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中国経済のバブル崩壊はいつ?貧富の格差が広がる中国の現状

中国では、「理財商品」などという投資家から集めたお金が不動産投資に使われて、都市部における不動産の価格が大きく値上がりしています。都市に富が集中する形になっており、経済成長によって貧富の格差が大きく拡大しています。

更新日: 2013年07月20日

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この記事は私がまとめました

cokororoさん

貧富の格差が拡大

貧富の格差が大きく拡大して、下から上が見えない状況

 私が2004年に中国で仕事をスタートしてから、はや9年が過ぎようとしているが、この間、確実に貧富の差は広がった。広がったなどという言葉では足りない。下から上が目視できなくなったというのが実態だ。「いったいなんなんだ、これは」というぐらい、持つ者と持たざる者の差が広がっている。

中国の所得格差は、ロシアやフィリピンのように大きい

中国・北京師範大学の所得格差問題の専門家、李実(リー・シー)教授は「既に中国では、フィリピンやロシアと同じぐらい所得格差が拡大している。中国の格差は、日本や米国はもちろん、東欧と比較してもはるかに大きい。公式統計で見ても、地方・農村部の所得は都市部の3分の1以下だ。都市居住者の所得最上位10%の層は、最下位10%の層の約23倍の所得を得ている。

ジニ係数というのは、所得に占める食費の割合などから導き出される数値で、格差の度合いを示しているとされています。この数値が高いほど格差が大きいとされる数値です。

都市と農村部の格差問題

都市の周辺が発達していくのに対して、農村部の発展が遅れて、格差が拡大していく様子が分かります。

中国の東部都市ほど成長が著しい事が分かります。中国の西部の農村部は開発が遅れています。

都市との農村部の格差は、縮まるどころか、逆に広まっている事が分かります。

中国は、貧富の大きさが地域によって非常に大きくなることがわかります。

都市か農村かで戸籍が違って差別が起きる

中国には都市戸籍か農村戸籍か、一級都市か二級都市かなどの戸籍上の差別が確実に存在する。中国はとにかく大きい。戸籍の管理制度がないとコントロールが難しいというのも事実だろう。

生まれながらにしての戸籍格差が非常に大きい

実質的な所得の差だけでなく、生まれながらにして決まる格差が戸籍問題です。自分の親が農村戸籍なら自分もそれを受け継ぐということです。大学入試でも、北京、上海、広州など大学の多い都市部では、地元の戸籍を持つ子どもたちを中心に採る体制になっている。農村戸籍の人がそうした都市部の大学を受験しても、都市戸籍の人とは合格点数も入試問題自体も違います。

大学生が就職できない

中国では、700万人以上が大学を卒業するようになっており、大学生が就職できない現象が発生しています。

中国の大学生の内定率は3割を切る水準

2013年に北京地区の大学を卒業した者で、就職に内定した者の割合は28.24%ということが明らかになった。大卒者の就職内定率が3割を切るという極めて低い数字が中国経済の停滞感を物語っている。

毎年、100万人が仕事が見つからずに何もしていない「ニート」化

2013年の大卒者は700万人近くと言われ、修士進学や海外留学等を除いて考えると、来年仕事が見つからない大卒者はその15%前後で、約100万人に上る。本当に恐ろしい数字である。

「理財商品」の問題

国有銀行が業績を上げる為に理財商品を積極的に扱っており、中国政府も把握しきれいていないとされています。

シャドーバンキング(影の銀行)の販売する理財商品が急激に増加

理財商品は銀行の通常の預金・融資とは別ルートで資金を集める中国の「シャドーバンキング(影の銀行)」の代表的な存在。信託会社などが組成し、主に銀行を窓口に販売する。利回りは約3%の1年物定期預金金利を上回る5~10%。低金利に不満を持つ預金者の需要を取り込み、数年前から急膨張してきた。

「理財商品」の70%ほどが銀行の元本保証なしに運用されている

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)によれば、理財商品は投資家にとって定期預金のようなものだが、その70%は銀行による元本の保証がない。集めた資金の約半分が低リスクの預金や債券、短期金融市場に投資され、残りの半分は株式やデリバティブ(金融派生商品)、地方政府や不動産開発企業への融資債権などの比較的リスクの高い分野に投じられている。

中国の少子高齢化の問題

労働人口とされる20代-40代までの人口が大きく膨らんでいますが、20代以降は人口が減少傾向にある事が見て取れます。

中国の高齢者世代の20%が年間消費5万円未満という貧困層

中国の経済ブームを築いた世代の22.9%、4240万人が年間消費額が3200人民元(約5万2500円)未満の貧しい生活を送っている。

中国では、2050年に「何もしない高齢者」が3億3000万人に達する

実数で言えば高齢人口は、2010年時点で1億2000万人、2050年には3億3000万人に達します。この時点の高齢化率は25.6%です。

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このまとめへのコメント2

  • kohrin1234さん|2013.07.26

     中国には5週間いただけだが、富裕層・不満層は除き、普通の人は日本に好意的。ある店で買い物をした時、最初私を韓国人と思ったらしい、警戒していたが、日中辞典を見てる私が日本人だと分かり、気を許してくれた。koh

  • y_hさん|2013.07.23

    「中国の農民が苦しみぬいて多大な犠牲を払うのを待つ」というのなら、
    同じ論理が、将来、日本が苦しくなったときも適用されるだろう。
    つまり、「日本の大衆が苦しみぬいて、内戦にでもなるのを高みの見物でもしようじゃないか。隙でもあったら、漁夫の利でもとってやろう」。

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