1. まとめトップ

【サッカー日本代表】 川島永嗣 × 長谷部誠 × 内田篤人セレクト 【ミュージックポートレイト】

ポートレイト特別編としてサッカー日本代表の3人が登場。試合前のバスの車内で、ピッチのベンチで、大事な勝負に挑む時。「音楽」は彼らを鼓舞する重要なツール。勝負の時以外も「音楽」は彼らの人生の様々な局面を支えてきました。彼らに勇気を与えた「大好きな曲」、それぞれの7選。

更新日: 2016年06月27日

81 お気に入り 90016 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

川島永嗣 X 長谷部誠 X 内田篤人  3人の選曲

毎回、「人生の大切な10曲」を持ち寄り、語り合う『ミュージック・ポートレイト』(Eテレ 毎週木曜・23:25~23:55放送)。
今回は特別編としてサッカー日本代表の3人が、音楽を通してサッカーを、そして人生を語り合った。

1曲目  ~青春時代の音楽~

長谷部誠  「卒業写真」荒井由実

長谷部「(浦和レッズへ入団が決まって)プロに行くってなると、高校の同級生との別れが
    早くて、辛かった。1月とかにもう行かなきゃいけないから。
    でもまだみんな学校にいてさ…」

内田 「卒業式出てないんだ?」

長谷部「その時だけ休みもらって行った。そんな時、プロの寮で荒井由実さんの『卒業写真』とか
    聞いて、感傷にひたってた」

川島永嗣        「未来へ」Kiroro

川島「高校の部活の朝練に、自転車50分かけて行ってた。すごく遠かった。
   でもギア一番重くして、つま先でこいでた」

内田「常に筋トレしてるからね、永嗣さんは(笑)でも冬とか相当寒いんじゃ?」

川島「田んぼの中走るわけ。向かい風で本当に進まないから。そんな時に、
   なんかこう、未来ちょっと思い浮かべながら、自転車50分、こいでたね」

内田篤人    「明日への扉」I WiSH

内田 「始発で学校に行ってたから、朝5時前に起きてた。
    毎朝お母さんが車で駅まで送ってくれて、その車の中でいつもこの曲が流れてた。
    1年生の時だから一番つらい時で。重いバッグしょって一歩一歩進むのを、
    時々お母さんは泣きながら見送ってた。
    毎朝弁当も作ってくれてたから、お母さんは4時くらいに起きてたね」

長谷部 「でも『明日への扉』、いいね」

内田 「良いですよ。ただこの曲を聞くと、高校の頃の一番つらかった時の思い出が
    よみがえるから、あんまり聞きたくない」

2曲目   ~初恋の曲~

内田篤人    「青いベンチ」サスケ

内田 「高校2年生のとき。部活終わり、皆で部室でこの歌を歌って、そのまま静岡駅で(彼女と)
    待ち合わせ、みたいな」

長谷部 「ああ、違う学校の娘なんだ??」

内田 「その、あの…他校の先輩です(笑) 高校とか中学の時の先輩ってキレイに
    見えないですか?」

川島 「ああ、憧れるよね」

川島永嗣 「空も飛べるはず」スピッツ

長谷部「永嗣は?」

川島「中学校くらいだね」

内田「ませてんな~、永嗣さん」

川島「仲良くなってお互い気があるんだけど、話すきっかけとかないじゃん。
   で、なんか貸すっていう口実を作るためにCDを買って(笑)。
   で、『おれCD持ってるよ!』って言って、初めてその娘に貸したのが、『空も飛べるはず』
   だったの!」

川島「マコは?」

長谷部「いや・・・俺の場合は中学も高校も、お付き合いしたっていうのは、あったけど、
    期間が短かすぎて、付き合ったっていう感じが、すごい失礼なんだけど、そういうのが
    無くて。
    高校出るまでデートとかしたこと無いの。電話するぐらい。
    だから、本当に向き合って真剣に恋愛したっていうのはたぶんプロに入ってからなの。
    だからね、正直、曲が、あんまない」

