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なぜ池上彰はこんなにも選挙特番で「攻められる」のか

今年も始まる池上彰さんの「参院選ライブ」。どうしてこんなに毎回毎回、国会議員を「攻められる」のかを調べてみました。

更新日: 2014年12月19日

shunkakuさん

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1.テレビ人である前に「ジャーナリストである」という自覚

矜持があるかないか

「取材する時間がない」ということで、仕事を特番に限定したようだ。解説者である前にジャーナリストである、という矜持がある

池上彰:
「選挙に勝ってよかった、じゃない。いろんな責任をこれから負うのだから『今の気持ちは?』なんて聞きたくありません!」

確かに、これから責任を負ってもらう政治家に「当選おめでとうございます」なんてことを言ってもらいたいんじゃなくて、しっかりと厳しい質問をしてほしいです。

2.フリーである

しがらみがないのは、大きい

池上氏は政治家とのしがらみがないため、ドS丸出しの直球質問をぶつけまくる完全な“ガチンコ”で臨むことができた

テレビ局のサラリーマンキャスターには、なかなか踏み込めない領域に踏み込むには、フリーでいることが必要条件の1つなんでしょうね。

<テレビ局関係者>
「本来ならコメンテーターや解説者といった立場の人間は、政治家との付き合いもあって全ての議員に噛みつくようなマネはできません。しかし、池上さんはニュース解説にこだわるつもりはなく、テレビ番組のレギュラー出演も昨年3月で取りやめ、今はあくまでジャーナリスト活動の一環として出演している。裏の懐柔工作が通用しない相手ですから、政治家にとっては厄介でしょうね(笑)」

3.テレビ東京という存在

もともと「独自の道をゆく」テレビ東京

テレ東には池上氏と付き合いの深いプロデューサーがおり、局側としても各局の選挙特番に負けない強みを求めていた

昨年12月放送の「池上彰の総選挙ライブ」は、優れた番組に贈られる「ギャラクシー賞」優秀賞などを受賞した

文句言えないですよ、事実上、日本国内のテレビ番組作りの最高の栄誉となっているギャラクシー賞取ってれば。実績も伴って、もはや敵なし。
※ギャラクシー賞について:
http://www.houkon.jp/galaxy/

◆そして結局、池上彰が「受け入れられるワケ」

池上さんの毒は視聴者の不快感にはつながらず、人を引き付ける魅力となっている。その理由の一つは毒の活かし方を池上さんが心得ているから

ラジオの番組を一緒に担当している女性アナウンサーが結婚し、披露パーティーで挨拶を頼まれたときのこと。

お相手の男性も、ラジオのパーソナリティーでした。

そこで私は、こう言いました。

「新婦と初めて会ったとき、ラジオのアナウンサーで顔は聴取者に見えないのに、なんて美人なんだろうと思ったのですが、きょう新郎に初めてお会いして、なるほど、ラジオ向きだなあと思いました」

弱い側の立場に立ち、力のある者をチェックするという記者の気骨。それが普段の毒吐きにもこうした場面での即応力にもつながっている

避難所の女性:
「私たちは奇跡的に助かったが、全然先の見えない生活をする中で、もしかすると津波に流されて終わったほうがよかったんじゃないか、という声が聞こえました。」

この時、政治家は「国はきちんと対応している」と被災者の不安には向き合わなかった。

これに対して、

池上彰:
「気持ちはわかりますが、いっそのこと津波に流されてしまえばなんてことを言ったら…。そのとき流された人の分まで、皆さん生きていかなければいけないんですからね。その人たちの分まで、みなさんしっかり生きて下さい。みんなで皆さんのことを見ていますから。これからも助け合って下さい。みんなで援助していきますから。」

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