ありがたいことに一度もない。最悪だったのは、2ヶ月前ベルリンで覆面ポリスに捕まったこと。額に銃を突きつけられたんだけど、そいつかが俺より若くて、おまけに今日初めて銃を持ったっていうような新人警官だった。銃を持つ手が震えていたから、間違って発砲するんじゃないかって、恐怖だったな。あんなに恐かったことは今までない」

グラフにそこまで情熱をかけられるのはなぜ?

バンクシー「一言で言えば、楽しいから。街の片隅に何を描いたら、人の注意を引くことができるかいつも考えている。いつも街をキャンバスとして見ている。これは一種の呪いみたいなもの。いつもそのこが頭から離れない。ストリートに描けば、不特定多数の人が見てくれる。それが醍醐味」

グラフィティ界のベテランライターであるロボとドラックスとの抗争を説明してもらえますか。

1 2 3