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大阪府警が誤認逮捕…証拠の防犯カメラの時刻設定にズレ

堺市で今年1月に発生した窃盗事件を巡り、大阪府警北堺署が無関係の男性会社員を2回にわたり誤認逮捕していたことが分かった

更新日: 2013年07月20日

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shunkakuさん

大阪府警が誤認逮捕で男性会社員を釈放

堺市内で1月に起きた窃盗事件で、大阪府警北堺署が逮捕した男性会社員を、大阪地検堺支部が事件に無関係だったとして釈放したことがわかった

犯行を裏付ける有力な物証とした防犯カメラの時刻が正しく設定されていなかったといい、男性のアリバイが確認されたという

誤認逮捕されたのは、どんな事件だったのか

捜査関係者によると、今年1月12~13日、堺市北区のコインパーキングで、乗用車内からガソリンスタンドの給油用カード2枚が盗まれる事件が発生

※写真はイメージです

同市内のガソリンスタンドで、このカードが使われて給油された

この事件の容疑者として、男性は計2回逮捕されていた

同署は4月24日、カードを盗んだとして、男性を窃盗容疑で逮捕

1回目の逮捕。「カードを盗んだ疑いで」

地検堺支部は不起訴としたが、同署はこのカードを使い堺市内のガソリンスタンド(GS)で給油したとして、男性をガソリンの窃盗容疑で再逮捕

「カードの窃盗容疑で逮捕」→「不起訴」となったが、次に「ガソリンの窃盗容疑」で2回目の逮捕。

地検堺支部は6月、同罪で起訴した

男性は犯行時間帯に防犯カメラに写っていたとして逮捕され、「ガソリンの窃盗罪」で起訴。

北堺警察署は、「男性がこのカードを使って給油する姿が、ガソリンスタンドの近くの防犯カメラに映っていた」と説明していた

同署はスタンドの販売記録からカードを使ったガソリン窃盗の犯行時刻を13日午前5時39分と「断定」。付近の防犯カメラを調べたところ、同時刻に男性が給油する姿が映っていた

しかし、証拠となる防犯カメラの時刻は「ズレていた」

その後、男性の弁護士の調査で、犯行の有力な証拠だった防犯カメラの時間の設定がずれていた他、自動料金収受システム(ETC)の履歴から犯行時間帯に男性が別の場所で車を運転していたことが判明

犯行時刻の1分後に男性の車がガソリンスタンドから6キロあまり離れた高速道路の出入り口を通過した記録が見つかった。警察は男性のアリバイになるこの記録を、捜査段階で入手していなかった。

「捜査書類はずさんで信用できない。裁判で捜査の経緯を明らかにしてもらいたい」

「男性は勤務先の会社の休職を余儀なくされるなど、回復しがたい不利益を受けた。重大なミスを犯した警察と検察の責任は極めて重く、今後適切な検証が必要だ」

警察などが改めて調べたところ、逮捕する際の決め手にしていたガソリンスタンドの防犯カメラの時間の設定に数分間のずれがあり、盗まれたカードが実際に使われた時間帯には男性とは別の車が給油する様子が映っていた

防犯カメラの設定時間が「8分間」進んでいて、男性はカードが使われた時間帯より前に給油していたことが分かった。そのため男性のアリバイが確認された。

誤認逮捕で85日間も勾留された男性

男性の弁護人によると、釈放までの身柄拘束期間は85日に上った

男性は「身に覚えがない」「私はやっていません」と訴え、一貫して犯行を否定していたという

警察は初めから男性を犯人と思い込み、同じ時間帯にガソリンスタンドに来ていた別の車やほかの販売記録についても十分に調べていなかった

この不祥事に大阪府警は

<府警幹部>
「時刻について標準時とすりあわせる基本が欠けた、きわめてずさんな捜査といわざるをえない」

「誤認逮捕であることはほぼ間違いない」とも述べている。
※通常、防犯カメラなどの設定時刻は標準時刻と比較し、ずれがないか確認するもの。

府警刑事総務課は誤認逮捕を認め、経緯を調査し、男性に近く謝罪する

男性が現場のガソリンスタンドで給油する姿が映る時刻が、盗まれたガソリンカードの使用時刻と同じだったため、防犯カメラの時刻の確認が不十分になったとみられる

起訴した地検は

地検堺支部は、起訴取り消しや無罪論告を検討している

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