川島「無いんかい!(笑)」

3曲目    ~ 日本代表としてW杯へ ~

川島・長谷部・内田   「WAKA WAKA」シャキーラ

2010 FIFAワールドカップの公式ソング
南米出身の歌姫シャキーラのダンスナンバー

長谷部「この曲大好きで。トレーニングルームで流れてて、踊りながら
    歌いながら筋トレする!みたいなね」

川島「相当流れてたね、あんときは」

内田「・・・俺、あの曲嫌いなんだよね」

長谷部「えっ!?」

内田「ワールドカップ出れなかったからね。聴きたくない、あんまり」

川島「あー、逆にね」
 
内田「聞きたくないあんまり」

内田 「『ここで使ってくれないか!』って正直思ったし、そこまでいくのに自分が
    疲れちゃったのね、南アフリカ行くまでに。
    だから、『まあ外されて当然だわ』って思う自分と、
    『ここまで頑張って来たのにな』って思う自分がいて、すごい複雑で、大会中は
    やっぱり…納得しなかった」

川島 「相当消耗してたよね。鹿島でもずーっと出て、19で代表呼ばれてさ、
    すぐ出始めてたじゃん」

内田 「ずっと辞めたいと思ってたもん(代表)。
   『行って疲れるならもういいや・・・』と思ってたし、行って良い事ないと思ってたもん、
    日本代表は」
 
長谷部「今でも、流れてるのを聞いたら、こう・・・やっぱ来るものがある?」

内田 「うん。消すもん。パッて」

4曲目    ~ 海外への挑戦・挫折 ~

長谷部誠    「星になれたら」Mr.Children

長谷部「ずっと海外でプレーしたいという思いがあって。その夢を捨てきれない自分もいて、
    悩んだ時に、日産スタジアムでミスターチルドレンさんのライブがあったの。
    そこで『星になれたら』を聴いてて、『やっぱり俺、海外でプレーしたい!行きたい!』
    と思った」

ドイツで…

長谷部「家帰ったら、ミスチルのライブDVDをつける。
    田舎というか、何もするところが無いから、その繰り返し。
    寄り添うものが音楽しかなかった。
    だから、音楽と会話してるみたいな。傍から見たらちょっとかわいそうな感じ」

川島 「でもそれ言ったらさ、今も変わってないのかな(笑)」

内田 「こないだ長谷部さんち行ったら、俺が起きてても寝ててもずーっとミスチルの音楽
    大音量で聴いてて、ずっとこの人これなんだ」

長谷部「(笑)」

川島永嗣    「VICTORY」R.ケリー

R.ケリー
  アメリカR&B界を代表するシンガーソングライター
  2010 W杯 南アフリカの開会式にも出演した

「 Victory 」 歌詞:訳

      壁をぶち破り どんな困難も乗り越える
       波を起こして 変化の訪れを信じる
    
       試練を吹き飛ばし 最後まで乗り越える
      俺が勝利の声を挙げる日が 必ずやってくる

川島「『進めば進むほど、谷はすごい深くなっていくし、でも最後まで火を絶対消さないで、
   そうすれば、絶対最後に勝利は来るから』みたいな歌詞。
   アジアカップの時にすごい聞いてた」

長谷部「2011年か」

川島「あの優勝した時からよく聞くようになった。
   今まさに、優勝を争わなきゃいけないチームにいて、改めてヨーロッパで
   キーパーに求められる役割の大きさを感じたシーズンだった。
   音楽を聞くと、思い出すじゃん、勝った時の。
   苦しかったけど、乗り越えた時のイメージとかが出てくるから、
   ちょっと辛かったりしても、またやろうかな、みたいな」

内田篤人 「Skinny Love」バーディー

バーディー
  2011年 14歳で鮮烈なデビューを飾ったイギリスの歌手
   現在17歳 ヨーロッパで大人気

内田 「俺大きなケガして、チームに戻った時には、もう入れるとこがなかったんだよね。
    それで2か月くらい試合出れなかった時は、一番キツくて…。

    あんまりそういうの表に出したくないタイプなのね。心の上下を。
    でももういい加減、キツくて。
    夜、ライト消してもらって、みんな帰ったあとに一人でグラウンド10周くらい、
    泣きながら、泣き終わるまでずっと、雨ん中バーって、一人で走ってた。」

長谷部「泣いてたの?」

内田 「泣いてた。でもそれを日本人が見てるんだよ。
     フードかぶってずっと下向きながら、コートの白線の上をずーっと、
    下だけ見ながら…。
    ドイツのチームメイト教えてもらったこの曲は、試合後に絶対聞く」

1 2 3